「ほんとのいえ」内観 (リノベーション) (神奈川県横浜市)

以前は大量の本が整理しきれず、持っているはずなのに探し出せない本を何冊も買ってしまっていたとのことです。

これは1万5千を超える本との生活をするための住宅です。

光、風、小さな場所を本と絡めながら、生活空間を構成し直しました。改修前の汎用性の高い間取りから、住人のための本当の家を目指しました。

2世帯住宅になっており写真にある本棚の住宅が2階。1階は、介護が必要なご両親のためのバリアフリー住宅。2階は大量の本が威圧的にならないよう、本棚に複雑な穴を空けています。その穴から風や光が家中に回るようになっています。更に少し大きな隙間を作って書斎空間になっていたり、茶室のような畳空間があったりと、本棚の中に生活空間を編み込んでいます。

築年数は40年。膨大な本を2階へ収蔵するための補強をし、更にこの本の重みと補強した基礎の重みがが建物全体の重心を偏らせ、崖地に建つ家を守るようにも工夫してあります。

雑誌pen掲載作品 2015年11月1日号

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 5450
  • 95
  • 0
  • いいね
  • クリップ
写真:畑亮 suzuken.archi
写真:畑亮 suzuken.archi
写真:畑亮 suzuken.archi
写真:畑亮 suzuken.archi
写真:畑亮 suzuken.archi
写真:畑亮 suzuken.archi
写真:畑亮 suzuken.archi
写真:畑亮 suzuken.archi
  • 5450
  • 95
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

全国各地にて活動しています。建物に寄せる想いや、物語りを織り交ぜて設計することを得意としています。あなたにとって素敵な建物を提案します。

鈴木貴詞【スズケン一級建築士事務所】さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア