簡単に作れて長期保存OK！コロナ禍の今、おうち時間を楽しむ＆できあがったら保存食にもなる「ジャム」が再び注目の的。

ジャムは保存食としても最適

作るのが楽しく、できあがると保存食としても役割も果たすことからか、最近、ジャム作りの問い合わせが多いと教えてくれるのは、お菓子研究家・飯田順子先生。「果物と砂糖、基本はこの２つの食材だけ。ジャムはとてもシンプル。そして、作り方も水分が出るのを待って煮るだけと簡単です。だからこそ、味と香りと酸味や甘みの微妙な配合で、驚くほど違った顔を見せてくれます。できあがったジャムをびんに詰めると、フレッシュなフルーツとは違う深みのある色になります。その美しさもジャム作りの楽しみです」

いちご、りんご、オレンジから様々なフルーツを使ったジャムを紹介

「ガラス越しに眺めるのも楽しいし、ふたをあけてスプーンですくう瞬間は、ときめきます。季節ごとに、様々なフルーツを使えるのも、ジャム作りの魅力です」と飯田先生。本書では、定番のいちご、りんご、オレンジから始まり、あんず、ラズベリー、ブルーベリー、桃、メロン、マンゴー、パイナップル、キウイフルーツ、グレープフルーツ、ぶどう、いちじく、チェリー、バナナなど様々なジャムの作り方を紹介。また、フルーツ以外のジャムやミルクや豆のおしゃれなペースト、甘くない塩ジャムなど、合計１００レシピを掲載。

QRコードから作り方の動画にアクセスできる

ジャム作りの基本である道具や保存法、おいしく作るコツなども充実しており、１冊あれば永久保存版。基本のいちごジャムは、ＱＲコードから作り方の動画にアクセスできるため、タイミングや様子を確認しながら作ることができる。寒い冬、うちにこもって、保存食づくりを楽しむお供になりそうな一冊です。

目次

Ｐａｒｔ１　定番フルーツのおいしいジャム
Ｐａｒｔ２　いろいろフルーツのおしゃれジャム
Ｐａｒｔ３　かわり素材のペースト＆スプレッド
Ｐａｒｔ４　野菜を使ったジャムと塩ジャム

著者プロフィール

飯田順子
お菓子研究家。結婚を機にお菓子作りと研究にとり組む。独学で学ぶ一方、渡仏し、エコール・リッツ・エスコフィエ、ルノートル（パリ校）で本格的にフランス菓子を学ぶ。また、たびたび訪仏し、パリから地方の小さな町までさまざまなお菓子情報を収集し、独自のレシピ開発にも力を注ぐ。コンフィチュールの名店からママンの作るジャムまで、フランス流のジャムレシピにもくわしい。1998 年より都内にてパン、お菓子の教室を開き、現在中目黒で「Atelier Feve（アトリエ フェーヴ）」を主宰。著書に『果実酒・果実酢・フルーツシロップＢＯＯＫ』『こねない！糖質オフパン』（ともに主婦の友社）、『ＧＯＰＡＮでお米パン』『毎日食べたいポップオーバーアイデア帳』（ともに東京書店）、『ホームベーカリーで毎日焼きたてパン＆スイーツ』『ホームベーカリーで簡単手づくり！ 体にやさしいパンとスイーツ』（ともに学研プラス）など多数。

書誌情報

タイトル：『季節の果物で作るおいしいジャムレシピ１００』
著者：飯田順子
定価：本体1500円＋税
発行：主婦の友社
発売日：2020年12月25日（金）
ISBN：978-4-07-446724-2

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