「三滝の家」造り付けのホワイトボードがある家

広島市内の中心部にも近い閑静な住宅地の中にあるこの敷地は多くの友人を招き入れることの出来る住宅。
クライアントは新婚まもない夫婦2人と産まれたばかりのお子さん。工事はお子さんの誕生を待って開始された。
外観は黒と白のモノトーンの壁に、アクセントで木を使い、全体的にシンプルな構成としている。
黒い箱についている木のルーバー部分の中は水まわりからつづくバルコニーになっており、外部からの視線をさえぎりながら光と風を取り込むようになっている。
敷地南側に庭を配置し、庭に向けて開くカタチで各部屋をレイアウトしている。南側に大きな窓を開け、、上部の軒の出をしっかりと計算することで、夏の強い日差しは室内に入らず、冬の暖かい日差しは室内の奥深くまで届くように計画した。
一歩、室内に入ると外観の硬いイメージとは一転してやわらかい雰囲気の室内が広がる。室内は多くの友人を招きいれることもあり、できる限りの壁をなくし面積以上に広がりのある空間をつくりあげた。また、この家の一番のポイントである造り付けのホワイトボードは巾1.5m×高さ2.2mもあり、あるときは会議に使われ、あるときは子供のお絵かき・・・・と描いて、消してを繰り返しながらもこの家の歴史を着実に塗りこめて行くのではないだろうか。

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野村 和慎 arch-plus.info
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