狭小敷地に建つ木造耐火の3階建て住宅|亀戸の家

都心にたつ狭小住宅です。敷地面積17坪・防火地域という条件に加え、3階建てにしたいという建主からの要望から、木造耐火建築物として設計することになりました。木造耐火建築物とするためには、外壁の耐火性能はもちろんのこと、内部も木の軸組をすべて総厚42ミリの石膏ボードで覆わなければばなりません。設備ルートも耐火被覆した構造の外側に追い出す必要があり、通常の木造よりも内法が随分減ってしまいます。

厳しい条件下で救いだったのは、敷地の両隣が旗竿敷地で、その竿部分で採光が取りやすかったことです。三方向から光を入れることができ、「どの時間帯でも暗くならないのが嬉しい」という感想をオーナーから頂戴することができました。

キッチンは、家事をしながらプレイルームとなっている子供室の確認ができ、かつ、3階ルーフテラスの様子も確認できる場所。その空間構成は、幼児をかかえながらの家事のストレス軽減につながります。
ただ見渡せるだけでなく、空間にいろんな方向から光が入り込むこと、視線の抜けができていることは、大らかなご家族にうまくマッチングしました。

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白崎泰弘・白崎治代のパートナーシップによる設計事務所。男女両方の視点から設計し、機能的でありながら、住み手の心に響くデザインを心がける一級建築士事務所です。

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