
家を建てる。 木製サッシ
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日本の住まいに
窓ガラスが
取り付けられるようになったのは
明治以降のことで
とすると
それまでの長い歴史上の住まいは
ずっと、気密や断熱性能を
確保していなかった訳で
過酷だったんですね。
人の寿命も短くなる訳です。
明治以降に普及した窓は
いわゆる木製サッシ。
薄くて、小さいガラスを
はめ込むために
縦横の桟を取り付けた
障子がグレードアップしたような
レベルの窓でした。
気密とは
窓と窓同士や窓を閉めた時に
枠との間に隙間ができないこと
窓の断熱とは
主にガラスに求められる性能ですが
どちらも、今のレベルでいうと
まったく不十分でした。
そこに、登場するのが
アルミサッシ。
それも昭和35年頃
経済成長期からの話ですから
昭和生まれの世代にとっては
つい最近のことです。
このアルミサッシの性能と
ガラスの性能が上がることで
住宅の気密性能は
大きく変わってきました。
この経済成長期に
木製サッシの性能を上げる方向に
日本は進まなかったんですね。
ひとつ考えられるのは
第2次産業の発展が
経済成長を支えたので
スチールやアルミの工業製品が
普及したということ。
そして、もうひとつが
木製で、気密性の高いサッシを
作るのが難しかった
ということです。
木はどうしても
伸縮したり、反ったりして
変形していきます。
ガラスの性能も上げる必要があり
重くなってもいくので
重量に耐えなければなりません。
これまで
建具屋さんに
オリジナルの木製サッシを
作ってもらうこともありましたが
動作が重くなったり
鍵がかかりにくくなったり
調整が大変でした。
輸入商品も選択肢にありますが
サイズが合わなかったり
フレームが太かったりで
満足できません。
現在では
木製サッシを専門に作っている
メーカーも出てきていて
高い性能の木製サッシを
付けることも可能になってきています。
キマド株式会社
ただ、高い!
古民家のリノベーショなどでは
アルミサッシではダメなところが
出てくるんですね。
今度は、コストとの戦いも始まります。
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