【飯テロ御免】国民食カレーのルーの頂上対決。制したのはまさかのPB商品でした!

日本の国民食といっても過言ではない「カレー」。さまざまなカレールーが販売されていて、家庭でも簡単においしいカレーを楽しむことができます。でも種類が多すぎて、イマイチどれがいいのか分かりづらいですよね。そこで、市販のカレールー27製品を食べ比べ。上位3製品をご紹介します。

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※本記事は『自宅で作るカレーの便利帖』(2019年5月1日発行・晋遊舎刊)掲載時の記事を再編集したものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

プロがおすすめするカレールーとは!?

日本の国民食とも言えるカレー。専門店もたくさんありますが、本当のところ「我が家のカレーが一番!」と思っている方も少なくないのでは?

自宅で簡単においしいカレーが作れるのは、市販のカレールーの力が大きいのではないでしょうか。

でも、ひとくちに「カレールー」と言ってもいろいろな種類がありますよね。スーパーの売り場には「バーモントカレー」のような超ロングセラー品はもちろん、本場の味を追究したものや、カロリーオフタイプなど多種多様なカレールーが並んでいます。

(C) kudoh/123RF.COM

「家でもっとおいしいカレーを作りたい!」とか「たまには定番以外の味も楽しみたい」と思っても、パッケージだけではイマイチ選びづらかったりします。

そこで、市販のカレールー27製品を集めて、「辛さ」「香り」「コスパ」「旨味深さ」「おいしさ」に注目して、比較テストを実施。

フードジャーナリストやカレー店の店主さんなど、カレーを知り尽くしたプロ5人に実力をチェックしてもらい、おすすめ順ランキングを作成しました! 上位3製品をご紹介します。

名称通りのコクと旨みが広がるeatime「直火焙煎カレールウ」

イータイム(eatime)
ビーフとオニオンが味の決め手
コクと旨みの直火焙煎カレールウ 中辛
価格:288円

内容量:150 g(8皿分)
原材料:食用油脂(牛脂)、小麦粉、糖類(砂糖、果糖)、食塩、でん粉、カレー粉、たん白加水分解物、酵母エキス、ビーフエキス、チャツネ、脱脂粉乳、スパイスミックス、クミン、コリアンダー、パプリカ、オニオンエキス、フライドオニオンパウダー、唐辛子ほか

フレークタイプ

写真左:カレールーの原型 写真右:調理後

▼評価はコチラ
辛さ  :52点
香り  :79点
コスパ :80点
旨み深み:77点
おいしさ:83点
総合点 :74.2点

1位はeatimeの「 コクと旨みの直火焙煎カレールウ」です。eatime(イータイム)はマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東が統合されたユナイテッドスーパーのPB商品。化学調味料不使用、国産小麦使用というこだわりが高得点につながりました。

料理研究家

印度カリー子 氏

喫茶店にあるようなカレーの味ですね。個人的には焦がしたような深みがとても好きです。

フードジャーナリスト

はんつ遠藤 氏

このままフレークとして砕いてサラダにかけても楽しめそう。マジメな風味が好感が持てます。

料理家

風間章子 氏

シチューの延長線上にあるようなカレーですが、塩味も薄く、上品な味わい。スパイスも香ります。

カレー店店主

美智子カレー 氏

食べやすくてコクがある。バランスの取れた味でコスパもわりと良い。全体的にすぐれています。

編集者・ライター

松本祐貴 氏

上品な欧風シチューのような味わい。日本のカレーより欧風カレー好きにオススメしたいです。

味を深める別添ペーストが秀逸 ハウス食品「ザ・カリー」

ハウス食品
ザ・カリー 中辛
価格:314円
※Amazonパントリー商品です

内容量:140g(5皿分)
原材料:牛脂豚脂混合油、でんぷん、カレーパウダー、小麦粉、食塩、砂糖、香辛料、デキストリン、しょう油加工品、粉末ソース、ローストオニオンパウダー、酵母エキス、調味油、ガーリックパウダー、脱脂粉乳、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、乳化剤など

固形 + ペーストタイプ

写真左:カレールーの原型 写真右:調理後

▼評価はコチラ
辛さ  :56点
香り  :75点
コスパ :73点
旨み深み:79点
おいしさ:82点
総合点 :73.0点

2位はハウス食品の「ザ・カリー 中辛」。特製のカレールーだけでなく、煮込み用の「ブイヨンペースト」が添付されている高級商品。メーカー公式のオススメレシピでは、肉をペーストに漬けて炒めることを推奨しています。

料理研究家

印度カリー子 氏

牛、豚、鶏、どんなお肉にも合いそうなバランスの良さ!この値段でこのクオリティーならお得ではないでしょうか。

フードジャーナリスト

はんつ遠藤 氏

リッチに感じるコク、とろみがうまく配合されていて、老舗の力量というか技を感じます。

料理家

風間章子 氏

古くから親しみがあるスパイス・カルダモンの香りがとても強く、味わい深いのがいいですね。

カレー店店主

美智子カレー 氏

高級感のある上品なコクと香り。子どもに食べさせるには味わいが強すぎるかも。大人のカレーです。

編集者・ライター

松本祐貴 氏

少し変わり種な欧風カレーともいえます。大人好みの深み、スパイス感があるのが印象的でした。

後味のよさにリピート必至! 江崎グリコ「ZEPPIN」

江崎グリコ
カレーZEPPIN 中辛
価格:302円
※Amazonパントリー商品です

内容量:175g(8皿分)
原材料:食用油脂(牛脂、ラード、パーム油)、小麦粉、コーンスターチ、カレー粉、食塩、砂糖、チキンブイヨン、りんごペースト、ソースパウダー、たまねぎパウダー、ローストガーリックペースト、たまねぎエキス、還元水あめ、にんにくパウダーなど

固形タイプ

写真左:カレールーの原型 写真右:調理後

▼評価はコチラ
辛さ  :58点
香り  :72点
コスパ :80点
旨み深み:74点
おいしさ:78点
総合点 :72.4点

3位は江崎グリコの「カレーZEPPIN」。iTQi(国際味覚審査機構)の三ツ星を2年連続獲得したというグリコの高級商品。マッシュルームと香味野菜のデュクセルソースと40数種類のスパイスが決め手です。

料理研究家

印度カリー子 氏

ガーリックの香りを感じ、ルーだけでも十分に美味しい。香りと辛味のバランスもよかったです。

フードジャーナリスト

はんつ遠藤 氏

爽やかに広がる芳醇な後味。とろみの感じにもうひと工夫あれば、かなりのトップクラスになりそう。

料理家

風間章子 氏

後味にスパイスのパンチがいい感じに残るので、また食べたい気分にさせてくれます。

カレー店店主

美智子カレー 氏

塩味もちょうどよく、まとまったカレー。コクが少ない分、万人が食べやすい味になっている思います。

編集者・ライター

松本祐貴 氏

野菜の甘味にウソっぽさがなく、油脂もそんなにイヤではない。一家にひとつは常備しておきたいルーです。

▼詳しい検証方法とランキングはこちらでご紹介しています。

以上、オススメのカレールーをご紹介しました。記事を参考にお気に入りを見つけてみてください。

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