中古を買ってリフォームって何がいいの？知っておきたい4つの魅力

近年、中古物件を購入してリフォームをして住むスタイルが住宅業界ではますます注目を浴びるようになり、一般の方にも「中古を買ってリフォーム」や「リノベーション」という言葉は馴染みのあるものになってきました。

海外、とくに欧米などでは昔より古い家を住み継ぐという文化が根づいていて、100年の時を超えても住宅は手を加えられその価値を保ち続けています。
一方、日本では家を買うといえば「新築」という時代が長く続き、家の寿命は約30年として30年を過ぎたものは無価値だと扱われてきました。
しかし、日本でもようやく中古の住宅をリフォームするスタイルが認識されるようになり、住宅購入のかたちの1つとして検討・選択する人が増えてきました。

では、中古を買ってリフォームはどういうところが魅力なのでしょう。
新築と比較して、中古を買ってリフォームする時のメリットを4つご紹介します。

１、中古物件は選択肢がたくさんある！

家を買う際には、まず希望のエリアや条件から物件を探しますよね。
その時選択肢は多い方がいい。
不動産情報サイトなどを見るとわかりますが、新築と中古の物件数では、中古物件の方が遥かに多いのです。
しかも中古で買ってリフォームをするつもりなら、リフォームが前提なので室内の古さや間取りなどは気にせず、立地条件や周辺環境などにこだわった物件選びができるのです。

２、自分だけの家が実現

新築住宅は一般的な家庭を想定した間取りや万人受けするスタンダードな内装を採用することが多いため、どれも画一的。
しかし、ライフスタイルや住まいの好みは人それぞれ。
シンプルだけど、それではちょっとツマラナイ。嫌いじゃないけど、それは私の一番好きではない。
よくある間取りだけど、私たち家族には使いづらい…
そう感じる人もいるのでは。

中古を買ってリフォームならライフスタイルに合った間取り、使い勝手の良い設備、お好みのデザインで統一された内装など、オーダーメイドで自分の“一番好き”を詰め込んだ自分だちだけのお住まいが実現できます。
こだわりがたくさん詰まった自分たちだけの家ですから、家への愛着や住んだ時の満足度も高いはずです。

３、新築よりも費用が安い

中古の物件は新築の物件よりも安いです。ですから、中古を買ってリフォームする場合、リフォームの内容にもよりますが物件価格とリフォームの費用を合わせても同条件の新築を購入するより費用が安く済むケースがほとんどです。
また、同じ予算なら新築より広い物件や立地条件のよい物件を手に入れることができます。
ローンを組むことを考えている場合でも、今は中古を買ってリフォームをする人のために中古物件の購入とリフォームをまとめて長期低金利の住宅ローンで組めるようになってきました。

４、新築に比べて資産価値が下がりにくい

家は大切な資産ですから、購入時から大幅に価値が下がることは避けたいもの。
一般的に家の価値は新築時より15年で大きく下落し、その後はほぼ横ばいになると言われています。
これが中古住宅が新築住宅よりも安い理由です。

特にマンションの場合その値下がり方は顕著で、新築で購入すると買った瞬間に２割下がり、築15年で新築時の半分ほどの価値になってしまうことも。新築で購入した物件を売却しようとしたら、売却額より購入時のローン残債の方が多かったという話も耳にします。
逆に言えば、価格が下がりきったであろう築15年以降の中古物件を購入すれば、低価格で購入でき、さらに将来これ以上資産価値が下がるリスクも低いのです。
そして新築同様にリフォームをしてしまえば、築年数も気になりません。

まとめると、好きな場所で自分好みの家を、費用抑えて手に入れられる方法が中古を買ってリフォームなのです。
住まいに妥協をしたくない方や将来住み替えの可能性のある方などは、中古を買ってリフォームを選ぶと満足度の高い住まい選びができるかもしれません。

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