【DIY】で庭にバーカウンターまで?!わが家でアウトドア気分を楽しむワザ ログハウス by キノハス
外で遊んだりくつろいだりするのは好きだけど、わざわざ遠くに出かけるのはちょっと億劫なこと、ありますよね。そんなとき、自宅の庭で楽しめたら気軽に気分をリフレッシュできるはず。毎日だって焚き火やバーベキューができる、Iさんが手作りした庭には楽しい仕掛けがいっぱい。そんな庭づくりのアイデアを紹介します。
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のんびり過ごせるくつろぎの場を手作り
北軽井沢の森の中に暮らすIさん楽しみは、何といっても豊かな自然を満喫すること。木々に囲まれた気持ちいい敷地を生かして、庭にたくさんの「楽しいもの」を手作りしています。そのひとつが、このバーカウンター。
「ここに移住してから外で過ごすことが多くなり、庭での遊びを楽しむためにバーベキュー炉や囲炉裏小屋を作りました。最新作がバーカウンターで、カウンターも屋根も壁も、すべて手作りなんですよ」とIさん。
バーカウンター前に配したパラソルつきのガーデンテーブルとベンチも手作り。森での時間を楽しみに人が集まることが多いので、お客さんにお茶をふるまってのんびり過ごしてもらうのに、この場所が活躍しています。
ビタミンカラーの遊具に子どもが夢中!
庭の中で目を引く、何やらカラフルな一角。ここはお孫さんのために作ったプライベート公園です。ブランコにシーソー、ベンチ、砂場と遊具が揃っていて、楽しみが盛りだくさん。玄関を出て10秒足らずで遊びに行ける公園だから、お母さんの目も行いて届き安心です。
なかでもお孫さんが気に入っているのが、真っ赤なブランコ。このブランコも、木材と金物を組み合わせた手作りです。
「木は切ったりつないだりするのが簡単だから、少し工夫をすれば何でも作れますよ。危険がないようきちんと補強をして頑丈に作るといいですね」とIさん。
外遊びといえば、やっぱり焚き火♪
こちらは焚き火スペース。火を囲みながら過ごす、田舎暮らしならではの贅沢な時間が楽しめます。ブロックを積んだ炉、切り株に板を渡したベンチがワイルドで、訪れるお客さんにも人気のスペースです。
庭でダッチオープンを使った料理を楽しむことはしばしば。外で食べると、不思議といっそうおいしく感じられるんですよね。
夜になると、焚き火スペースはまた違った雰囲気に。揺らめく炎を見ているだけで、時間が経つのを忘れてしまいます。
こちらはバーベキューができる囲炉裏小屋。気候のいい季節はもちろん、小屋もテーブル型の囲炉裏も、もちろん手作り。壁と屋根に囲まれているので、雨の日でも寒い日でも火を囲んで食事が楽しめるんです。
「自然の中で家族3世代が、のびのび過ごせる庭を目指して作りました」とIさん。バーベキューをして、夏なら花火をして、庭を自由に子どもが駆けまわる、街の暮らしにはない豊かさがあふれています。
あざやかなブルーが個性的♪
自然暮らしを満喫するIさんの自宅は、自然派住宅のログハウスです。ログハウスといえば一般的に茶系のイメージがあるので、あざやかなブルーの壁は一風変わった雰囲気かも。でも、意外に自然の風景にマッチしますよね。青い壁に白と赤のアクセントカラーがおしゃれです。
「デザインはもとより、濃い色をしっかり塗ることで日焼けや劣化を防ぐ効果も狙っています。塗装も自分でしたけれど、さすがに高いところを塗るのには苦労しました」とIさん。
外壁の色は住まいの印象を大きく左右する要素。どんな色あいにするのか、庭や周囲との調和も含めて考えてみるのもいいでしょう。
家の中にいても開放感たっぷり♪
3世代6人家族のIさん宅のリビングは、ダイニングキッチンと一体型のスタイルです。薪ストーブのあるリビングには家具を置かずに広々としたスペースを確保したので、小さな子どもたちが元気に走りまわれます。とてもシンプルなインテリアですが、自然素材である木の質感と薪ストーブの炎が、空間に彩りを与えています。
インテリア同様、間取りもごくごくシンプルですが、オープンなLDKは高い吹き抜けと大木な窓で開放感いっぱい。家の中でも木の香りを感じながら、のびのび暮らせるのがログハウスのいいところです。
床や壁と色調だから家具がしっくりなじむ
ダイニングの木製のテーブルとベンチもIさんのお手製。ログハウスの壁や床に使ったパイン材と同じ色調の木材を使っているので、まるでオーダーメイドのようにぴったり似合っています。
ダイニングキッチンとリビングがひと続きなので、大人がキッチンで家事をしながらでも、ダイニングで食後にゆっくりしながらでも、リビングで遊ぶ子どもを見守れる使いやすい間取りです。
離れの寝室はヒノキの香りいっばい
ここはIさん宅の主寝室。ログハウスは2階建てなのに、この部屋は低い勾配天井の平屋建て。ちょっと不思議ですよね。
実はこの主寝室は、ログハウス小屋なんです。母屋のログハウスを建築中に、Iさんが「6人で暮らすには部屋が足りないかも?」と気づき、急きょ小さなログハウス小屋を母屋とつないで主寝室を増築しました。
このログハウス小屋は、建築を頼んでいたログハウスメーカー・高原都市開発の倉庫にあった組み立てキット。そのままでは壁が薄く、ここでの暮らしには寒いので、ログの壁を板で覆って断熱材を入れました。ヒノキの板を使ったので、母屋とはまた違った木の香りが楽しめます」。
主寝室を外から見るとこの通り。小さなログハウスということがわかります。塗装や母屋に合わせてブルーを基調に赤と白を組み合わせました。小屋のキットとして市販されているタイプなので、出入りができるドアがついているのも楽しいポイントです。
北軽井沢の豊かな自然のなかでの暮らしを楽しむIさん。家族はもちろん、遊びに来てくれる人も楽しめる、ホスピタリティが感じられる空間です。
実はIさんは、ここにあるもう1棟のログハウスを「軽井沢 貸別荘 ログハウス ハンモック」という名の貸し別荘として開放していて、お客さんは庭の囲炉裏小屋や焚火スペースを利用できます。
このログハウスを手がけた高原都市開発では、リーズナブルで使いやすい、さまざまなタイプのログハウスを提供しています。自然暮らし、ログハウスに興味がある人は、ぜひのぞいてみては。
雑誌『キノハス』にIさんの記事が載っています。
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