
椅子とテーブルの相性
椅子とデスクの選び方のコツをご紹介
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コロナ禍の影響で、在宅ワークになった方、多いのではないでしょうか?
使い慣れた場所なのにダイニングで仕事していると何だか落ち着かない!
なんて事ありませんか?
もちろん、家事や子育て、普段職場にはない物が目に入って気が散ってしまう、なんて事もあるかも知れませんが、、、
今回は、ダイニングで在宅ワークをされている方に机と椅子の相性のお話をお届け致します。
まず、作業に適したデスクの高さをご存じでしょうか?
実は、椅子の座面高と密接な関係があります。
疲れにくい椅子の条件
自分に合う、疲れにくい椅子の条件は【横幅】【奥行き】【傾斜角度】が身体にフィットする椅子です。
具体的には、深く腰を掛けた時、踵が床にきちんと接地すること。
また、骨盤と背骨が直角になる位置を意識し骨盤を固定する事で、腰への負担も減ります。
「骨盤と背骨が直角になる位置を意識する」と言われても、どうしたら出来るのか分かりにくいですよね。
そこでポイントとなるのが「踵がきちんと床に接地すること」です。
椅子に深く腰を掛け背もたれに背を預けた時に、膝と足首の角度がほぼ直角になっていれば、骨盤と背骨が直角になります。
【座面の高い椅子】または【奥行きの深い椅子】に座ると座面手前の方に座りがちです。足先は付きますが、背中が背もたれに接地しません。逆に深く腰を掛けて背もたれに寄り掛かると足先は付いても踵が浮いてしまいます。その為、骨盤が固定されず腰や背中など、身体を支える筋肉に負荷を掛けてしまいます。
「なんとなく集中出来ない」、「家で仕事をしている方が身体が疲れる」それは身体に合わない椅子に座っているからかもしれません。
これから椅子を選ぶ際は、椅子に深く座った時にしっかりと踵が付くかどうか、確認してみて下さい。
お店で試す場合は、靴底の厚みがあるので注意が必要です。可能であれば、靴を脱いで着席してみて下さい。ご自宅でルームシューズを着用している場合は、ルームシューズを持参するといいかもしれません。
自分に合った椅子が見つかると、自分に合ったデスクが見えてきます。
差尺(椅子の座面の高さからテーブル天板トップまで)=270㎜〜300㎜

自分にあった差尺を見つけることで、長く座っていても疲れない椅子とテーブルの関係性ができます。
先述の方法で自分の身体にあった座面の高さが分かると自ずとテーブルの高さが決定します。
平均的に日本人の体系に合わせ座面の高さを390㎜〜420㎜とすると、差尺を考慮しテーブルの高さは670㎜〜720㎜となります。
一方、海外製の椅子は450㎜〜480㎜、テーブルの高さは750㎜以上のものもあります。これはもともとの骨格の違いや靴を履いて生活するライフスタイルから生じる寸法の差です。
肘の角度は90度~120度を目安に
天板の高さの理想は、自分に合った座面高の椅子に腰を掛け、天板に手を乗せた際に肘が90~120度になる高さです。
肘が90度以下の場合、椅子に対して天板が高いので、肩が上がってしまい首や肩が緊張状態となります。
肘が120度以上の場合、椅子に対して天板が低いので、前傾姿勢になってしまい骨盤が傾き腰や肩に負担がかかります。
折角、疲れにくい椅子を選んでも、机との相性が合わないだけで、どちらも使い心地が悪くなってしまうのです。
また、「書き物をしている時は疲れないのに、パソコンをしていると肩が凝る」と言うことはありませんか?
書き物をしている時は天板の上に紙の厚さしかないので然程気になりませんが、ノートパソコンの場合は10~20mm程手の位置が高くなる為、肘が90度より狭くなり肩に力が入っているのかもしれません。
パソコン作業を前提としたデスクを探している時は、天板までの高さではなく、キーボード等に手を置いた時の肘の角度を意識してみて下さい。
上述を踏まえて、ご自宅のダイニングセットを見直してみると、疲れの原因が、そこにあるかもしれません。
今あるダイニングセットで調節したい!
しかし、例え、合っていなくてもすぐに買替える訳にはいかないのが現状ですよね。
お使いのダイニングセットをリメイクする、という方法もあります。
椅子の座面が高いようであれば、椅子の脚をカット、
テーブル天板位置が高いようであれば、テーブル脚をカットする事でそれぞれ低く出来ます。
※どちらも素材や形状によっては難しい場合もあります。
「それも今は難しい!」という方に応急処置ではありますが、身近な物で改善を試みてみましょう。
既にテーブルと椅子があるので、逆転の発想をしていきます。
まず、今のテーブルで肘の角度を意識してみて下さい。
・テーブルが高ければ、椅子にクッションなどを乗せて肩が上がらなくなるよう調節。
・テーブルが低ければ、天板の上に雑誌などを置き椅子に背を付けても手が置けるよう調節。
次に、椅子です。
・踵が浮くようであれば、足元に雑誌などを置き、踵が接地するよう調整。
・奥行きが深く、背もたれと空間が出来るようであれば、背中にクッションを入れて調整。
以上、簡単ではありますが、参考にしてみては如何でしょうか?
3rdではお客様のライフスタイルに沿った家具のご提案、製作をしております。
お使いの家具の脚カット、リメイクも承っておりますので、お気軽にご相談下さい。
最後まで、ご拝読有り難う御座いました。
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