東北の城下町・岩手県盛岡市へかわいいレトロ建物を見に行こう!

岩手県の県庁所在地である盛岡市は、今も明治・大正時代のレトロな建物が多く残ります。重厚感のあるレンガ造りが美しい岩手銀行赤レンガ館や宮沢賢治ゆかりの光原社など見どころ盛りだくさんです。

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岩手県の県庁所在地である盛岡市は、かつてこの辺り一帯を治めていた南部氏が盛岡城を築いて以降、発展した城下町です。明治、大正時代に建てられたレトロな建物が点在しており、ノスタルジックな雰囲気が垣間見られるんです。

美しいレンガ造りが存在感抜群の「岩手銀行赤レンガ館」

岩手銀行赤レンガ館

1911年~2012年まで銀行として営業していた「岩手銀行赤レンガ館」は、東京駅の設計で有名な“日本近代建築の父”辰野金吾が設計した重厚な赤レンガの建物で、国の指定重要文化財に指定されています。
館内は有料と無料の2つの見学ゾーンに分かれており、有料ゾーンでは当時の会議室などが復元されていたり、実際の資料が展示されていたりと建物や銀行の歴史に触れられます。

岩手銀行赤レンガ館

<住所>

岩手県盛岡市中ノ橋通1-2-20

<開館時間>

10:00~17:00(最終入館16:30)

<休館日>

火曜日、12月29日~1月3日

<利用料金>

大人(16歳以上)/300円
小・中学生/100円
未就学児童/無料

<電話番号>

019-622-1236

元は銀行! 繊細で上品な建物「もりおか啄木・賢治青春館」

旧第九十銀行(現 もりおか啄木・賢治青春館)

「第九十銀行本店本館」として1910年に建てられた、日本建築では珍しいロマネスク風の外観や、細かい意匠が上品な印象の建物です。
現在では建物の保存の目的で、日本を代表する文学者である石川啄木と宮沢賢治にまつわる展示をしている「もりおか啄木・賢治青春館」として営業しています。それぞれ青春時代を過ごした当時の盛岡の様子のジオラマや、ふたりの初版本が展示されています。

もりおか啄木・賢治青春館

<住所>

岩手県盛岡市中ノ橋通1-1-25

<休館日>

10:00〜18:00(最終入館17:30)

<休館日>

毎月第2火曜日、12月29日~1月3日

<入館料>

無料

<電話番号>

019-604-8900

宮沢賢治にゆかりのある商店街「いーはとーぶアベニュー」

いーはとーぶアベニュー

約400年の歴史を持つ商店街である材木町の通りは「いーはとーぶアベニュー」と呼ばれています。岩手出身の童話作家・宮沢賢治とのゆかりがあり、かつて『注文の多い料理店』を出版した光原社があることから、本人の像や光と音楽をモチーフに作られたモニュメントが点在しています。
光原社は現在ではカフェや民芸店になっていて、クラシックなたたずまいの建物が並び、宮沢賢治のファンタジックな世界を楽しめます。

いーはとーぶアベニュー

<住所>

岩手県盛岡市材木町

市内観光は循環バス「でんでんむし」を利用しよう

盛岡駅 でんでんむし乗り場

盛岡駅を起点とした循環バス「でんでんむし」は、主要な観光スポットを網羅した1周5.7kmのルートを約15分間隔、所要時間約35分で運行していて市内観光にとっても便利です。運賃はどこから乗っても乗車1回につき100円、1日フリー乗車券は300円です。

◎でんでんむし
<運賃>1乗車ごとに大人/100円、こども/50円
<1日フリー乗車券>大人/300円、こども/150円
<発売場所>盛岡駅前バス案内所、プラザおでって

レトロな建物が残る盛岡。東北新幹線の停車駅なのでアクセスもしやすいですよ。ぜひ、カメラを片手に散策してみてくださいね。

この記事は2018年8月24日に公開されたものを編集したものです。

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