身体で楽しむアートスポット!! 岐阜県の公園にある「養老天命反転地」に行ってみよう

名古屋から約1時間で行ける岐阜県のアートスポット「養老天命反転地」のご紹介です。起伏に富んだ地形と摩訶不思議な展示のパビリオンが楽しめます。

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岐阜県にあるちょっと変わったアートスポット「養老天命反転地」をご存じですか? 美術家・建築家の荒川修作氏と、そのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏によって創り出された広大なアート空間で、でこぼことした大地に、曲がりくねった細い道や斜めに傾いた建物などが点在しています。“見て楽しむアート”ではなく、歩いたり、登ったり、寝そべったり、“身体でアートを楽しむ”場所です。

感性を揺さぶられる「極限で似るものの家」

養老天命反転地 極限で似るものの家
© 1997 Reproduced with permission of the Estate of Madeline Gins.

「極限で似るものの家」は、岐阜県の形をした屋根が目印の建物です。内部は迷路のように細い通路が広がっており、不規則な傾斜もあります。家というだけあって、椅子やベッドなど家具が配置されていますが、なんと家具が壁にめり込んでいたり、壁で分断されていたりします。さらに天井部分は床を鏡で映したかのように、同じ物が存在しており、大きなスケールで錯覚を楽しめます。

日本列島を模した「楕円形のフィールド」

「楕円形のフィールド」は日本列島をモチーフにした施設です。起伏が激しい地面や148もの曲がりくねった回遊路で構成されており、感覚の不安定さ、危うさを全身で楽しめます。

さまざまなパビリオンが点在しており、暗闇を自分の感覚を研ぎ澄ませて進む「切り閉じの間」や、低い壁を巡らせた地面にキッチンなどの生活の場が閉じ込められている「宿命の家」。床、壁、通路、天井すべてが傾斜した建物である「精緻の棟」など、どれも変わったネーミングです。

養老公園のその他の施設

養老天命反転地がある「養老公園」内や、その周辺にはさまざまなスポットがあり、一日中楽しめます。お花見も楽しめる自然の地形を生かしたプレイグラウンド「こどもの国」もあります。

養老の滝

日本の滝百選に選ばれている「養老の滝」もありますよ。

養老天命反転地へのアクセス

養老公園
写真提供:養老公園

養老天命反転地がある養老公園へのアクセスは、養老鉄道 養老駅から徒歩約15分です。
名古屋駅から電車で行く場合は、近鉄名古屋線を利用して桑名駅へ向かうか、JR東海道本線新快速を利用して大垣駅で養老鉄道に乗り換えてください。岐阜駅から向かう場合は、JR東海道本線を利用して大垣駅で養老鉄道に乗り換えてください。
車で行く場合は、東海環状自動車道 養老I.C.から約10分です。

※2020年1月7日(火)~2020年7月17日(金)(予定)の間、養老天命反転地内が修繕工事をしています。工事期間中は団体料金での入場となります。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、2020年4月11日(土)〜5月6日(水)の間、臨時閉園となります。
今後の状況から再開日を変更する場合がございます。最新情報は養老公園ホームページにて、各施設の最新の情報を確認の上お出かけください。

■養老天命反転地

[住所]岐阜県養老郡養老町高林1298-2
[開園時間]9:00~17:00(16:30最終入場)
[休園日]月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、12月29日~1月3日
[料金]大人/770円、高校生/510円、小・中学生/310円
[料金(団体)]大人/530円、高校生/380円、小・中学生/210円
[電話番号]0584-32-0501(養老公園事務所)
[HP]https://www.yoro-park.com/facility-map/hantenchi/index.php

地面の起伏が激しい場所が多いので、運動靴で行くことをおすすめします。全身でアートを楽しんでみてくださいね。

この記事は2018年10月15日に公開されたものを編集したものです。

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