厳しい自然から守り美しい自然を楽しむ住宅

群馬県の夏の暑さや冬の強風、交通量の多い北側の国道と厳しい自然に囲まれた敷地は60センチ程の高低差があり、南側の桜並木は散歩道になっている。私達は段差をそのまま利用し造成費を抑え、外気や騒音、視線から守られた場を創造出来ないかと考えた。個室を納めた南の箱を下げる事で北の箱上部に大窓を設け、北側にありながらも明るく守られたLDK空間とした。1階からは空を眺め、2階からは30畳あるテラスの先に満開の桜を楽しむ。風の強い北・西の窓は極力なくし、夏の日差しは内部廊下が庇の役割を果たす。建築がない頃、我々は穴の中で暮らし自然から身を守った、そんな根源的な安心感がこの家にはある。

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関東を中心に住宅・集合住宅・店舗・オフィス等の建築設計・監理、インテリアや家具、プロダクトのデザイン等を行っています。この世に一つしかないあなただけの大切な家を…

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