2018年06月08日更新

【ちょっとそこまで甘いもの #14】東大キャンパスに甘味処が!?あんみつで涼を取る夏

甘いものが大好物のイラストレーター・ぬだわさんのエッセイ「ちょっとそこまで甘いもの」。第14回は、東京大学本郷キャンパスの中にあるという、ちょっと珍しい〔廚菓子くろぎ〕を訪れました。ジメジメした季節は和のスイーツが恋しくなりますよね。涼を感じられる穴場のお店をご紹介します。

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目に美しく、食べて爽やか、和スイーツ

じめじめした梅雨の季節。さっぱりした甘味が食べたいな～と向かった場所は東京大学本郷キャンパス！　〔廚菓子くろぎ〕はなんと東大内にある甘味処です。

外観はとってもスタイリッシュ！　高級感が漂います。

キャンパス内とは思えぬ空間にドキドキしつつ季節限定のあんみつセット（1,900円、税込）を注文。せっかくだからとセットの飲み物はお抹茶に♪　すると、華やかなビジュアルでのご登場！まるで懐石料理のよう。

まずは白玉と餡をあわせて一口。モチモチした食感と小豆本来のやわらかい甘さを感じて幸せ……！　氷で器を冷やしているので、下の寒天は最後までひんやりツルッと喉ごしよくいただけます。黒蜜は風味がよくさらっとしているのでた～っぷりかけても大丈夫！

訪問日は雨。テラス席への案内でしたが、ソファに腰をかけるとちょうど目の前には外の緑がまるで一枚の絵のように広がります。雨に濡れた草木のしっとりした匂いもなんだかオツなもの。ゆっくりなだらかな梅雨の時間を過ごしたい時は、ぜひ〔廚菓子くろぎ〕に！

廚菓子くろぎ

●文／イラスト　ぬだわ
東京の下町在住。三度の飯と３時のおやつが大好きなイラストレーター。おいしい噂にはすぐ食らいつく。ズボラだけどおたく気質で、日常がインドアな趣味で充実している。

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