李家幽竹の風水語り〜風水の基本　＃1〜　陰陽と五行

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　インテリアで「風水」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか？
「西に黄色」「龍の置物」…。よく「良いと言われるもの」全て取り入れて運をよくする！と思われがちですが、それはマチガイ。

　インテリア風水で大事なことは「バランス」と「変化」。そしてそれを実行する気持ちのあり方です。「これをやらなくちゃ」「これさえやっておけば」と眉間にシワを寄せてやるのではなく、「どんな風に変わるのかな」「こうしてみようかしら」とワクワクしながら楽しむのが風水です。
運をよくする為に自分ができるのはなにかしら？と楽しい冒険をするような気持ちで聞いてくださいね。

　今回は風水の基本をお話ししたいと思います。
風水の基本となるものは、自然界の成り立ちを表したものです。
その一つを「陰陽」と言います相反する性質を「陰」と「陽」で表したもので、「暗い」「明るい」、「古い」「新しい」など比較的イメージしやすいものです。

そしてもう一つは「五行」と言い、風水で気の説も意をするとき用いられる「木」「火」「土」「金」「水」という性質の分類になります。
この五行にはそれぞれ次のような運気があります。
　「木」・・・仕事運、発展運、出会い運。
　「火」・・・ビューティ運、ステイタス運、ダイエット運
　「土」・・・家庭運、「健康運」「結婚運」
　「金」・・・金運、事業運、玉の輿運
　「水」・・・愛情運

　五行はまた、お互いを助け合い良い運を引き出す「相生」の関係と、対立して運を下げてしまう「相克」の関係があります。
「木」「火」「土」「金」「水」の隣り合っている「気」はお互いを生かしあう相生の関係になりますがそれ以外は対立しあう関係です。
「火」は「木」と「土」とは合いますが、「金」と「水」とはお互いの良いところを打ち消し合ってしまいます。
　風水ではこの「陰陽」と「五行」の生かし合う気を組み合わせて、環境を整え、良い気を取り込み、運を向上させていきます。