モノが多くても片付く！洗面所の収納術【プロのスゴ技】

バスタオルや洗剤、洗濯物、歯ブラシ・・・意外とこまごましたものが多い洗面所。そこで、狭くても使いやすい洗面所にするための収納アイデアをご紹介しましょう！　きちんと整理された洗面所にすることで掃除もしやすくなるので、家事の時短にもつながるはず。

小林尚子さんの洗面所収納アイデア7選

整理収納アドバイザーの小林尚子さんの洗面所は、余計なものが表に出ていない見事なスッキリ空間！
鏡面裏や扉つき収納の中を最大限に活用して、なおかつ常にキレイな状態をキープできるようなたくさんのアイデアがありました。

 
【【洗面所収納１】鏡面裏はケースを使った分類収納】

洗面所の中でも鏡面裏収納の棚は、直置きしているとすぐにごちゃついてしまう場所。小林さんは半透明の収納ケースを使って、分類収納しています。
まず、アイテムごとに収納ケースに入れたら、使用頻度の高いものは手が届きやすい下の棚に、低いものは上の棚に振り分け。
「さらに、子供が朝通学前に使うマスクやカイロなどは右側に配置しています。忙しい朝に『ママ、あれどこ？』って聞かれることがなくなりました」と小林さん。

 
【【洗面所収納２】仕切りケースを使ってヘアアクセを収納】

カラフルなヘアゴムやシュシュ、ヘアピンなども洗面所がごちゃつく一因。小林さんのお宅は娘さんがお二人いらっしゃるので、どんどん増えてしまうのだとか。しかもからまりやすいので、まとめてカゴに入れたりすると取り出しにくくなってしまいますよね。
そこで小林さんは、洗面台の浅い引き出しに仕切りつきのアクリルケースを入れて解決。ひとつずつ入れること、新しく買った場合はひとつ減らすことをルールとしているそうです。

 
【【洗面所収納３】洗面台の下は使用頻度別にゾーニング】

両開きの扉がついた洗面台の下では、使用頻度の高いものは左側の引き出しの中に、低いものは右側に配置している小林さん。
「引き出しを使う時は左側の扉だけ開ければいいので、狭い洗面所の中でも動きやすいんです」と話します。
特に、朝晩使うドライヤーはケースに入れて引き出しの上に配置。そのほか、あいた上部の空間には突っ張り棒を設置してスプレー洗剤とゴム手袋を掛けて無駄なく使っているのもナイスアイデア！

 
【【洗面所収納４】洗濯機の上はカゴを使っておしゃれに！】

洗濯機の上にDIYで棚を２段取りつけ、深いカゴと浅いカゴを２つずつ置いている小林さん。天井近くには突っ張り棒を渡して、ハンガーを掛けています。
「洗濯がおわったらハンガーにかけて、乾いたらここにハンガーを戻す、という流れができて、洗濯がスムーズになりました！」。
さらに同じタイミングで使う洗剤やピンチハンガーなどは洗濯機の左隣の扉付き収納にしまっています。

 
【【洗面所収納５】細かい洗濯グッズはカゴの中に】

洗濯ネットやピンチ、襟汚れ用の石けんなどの洗濯グッズを浅いカゴの中にまとめて収納。
収納ケースを使ってカゴの中を仕切って、ごちゃごちゃにならないようにしています。洗濯ネットがカゴに引っかかるのを防ぐ役目もあるとか。

 
【【洗面所収納６】洗濯後の下着は洗面所に収納】

脱衣室を兼ねる洗面所だから、動線を考えて下着類も収納することに。扉つきの造り付け収納に引き出しを入れて、人ごとに下着や替えのパジャマを収納しています。
入浴前後の動線がスムーズで、各クローゼットにしまうものも減らせるから一石二鳥！

 
【【洗面所収納7】脱いだパジャマのための専用カゴを設置】

小林家では朝の身支度が一カ所で済むように子供たちの制服も洗面所に掛けています。
「当然パジャマを洗面所で脱ぐことになるので、出しっぱなし防止に専用のカゴを置くことにしました」と小林さん。
選んだのは、取っ手つきの浅いステンレスカゴ。下着などをしまっている引き出しの上に置いています。

洗濯グッズに掃除グッズ、身支度アイテムまで、たくさんのものが収納されていた小林さん宅の洗面所。家事動線がばっちりだから時短になって、朝のバタバタも解消されそうですね。
狭い洗面所の収納アイデア、ぜひ取り入れてみてください。

撮影／大滝央子

小林尚子

整理収納アドバイザー。夫の転勤で6回の引っ越しを経験し、整理収納に目覚める。３LDKのマンションでナチュラル&北欧インテリアを楽しむ。著書に「とことん使える！無印良品」（講談社）。

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