こんなの近未来じゃん! 小田急・成城学園前駅の「行き先案内柱」がカッコイイ

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駅で次に来る電車の時刻や行き先を確認する時に見る「行き先案内板」。

天井にぶら下がっていることがほとんどだが、小田急線・成城学園前駅(世田谷区)ではこんな場所にある。

ホームの柱に...(画像提供:小田急電鉄)

なんと、駅のホームの柱に設置されているのだ。

人の目線の高さにあって、見上げなくても視界に入るのが見やすそう。何より、柱に合わせてディスプレイが曲がっているのも特徴的だ。

近未来的な印象だが、なぜ柱に設置したのか。成城学園前駅だけにしかないのか。

Jタウンネット記者は4日、小田急電鉄に話を聞いた。

「成城学園前駅」だけに存在する理由

同社広報部によると、"行き先案内柱"が設置されたのは2017年6月ごろ。

成城学園前駅にのみ設置されており、その理由は成城学園前駅の駅の構造にあった。

見やすく分かりやすい(画像提供:小田急電鉄)

同駅のホームは地面を掘り下げて地下に造られていて、多くの太い柱がある。そのため、天井吊り下げ型では場所によって行き先案内が見づらくなってしまうのだ。それを回避するための策が「柱」だった。

「また、急行や準急など、多くの列車種別が停車する駅でもあり、見やすく分かりやすい情報発信について課題認識していたところ、信号機器メーカーとの協議の結果、柱に取り付け可能な『曲がる表示器』をご提案いただき、採用しました」

柱に設置したことで、課題であった吊り下げ型の行き先案内の見えにくさが解消されただけでなく、見上げる必要がなくなり、利用客の目線で案内が可能になったという。

「縦長のレイアウトを生かし、次発列車の停車駅をより視覚的に表現することが可能となり、分かりやすさの向上も図られました」

まさに一石二鳥だった"行き先案内柱"。SNS上では時折「柱に取り付けるとは...やるなぁ小田急」「こんな丸い柱に合わせて湾曲した案内表示器初めて見た...」「成城学園前の柱にくっついてる電光掲示板いいね」「曲面のディスプレイって『で?』って感じだったけど、これは正しい使い方だ!」など、感心する声が寄せられている。

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