湯垢と水垢は違う？！お風呂特有の「湯垢汚れ」は〇〇性で徹底撃退！

みなさんは、『湯垢』がどんなものかをご存じですか？

「水垢は分かるけど、湯垢はどんなものか分からない。」

そんな方も多いのではないでしょうか。湯垢と水垢は、性質が大きく異なるため、綺麗に掃除するためには、それぞれの特徴をしっかりと理解して掃除することが大切です。

今回は、そんな湯垢の特徴や湯垢を掃除する方法などについてご説明します。ぜひ、参考にしてみてくださいね！

湯垢とは？

そもそも湯垢とはどんなものなのでしょうか。

湯垢は水垢とは異なり、お風呂特有の汚れで、水垢に石鹸カスや皮脂汚れが混ざってできたもののことを言います。

水垢の主成分は、アルカリ性のマグネシウムのため、水垢そのものはアルカリ性の汚れですが、そこへ皮脂や石鹸カスなどが混ざると、化学反応を起こして酸性に変化してしまいます。

そのため、水垢はアルカリ性、湯垢は酸性の汚れで、掃除する場合にも、異なった掃除方法で掃除をする必要があるのです。

湯垢を落とす方法とは

それでは、湯垢の掃除方法をみていきましょう。

先ほども説明した通り、湯垢は酸性の汚れのため、弱アルカリ性である重曹を使って効率よく中和して掃除するのがポイントです。

重曹を使った湯垢の落とし方

1

湯垢をふやかす

湯垢にお風呂用の洗剤をスプレーするか、ぬるま湯をかけてふやかしておきます。

2

重曹をかける

その上から重曹を粉末のままたっぷりとかけます。

3

スポンジでこすり洗いする

スポンジで円を描くようにこすり洗いします。

重曹には研磨作用があるため、強くこすると床や浴槽などを傷つけてしまうことがあるので、注意して洗うようにしましょう。

4

洗い流す

重曹をしっかりとシャワーで洗い流し、最後は水気を残さないように、しっかりと拭き取れば完了です！

重曹がない場合には、研磨作用のあるクレンザーで代用して、同様の手順で掃除を行いましょう。

また、上記の方法でも落とすことができない頑固な汚れの場合には、食器用洗剤に重層を混ぜた重曹ペーストを使って掃除することがオススメです。

食器用洗剤と重曹を1:1の割合で混ぜ、ペースト状にして、湯垢汚れの上に塗り、しばらく置いてから、こすり洗いをして洗い流しましょう。

重曹ペーストに使用する食器用洗剤は、アルカリ性でなければ酸性の湯垢を落とせないので使う前にしっかりとチェックするようにしてくださいね！

手軽に掃除したい方は便利な掃除グッズをチェック！

より手軽に湯垢を掃除したいという方は、湯垢落としに最適な掃除グッズを使うことがオススメです。

スポンジ

湯垢掃除専用のスポンジや研磨剤入りのスポンジであれば、水に塗らしてこするだけで、水垢や湯垢などの頑固な汚れをしっかり落とすことができます。

風呂用洗剤

湯垢を落とすためには、アルカリ性の風呂用洗剤を使うことがオススメです。

スプレータイプのものを選べば、サッと吹きかけて掃除をすることができますよ。

湯垢吸着シート

入浴後に浴槽に入れるだけで皮脂や湯垢を吸着してくれるシートを使えば、湯垢が付着しづらく掃除も楽に行うことができます。

湯垢を溜めないためには？

湯垢を溜めないためには、湯垢の原因となる水垢汚れや皮脂汚れを溜めないようにすることが大切です。

水垢を溜めないためには、入浴後に乾燥した状態を保つことがとても大切になります。

忘れずに換気をすることはもちろんですが、お風呂上がりなどにスクイージーなどでサッと水分を切ってから上がるようにするだけで、汚れがつきづらくなります。

また、シャンプーやボディーソープなどのボトル類の底面は水気が残りやすく、汚れが溜まりやすい箇所の一つです。

定期的にボトルの裏を掃除するようにしたり、直置きするのではなく、ラックに入れたり、フックなどに吊るしたりして収納するようにすると、水切れがよくなり汚れが溜まりにくくなるのでオススメです。

ハウスクリーニングを上手に使おう！

お風呂場などの水回りの掃除は、蛇口や鏡、排水溝など掃除をしなくてはいけない箇所が多く、面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。そんな面倒な水回りの掃除は、ハウスクリーニングを利用することもオススメです。

お風呂場のハウスクリーニングであれば、およそ3時間ほどで1万円～2万円程度で依頼することが可能です。

また、オプションで水垢などの汚れがつきにくいようにコーティングしてくれる業者もあるので、定期的にハウスクリーニングを行うことで、普段から汚れがつきにくく掃除しやすいお風呂場にすることができます。

ハウスクリーニングを依頼する場合には、基本の料金に含まれているサービス内容が業者によってそれぞれ異なるので、どのような内容が基本料金に含まれているのか、何がオプションとなるのかをしっかりと確認してから依頼するようにしましょう。

まとめ

お風呂場で気になる湯垢の特徴や湯垢を掃除する方法などについてご説明しました。今回ご紹介した内容を、ぜひ参考にしてみてくださいね！