使い勝手がよく機能的!失敗しないたて型ブラインド選びの5つのポイント

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プライバシーを守りながら風や光を取り入れられる、とても機能的なアイテム「たて型ブラインド」。
選ぶときには、素材やスタイル、開閉の仕方や取り付け方法など、知っておきたいポイントがいくつかあります。

取り付け方のポイントやサイズの選び方も詳しくご紹介しますので「ブラインドは付けたいけど、取り付けは難しそう」と考えている方の参考になると嬉しいです。

たて型ブラインド(バーチカルブラインド)とは?

たて型ブラインドは、ルーバー

細長い羽根板を平行に組んだものが床・天井に対して垂直に組まれていて、ルーバーを左右に回転させ角度を変えることで、室内に取り込む光や風の量を調節します。
窓に対して、横から入り込む朝日や西日などに有効。
カーテンと同じように左右に開けるため、リビングなど頻繁に出入りする大きな掃き出し窓にぴったりです。

ルーバーが天井から縦に伸びているため、横型のブラインドよりもホコリが溜まりにくく、掃除しやすいのも魅力の1つ。
素材の種類が豊富で、部屋の雰囲気やインテリアに合わせておしゃれな空間を演出する、使い勝手とデザイン性を兼ね備えたアイテムといえます。

【1】素材で選ぶ

ここでは、たて型ブラインドの中でも特におすすめの素材についてご紹介します。

ポピュラーな布製タイプ

たて型は布製のブラインドがポピュラーといえます。
洗濯可能なものや、抗菌・防臭機能付きなど機能が充実している布製タイプは、リビング・ダイニングなど人が集まるスペースで活躍するアイテムです。
汚れても安心なので、お子さんやペットのいるご家庭にもおすすめ。

またカーテンと同じように使えるため、初めてブラインドを使う方でも身近に感じられるでしょう。

生地の種類の豊富さも魅力です。
部屋のサイズや雰囲気、インテリアや生活スタイルに合わせてお好みの生地や柄を選べます。

木のぬくもりを感じられる木製タイプ

商業施設などでよく使われる、木製のたて型ブラインドの魅力は「高級感」です。
北欧風やアジア風など部屋のテイストを問わず使え、木目の美しさやぬくもりを残しながらスタイリッシュな部屋を演出します。
使っていると、木の表情が少しずつ変わっていくのも魅力といえます。

日々のお手入れは簡単で、クロスなどで乾拭きするだけでホコリを落とせます。
ただ木製タイプのブラインドはほかの素材よりも重いため、取り付けが難しい場合があります。
壁に下地があるか、取り付けても重量に耐えられるのかなど、しっかり確認してから取り付けましょう。

最近では、木製風の軽量アイテムも販売されているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

遮光性が特徴のアルミタイプ

アルミ製のブラインドは遮光性の高さが特徴です。
その特徴からオフィスや病院などで使われることが多いアルミ製のブラインドは、軽量で腐食に強く、最近では家のキッチンやバスルームで使われることがあります。

色バリエーションも増えており、部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選びやすくなってきています。

【2】スタイルで選ぶ

たて型ブラインドは、主に3つのスタイルに分かれます。

一般的な「シングルススタイル」、不透明生地のルーバーとレース生地のルーバーが交互に並んだ「ペアスタイル」、不透明生地とレース生地が左右に分かれている「ツーウェイスタイル」です。

シングルスタイル

カーテンのような透けにくい生地を1種類使ったシンプルなブラインド。
多くの木製タイプも「シングルタイプ」です。

ブラインドが主張せず、ほかのインテリアともよくマッチします。
布製のシングルスタイルは、他のスタイルよりリーズナブルなのも魅力です。

ただ、このスタイルのアイテムは光を取り込むためにルーバーの角度を90度にしてしまうと、遮るものがなく室内が見えてしまうので、道に面した1階の窓や隣の家に接している窓で使うのはおすすめできません。

ペアスタイル

「ペアアンサンブル」(タチカワブラインド)、「センターレーススタイル」(ニチベイ)と、販売している会社により名称が違いはあるものの、不透明の生地のルーバーとレース生地のルーバーを交互に配置したスタイルです。

メリットはルーバーの角度を開いてもレース生地が目隠しになり、外から室内が見えにくいことです。
レース生地を通して、柔らかく優しい日差しを取り込めることができます。

2種類のルーバーが交互に並んでいるアイテムだけでなく、レースのルーバーが不透明のルーバーに直角に付いているものなど、様々なペアスタイルがあります。

ツーウェイスタイル

タチカワブラインドで販売されている「ツーウェイスタイル」は、1本のレール上に不透明のルーバーのみが並んだブラインドと、レースのみのブラインドが並んでいて、それらを左右に移動させて切り替えて使います。
日中はレースのルーバーで光を取り込み、夜は不透明のルーバーをしっかりと閉めて光を遮りたいという、どちらの希望にも沿ったおすすめのアイテムです。

【3】ルーバーの幅で選ぶ

販売されているたて型ブラインドのルーバー幅は、主に2種類あります。

幅狭タイプ

販売している会社により差はありますが、ルーバー幅75ミリ・80ミリがポピュラーな幅の狭いタイプのサイズです。
室外からの光を取り込みやすく、開放的な部屋を演出します。

ただし、ルーバーの幅が狭い分、1つの窓に対するルーバー数が多くなってしまうため、割高になります。
重量が重くなることも念頭に入れておきましょう。

幅広タイプ

幅広タイプの一般的なルーバーの幅は10センチです。
幅が狭いタイプより遮光性が高く、寝室などにおすすめです。
夏は遮熱し、冬は室内の温かい空気を外に漏らさないので、省エネのアイテムともいえます。

幅が広い分、1つの窓に対するルーバー数が少なく割安ですが、縦のラインが少ない分、部屋が重たい印象になりかねません。
軽い素材や、明るい色を選ぶとよいかもしれませんね。

【4】開閉・ルーバーの操作方法で選ぶ

次にチェックしたいのは、ブラインドの開き方とルーバーの操作方法です。
ブラインドの開き方により、ブラインドの開閉・ルーバーの角度操作に使うパーツの位置が変わるので、合わせてチェックしておきましょう。

ブラインドの開き方で選ぶ

たて型ブラインドはカーテン同様、開き方を選べます。
たたんだルーバーを左右どちらかに寄せる「片開き」。ブラインドを真ん中から開き、左右両方にルーバーをたたむ「両開き」の2種類です。

窓が片側しか開かない場合は片開き、出入りする窓のスペースを確保したい場合は両開きなど、窓の開閉状況や出入りの頻度に合わせて決めます。

ルーバーの操作方法で選ぶ

ブラインドの開閉とルーバーの角度調節の方法は主に4つあります。

ブラインド片開き・両開き可:バトン式、コード式、電動式

ブラインド片開き可:ワンチェーン式

バトン式

ブラインドの開閉、ルーバーの角度調節をバトン1本で操作するのがバトン式です。
ブラインドを開閉するときは、バトンを持ち左右に移動します。ルーバーの角度調整は、バトンを回転させて行います。

バトンを持って左右に動けば簡単にブライドを開閉できるので、人の出入りが多いリビングの掃き出し窓で使うとよいでしょう。

コード式

コードを引いてブラインドの開閉を行い、バトンを回転させてルーバー角度を調節するタイプです。
ブラインドの開閉とルーバーの角度調節の両方を自分が移動することなく行えるため、幅が広く大きなブラインドに使うのがおすすめです。

ワンチェーン式

ループ状のチェーンを引くことで、ブラインドの開閉、ルーバーの角度調節の両方を行います。
高い場所や手の届きにくい場所にある窓に向いています。

電動式

リモコンを使ってブラインドの開閉、ルーバーの角度調整を行います。
玄関の吹き抜けの上部の高窓など、手が届かないところのブラインドに使えます。

【5】裾の納まりで選ぶ

案外忘れがちなのが裾の仕様。実はたて型ブラインドを使う上で重要な役割を果たします。
ボトムコードは、ルーバー同士をつなぐコードのこと。
ブラインドをスムーズに開閉するために、ルーバーのバタつきや絡まりを防ぎます。

またボトムコードには「防音」の役割もあります。
エアコンなどの風でルーバーが煽られ、ルーバーと窓やルーバー同士がぶつかりバタバタと音が鳴ることがありますが、それを防ぐのがボトムコードです。

ボトムコードは後付けもできますが、ブラインドを快適に使うためにもあらかじめつけておくことをおすすめします。

ブラインドの主な取り付け方とポイント

ブラインドを取り付ける際、主に「天井付け」「正面付け」「カーテンレールを使った取り付け」の3つの方法があります。

ここでは、簡単にそれぞれの取り付け方のポイントをご紹介します。

【天井付け】

天井や窓枠内の天面に金具をビス止めして取り付ける方法です。
天井に取り付けるとルーバーの縦のラインが目立ち部屋が広く見えます。

窓枠内に設置する場合も、すっきりした印象に。

【正面付け】

ブラインドの取り付け金具を窓の外枠の前面にビス止めして取り付ける方法。
窓の高さ・幅より少し大きく作るため遮光性に優れているのが特徴です。

カーテンレールを使った取り付け方

カーテンレールのランナーを外し、金具を取り付けて設置するという方法です。

自宅のカーテンレールに取り付けられるか、耐荷重含めてチェックしておきましょう。

ブラインドの高さや幅の決め方の注意点

ブラインド設置で要注意なのが、ブラインドのサイズの採寸です。

高さや幅などを採寸する際の注意点についてご紹介します。
【高さを決める際の注意点】

通常設置するブラインドの高さを決める際には、取り付け金具(ブラケット)のサイズを含めたサイズで決定します。

一般的に掃き出し窓では、取り付け位置のトップから床マイナス2cm。
腰窓では窓枠の下限プラス10cmが、適性の高さだといわれています。

掃き出し窓の場合、床の素材により微調整は必要ですが、このサイズ感で採寸すると、イメージ通りのブラインドが設置できるでしょう。
【幅を決める際の注意点】
たて型ブラインドを開けた場合、端にたたまれたルーバーが集まります。
これを「たたみ代(たたみしろ)」といいます。

ブラインドの幅を決める際には、このたたみ代のサイズを考慮しましょう。

ブラインドの仕上がり幅を窓枠にした場合、たたみ代が窓にかかり開閉のジャマになります。
ブラインドを両開きにするとたたみ代幅も短くなり、スッキリした見た目になります。
窓の外枠から4cmから10cmぐらい大きくしておけば納まりがよいでしょう。

まとめ

たて型ブラインドは、プライバシーを守りながら風や光を取り入れられる、とても機能的なアイテムです。

部屋に合わせて素材などを選べるおしゃれアイテムでもあるので、あなたにとって最高の組み合わせを見つけ居心地の良い最高の空間を作ってくださいね。

【徹底比較】窓でお部屋の印象が変わる!カーテンとブラインド、どっちがいいの?

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参考資料
※松装株式会社「縦型ブラインド採寸・見積り・注文方法」検索日2022/3/3
※株式会社グラムスタイル びっくりカーペット「【賃貸OK】おすすめブラインド6選! つっぱり式(ノンビス)やカーテンレール活用で穴あけ不要」検索日2022/3/3

1    細長い羽根板を平行に組んだもの

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