塗り壁、なぜフラットに仕上げたい?

塗り壁のフラット仕上げとはとにかく平たんに、ツルツルと仕上げることを言います。

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塗り壁を家づくりに採用したいという方多いですね。

塗り壁を採用したい理由はどんなところにあるのでしょうか。
調湿性能や見た目などいろいろあると思います。

私個人としては職人さんが作り出すコテの印影が
何とも個性的で好きです。

塗り壁のフラット仕上げ、コテ仕上げって?

こんにちは!西東京市を中心に
床下エアコンの家づくりをしている真柄工務店スタッフ
眞柄由紀子です。

塗り壁のフラット仕上げとは
とにかく平たんに、ツルツルと
仕上げることを言います。

コテで仕上げる左官材は
コテの跡が少なからず残りますが、

それをなくす、
または最小限にすることを
フラット仕上げといいます。

フラット仕上げは職人さんの腕にかかってきますが、
そもそも材料として
フラットにできるものと、できない商品があります。

なぜフラット仕上げができないのか?

昔の漆喰壁はフラットに仕上げることが多く、
それが職人さんの力量であり、
腕のいい職人さんの仕事。

それこそ鏡のように
ピカピカにすることができました。

このコテ跡を消すという施工が、
職人さんの技術を必要とするのです。

昔の漆喰はフラットが主流だった

昔の漆喰は土壁の上に施工することがほとんどでした。

そこに石灰石やスサなどで作られた漆喰を塗っていきます。
現代のペンキのようなイメージ。
意匠性を求めて白くしあげていました。

漆喰は乾く前に霧吹きなどで水をかけて湿らせながら
何度も何度もコテでこすってフラットに、
平滑に仕上げます。

昔の漆喰とは違い、
現代の漆喰は、硬化が早いものがほとんどです。

硬化がゆっくりな
昔ながらの漆喰は水分を足すことで柔らかくなり、
きめ細やかな修正が可能となります。

しかしながら現在の漆喰は、
コテ跡を残すことで
美しく仕上げられる商品が主流になりつつあります。

現代の左官材は乾きも早く昔の漆喰とは扱いが違う

水で攪拌した左官材はソフトクリームのような感じです。

それを壁に乗せていくわけですが、
一度壁に乗せた上に二度目を乗せた時に
少なからず段差が出ます。

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