【家づくり】ハウスメーカーか設計事務所か?

こんにちは。クサノユカリ建築設計室です。
家づくりを考える時に、どこへ依頼すればよいか?
主に、ハウスメーカー・設計事務所・工務店等の選択肢がありますが、今回は設計事務所へ依頼するメリットについてお話できればと思います。

これから家づくりをされる方の参考になれば幸いです。

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ハウスメーカーへ相談した後、設計事務所へ相談される方、増えています。

私たちは、家づくりをメインに設計活動をしているのですが、過去に、ハウスメーカーや建売住宅で家づくりの経験があったり、ショールーム(住宅展示場)に行き、住宅の相談をしたお客様が、弊社のような設計事務所へ相談に来られる事が、多くなってきました。
皆さんが口を揃えて言われることがあります。

「今週中に間取りを決めてください。と急かされた」
「色々こだわりたかったけど、キッチンはこのメーカーの中から。壁はこのカタログから。と、決まった中でしか選べなかった」
「単身で住む家を探していたのに、ファミリー向け物件ばかり紹介された」
「社内ルールが多すぎて希望の家が実現しなかった」

ハウスメーカーや建売住宅の会社は、設計事務所と工務店が合体したような業務形態です。
その為、会社には設計士と現場監督が在籍しており、設計→工事をなるべく時間をかけず、テンポよく「さばいていく」ことが重視されます。

あえて、「さばく」という言葉を使用した理由があります。
ハウスメーカーや建売住宅に、設計士と現場監督が在籍しているということは、両方に常に仕事があって、まわっているのです。なので、設計にこだわって、設計期間が「長引く」と、工事スタートがずれ込んでしまい、現場監督が仕事が無い状態となってしまいます。
※「長引く」というのは、会社の予定(=都合)上の話です。
同じような仕様・規模の住宅を建て続け、件数をこなすことで売り上げを出しているので、一つ一つにじっくり時間をかけてしまうと、コスパが悪くなってしまいます。

設計士も現場監督も、1つの物件にじっくり関わるわけではありません。複数の物件を一人で抱えているので、それぞれの物件のお施主様のこだわりや細かな要望に応えたり、無数にあるメーカーから一つ一つ商品を選ぶと、さばききれなくなるのです。
つまり、間取り・仕上げ・メーカー等を標準化(選択肢を絞る)しないとまわらなくなるのです。
その為、お客様の予定やこだわり重視ではなく、会社のスケジュール重視となってしまい、結果、「こだわれない」「急かされた」とお客様が思ってしまうのです。

設計事務所はどうでしょうか?

もちろん、一人の設計士が複数の物件を抱えることはありますが、大前提として設計監理を仕事にしているので、現場監督の都合や、資材調達・年間の成約件数をメインに仕事をしている訳ではありません。
よい建築をつくりたい・お施主様一人一人に合った住宅をつくりたい。その想いで家づくりをしています。
会社の自己都合でお客様を急かしたり、選択肢を与えないなんでことはありません。
お客様が納得された=設計の完了になります。

ほとんどの人が人生で一番高い買い物になる家。とことんこだわってみませんか?

クサノユカリ建築設計室では、初めてのお客様とは無料相談という形で、暮らしのスタイルや趣味・好きな物・ご家族の事 等、建築に関係ない事から親睦を深めて、そこから家づくりをスタートさせています。
お施主様の目線で言うと、建築に携わっていない人が家という建築を作るのです。
はじめは分からないことだらけで不安もあると思いますが、次第に楽しいと思ってもらえるように、じっくりと進めていきますので、上記のようなお悩みを持っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいね。

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