家の湿気問題まるっと解決!【場所別】湿気対策おすすめアイテム紹介
カビや害虫の発生原因になる不快な「湿気」。本記事では湿気対策におすすめのグッズを家の場所別にご紹介します。さらに自宅で簡単にできる湿気対策についても解説。これを読めば、湿気が発生しやすい時期も憂うつな気持ちにならずに快適に過ごせるはずです!
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梅雨シーズンや冬場になると、家の中の湿気や結露に悩まされているという方は多いのではないでしょうか。住まいの中で湿気がこもりがちになると不快なだけでなく、カビや害虫が発生する原因にもなります。
そこで今回は、おすすめの湿気対策グッズを家の場所別にご紹介します。さらにすぐできる簡単な湿気対策についてもわかりやすく解説します。
【場所別】おすすめの湿気対策グッズ
家の構造や間取りによっては、梅雨シーズンや冬場に関わらず、湿気や結露が気になることもあります。そこでまずは住まいの場所別に、おすすめの湿気対策グッズをご紹介します。
【部屋全体】除湿器やサーキュレーターがおすすめ
部屋全体の湿気対策には「換気」がなにより大切です。窓がある部屋なら開けておくだけである程度換気ができますが、窓のない部屋だったり、風通しの悪い間取りだったりする場合には、どうしても湿度が高くなります。
そこで室内の湿気を取り除く除湿器を導入したり、空気循環に役立つサーキュレーターを置いたりして、室内の湿度を下げましょう。
最近ではサーキュレーター付き除湿器も販売されており、除湿と送風の両方ができるため、効率よく湿気対策したい方におすすめです。
◆コンパクトさが魅力「空気清浄機付き除湿器」
こちらの空気清浄機付き除湿器は、本体サイズ13cm×18cm×20cmのコンパクトさが魅力。サイズが小さいのでリビングや寝室、子ども部屋をはじめ、洗面所や玄関、トイレなど、家のあらゆる場所に置けます。
小さなボディながら機能も優秀で、光触媒殺菌で空気を清浄化しながら、室温30℃・相対湿度80%の環境下であれば、1日に約500mlの除湿が可能。タンクの取り外し・排水も簡単で、タンクが満水になると自動停止もするため安心して使えます。また、見た目もシンプルでどんなインテリアにもなじみやすく、動作音が静かな点も嬉しいポイントです。
◆カラーもおしゃれな「サーキュレーターマカロン」
アイリスオーヤマの「サーキュレーターマカロン」は、名前の通りマカロンのような丸みのあるシルエットが目を引くアイテムです。カラーはおしゃれなマット調のホワイト・ブラック・グレー、そしてキュートなピンクの4色展開で、部屋の雰囲気に合わせて選べます。
コンパクト&軽量ながらパワフルな送風で、広い部屋でも素早く換気が可能。また、エアコンの冷風・暖風を効率よく部屋全体へ行き渡らせたり、室内干しの洗濯物の乾きを早くさせたりなど、一年中さまざまなシーンで活躍してくれます。
◆送風&除湿が1台で!「サーキュレーター付き除湿機」
こちらは気温に左右されずに、高い除湿力を発揮するデシカント式のサーキュレーター付き除湿機。1日最大5Lの除湿が可能で、梅雨の時期に悩む洗濯物の乾燥にも役立ちます。
除湿と送風を1台でこなしつつ、サーキュレーター・除湿器として単独で使えるのも嬉しいポイント。本体が傾いたり、本体内で異常な温度を感知したりすると、自動で運転を停止する安全機能も搭載で、小さなお子さんのいるご家庭でも安心して使えます。
【窓や壁】貼り付けできる除湿グッズがおすすめ
「窓が結露する」「壁が湿っている」といった湿気トラブルは、放置するとカビの原因になります。特に壁は下地までカビが侵食してしまうと修復に手間もお金もかかります。対策としては除湿器やサーキュレーターを使う方法もありますが、おすすめは「結露防止シート」や「調湿タイル」といった窓や壁に直接貼り付けて使う除湿グッズです。
どちらの除湿グッズも柄やパターンにバリエーションがあるため、購入する際は自宅の雰囲気に合ったものを選びましょう。
◆窓全面に貼るだけでOK「水で貼る結露防止シート」
窓の結露対策には、貼り付けがラクチンなこちらの結露防止シートがおすすめです。窓を霧吹きなどで濡らして、シートを貼り付けるだけで特別な道具は一切不要。
貼り付けておけば、窓際からの湿気を抑え、カビの発生やカーテンの水濡れも軽減します。約6カ月使用可能で「初冬から春先まで窓の結露に悩まされている」という方にもうってつけのアイテムです。
また、こちらのグッズは結露防止だけでなく、断熱効果もあるため、窓付近の冷気をやわらげてくれます。全面に貼るタイプながら部屋が暗くならないのもいいですね。
◆窓に便利なテープタイプ「結露防止シート」
こちらは窓の下側に貼るだけで、したたる結露を吸収してくれるシートです。これさえ貼っておけば、面倒な結露の拭き取り作業が必要なくなります。テープタイプで貼り付けやすく、貼る場所に合わせて好みの長さにカットできるため、どんな大きさの窓でも対応可能。
さらに防カビ剤が配合されているので、結露だけでなくカビ予防にもなります。おしゃれな柄の両面プリントタイプで、外から見える窓の結露対策にもおすすめです。
◆切って壁に貼るタイルタイプ!「純・2 ボーダータイプ」
壁の湿気対策には、こちらの漆喰塗りタイルが最適です。漆喰は湿度の調整に優れている多孔質素材で、ダニやウイルスの抑制にも効果が期待できます。さらに「純・2 ボーダータイプ」は既存のクロスの壁にそのまま加工可能。切断もカッターでできるため、DIY初心者に取り扱いやすいアイテムです。
ナチュラルなカラーの4色展開でインテリアになじみやすく、リビングやトイレ、玄関など、さまざまな場所の湿気対策に役立ちます。
【床・カーペット・ラグ】除湿シートがおすすめ
床の結露は家の構造や床材などが原因です。特に冬場は加湿器を使って部屋の湿度を上げようとすると、冷たい床付近で空気が冷やされて結露します。そしてこの床の結露は床に敷くカーペットやラグの裏部分にも影響し、お手入れをおろそかにするとカビやダニが発生するおそれがあるので、注意が必要です。
そんな床・カーペット・ラグの湿気対策には「除湿シート」がおすすめです。このアイテムなら床・カーペット・ラグ以外にも布団やベッドマットの湿気対策になり、特に床に直接布団を敷いている方に有効な湿気対策になります。
さらに最近の除湿シートは、色の変化で干すタイミングがわかる「吸湿センサー」が付いているため、より便利になっています。
◆コスパ抜群!「吸湿センサー付き 洗える除湿シート」
こちらの洗える除湿シートは、吸湿センサー付きでセンサーの色が変わったら天日干しのタイミングがすぐにわかります。
また、自宅の洗濯機で丸洗いが可能で清潔さをキープできるのも嬉しいポイント。抗菌、防臭効果もあり、気持ちよい眠りをサポートしてくれるでしょう。
コスパも抜群で初めて除湿シートを購入する方にもおすすめです。
◆生活臭対策もOK!「洗える多機能除湿シート」
こちらの除湿シートは、除湿効果をはじめ、防カビ・防ダニ効果、そして汗や加齢臭・タバコ臭などの生活臭の解消に役立つ優れもの。布団・マットレス・カーペット・ラグの下などで繰り返し使えるため、家中の湿気対策に最適です。
さらにこちらも天日干しのタイミングを知らせてくれる吸湿センサー付きなので、とても便利ですよ。
◆竹炭配合タイプ!「除湿シート竹炭入り」
消臭効果の高い竹炭を配合した高機能な除湿シート。湿気をしっかりと吸い取りつつ、竹炭の力で嫌なニオイ対策もしてくれます。また、素材にB型シリカゲルを採用したことで、吸湿と放湿の両方を行い、湿度を快適な状態でキープしてくれます。
もちろん、こちらにも除湿センサーが付いており、天日干しするだけで繰り返し使えます。シングルサイズのほかダブルサイズも展開されているので、布団やベッドのサイズ、使う用途に合わせて選んでくださいね。
【靴箱・クローゼットなど】置くタイプの除湿グッズがおすすめ
靴箱やクローゼットなどの収納スペースは、空気の入れ替えが難しいため、湿気対策には置くタイプの除湿用グッズが適しています。
除湿剤を置く際は、上の方よりも結露しやすい下の方に置くのが鉄則。特に靴箱は靴のニオイも気になる場所のため、消臭効果のある除湿グッズがおすすめです。
◆短時間でたっぷり吸湿「炭八 スマート小袋 3袋入」
こちらは靴箱や衣装ケースなど、湿気が多くて狭い場所に使用できるコンパクトさが人気のアイテム。調湿&消臭に優れた炭の力で、短時間で気になる湿気&ニオイを解消してくれます。
定期的に天日干しするだけで半永久的に使えるエコな点も嬉しいポイント。薬剤を使用していないので、ペットやお子様のいるご家庭でも安心して使えますよ。
◆瓶などに入れて置くだけ「重曹 Baking Soda」
重曹は掃除やボディケアなど、幅広い用途で活躍しますが、実は空気中の水分を吸収する性質もあるため、除湿剤代わりにもなります。こちらの重曹は750gの大容量で、除湿剤のほか毎日のお掃除やボディケアなど、さまざまな用途で活用できます。
除湿剤として利用する際は、空き瓶などに重曹を入れ、こぼれないようにペーパーナプキンや布などをかぶせて輪ゴムでとめるだけ。定期的にかき混ぜて固まってきたら新しい重曹と取り替えればOK。固まった重曹は掃除などで再利用できるので、エコな湿気対策をしたい方におすすめです♪
◆見せても可愛い「soil FRESHEN」
見た目がキュートなこちらは、珪藻土グッズで人気の「soil」のアイテム。手のひらに収まるほどのコンパクトサイズながら、湿気を吸収し嫌なニオイを軽減してくれる、珪藻土と炭を合わせた調湿脱臭剤です。
6パターンの表情があり複数個購入して並べたり、家のあちこちで使ったりするのもおすすめです。交換目安は約半年~1年。
どうして湿気・結露が出るの?
そもそも、不快な湿気や結露はどうして発生するのでしょうか。ここでは、湿気や結露が生じる仕組みについて解説します。
空気中の水分の割合が増えすぎてしまうから
「湿気」は空気やものに含まれる水分のことで、それに対して「湿度」は空気中に含まれる水分の割合のことをいいます。そして「結露」は、空気の温度と湿度が深く関係しています。空気は温度が高いほどたくさん水分を含むことができます。しかし、空気が急激に冷やされると空気中の水分割合が増えすぎ、水分が結露となって現れます。これが室内温度と室外温度の差で起こる、冬場の結露です。
一方、梅雨時期は気温が高いにも関わらず、結露します。これは空気中の水分量が多すぎて、室内を快適にしようと室内温度を下げることで空気が冷やされ、空気中に溶け込めなくなった水蒸気が結露になってしまうのです。
そして日本には雨が多く湿度が高い梅雨と、屋内と屋外の気温差が激しい冬があるため、結露がなくなることはなく、こまめな湿気対策が必要なのです。
湿気はカビや害虫の発生につながる
湿気の充満や結露を放置しておくと、カビの発生につながります。カビは大量に吸い込んだり、うっかり口にしてしまったりするとアレルギーや体調不良の原因になるだけでなく、ダニやゴキブリのエサになるため、放置しておくとそういった害虫の発生にもつながります。
さらに結露の放置によって住宅の木材が湿ると、それを好物とするシロアリも発生して被害が家におよぶ可能性もあります。つまり、家の清潔さ・安全性を保つためにも湿気対策が不可欠なのです。
湿気対策の方法は?
では、家の湿気対策にはなにが有効なのでしょうか。ここでは、効果的な方法を3つご紹介します。
窓や扉を開けてこまめに換気する
湿気対策としてまず行うべきは「換気」です。こまめに換気することで、室内の湿気を外に逃すことができます。ポイントは窓やドアなど2カ所以上を開いて、空気の通り道を作ってあげることです。
特に雨の日は屋外よりも室内の方が湿度が高くなっている場合もあるため、できるだけ窓を開けて換気をしましょう。
除湿器やサーキュレーター、エアコンを使う
換気と合わせて機械で除湿を行うとより効果的です。例えば、部屋の湿気を吸い取る除湿器・空気を循環させるサーキュレーターなどが扱いやすいでしょう。また、多くのエアコンに搭載されている除湿(ドライ)モードを使う方法も手軽にできておすすめです。
場所に合わせた湿気対策グッズを使う
キッチンやお風呂などの水回りをはじめ、クローゼット・押し入れ・布団・マットレス・靴箱・窓などは家の中でも特に湿気がこもりやすい場所です。また家具の裏など、空気が通りにくく湿気の逃げ場がない場所も対策が必要です。
紹介したように、クローゼットや押し入れには置き型の除湿剤、窓には除湿シートなど場所に応じて最適な湿気対策グッズを使い分け、湿気がこもらない家を目指しましょう。
おわりに
湿気対策を行うなら、まずは家の中で湿気がこもりやすい場所を把握するところからはじめましょう。対策する場所が決まれば、部屋の換気と同時に必要な湿気対策グッズを取り入れることで、手間なく湿気を撃退できます。
ぜひ、紹介した湿気対策グッズなどを活用して、快適な住まい作りに取り組んでみてはいかがでしょうか。
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