ライフステージに合わせて部屋の使い方を見直すと快適に

「子どもが大きくなっておもちゃや衣類が片付かない」
「何だか使い勝手が悪くなってきた」
そんなときは、いつもの「使ったら、元に戻す」という片付けではなく
部屋の使い方から見直したら?というサイン。

家族の成長とともに、必要なモノや行動パターンは変わってきます。
定期的な見直しで、いつも快適な暮らしに。

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どんなふうに暮らしたい?

整理収納片付けサポートでも新築や引っ越しの収納プランニングでも
必ず最初にお聞きするのが、「どんなふうに暮らしたいか」ということ。

たとえば、奥様はお料理が上手で夫婦の共通の友達が多く
定期的に友達家族を呼んで、にぎやかにおしゃべりや料理を楽しみたい、とか。

仕事や趣味が充実していて、外に出ることが多く
家では家事を最低限にして、ゆっくりベッドで休みたい。
家にいる時くらい、ゴロゴロだらだら・・・人なんで呼びたくない!

という方たちがいたとします。
前者は人との交流を家でも望み、家族の成長を楽しむライフスタイル
後者は外での仕事や趣味に生きがいややりがいを求めるライフスタイル
の傾向があるといえそうですね。

この例だと、望むライフスタイルによって、リビングダイニングのつくり(広さも含む)や
必要な食器の量などが変わってくることがイメージできるでしょうか。

また、お子さんの個室の与え方、用意の仕方や
ご主人様の書斎をつくるかどうかなど、家族の在り方をどう考えるかによって
部屋の使い方(新築なら間取りも)変わってきます。

このように、快適な片付けやすい住まいをつくるには
まず、どんなふうに暮らしたいか、インテリアのイメージではなく
具体的な行動で想像できるとより理想の暮らしを実現しやすくなります。

もちろん、これはそのご家庭によって、またライフステージによって変わってきますよ。

部屋の使い方は定期的に見直す

人は大人も子供の成長します。
それによって、必要な物も行動パターンも変わります。
お子さんがいらっしゃるご家庭は特にわかりやすいです。

大雑把なライフステージだと、
①夫婦二人の生活期
②お子さんが小学校に上がるまで(乳幼児)
③お子さんが小学生(学童期)
④お子さんが中高生以上
⑤お子さんが独立し、夫婦または一人暮らし

こんな感じでしょうか。
特に②~④はリビングダイニングの使い方が変わってきます。
二人以上のお子さんがいれば、年齢の違いによって生活時間帯も変わるので
時間差でスペースを使い分けることもでてきます。

お子さんが小さいうちは、ほとんどリビングで過ごすことが多いですが
小学生になると、遊びのスペースと勉強のスペースをうまく分けることが必要になります。

現代のライフスタイルだとリビングやダイニングで宿題や勉強をするお子さんが多いので
気持ちよく食事をするためにも、机や収納をどうするのかよく考える必要がありますね。

また、お子さんの成長に合わせて、奥様が仕事を始めたり(増やしたり)して
家事(仕事)スペースをどこに確保するのか、
書斎としてご主人様が使っていた部屋を子供の勉強部屋に与えるため、
ご主人の物をどうするのかなど、いろいろな可能性を考えることになります。

高齢になれば、二階に上がるのが面倒くさく、必要なモノも減ってくるので
一階だけで生活が済むように、部屋の使い方を変えたくなるかもしれません。

部屋の使い方は家族構成や行動パターン、そもそもの間取りなどによって
何がいいのか全然違います。
ざっと間取り図を書いて、どこで誰が何をすると動線に無駄がなく暮らしやすいのか
是非じっくり考えましょう。

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10年たってもキレイが続く!快適な住まいの収納設計・収納診断、住空間収納プランニングヴィータの渡辺美恵子です。家が片付かないのはモノは多いからと思っていませんか…

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