ウッドデッキのDIY~塗料選びから注意点まで~

DIY時に悩みがちなウッドデッキ塗料の選び方からおすすめ塗料、DIYする際の注意点をご紹介いたします。

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リフォームジャーナル reform-journal.jp

マイホームに設置したウッドデッキ。外壁や屋根と違って木材を使用しているので、早く傷んでしまい、困っている方も多いのではないでしょうか。

ウッドデッキは比較的にDIYがしやすく、業者に頼まず自分で済ませることもできる部位です。

しかし、重要なのが「塗料選び」。塗料選びを間違えると、イメージしていた仕上がりと異なる出来栄えになってしまい、せっかくのウッドデッキが台無しになってしまいます。

ウッドデッキの塗料は、「浸透タイプ」と「造膜タイプ」の2種類があります。どのような見た目にしたいかによって、選ぶタイプは異なるので塗料についてよく理解し慎重に選びたいものです。

本記事では、DIY時に悩みがちなウッドデッキ塗料の選び方からおすすめ塗料、DIYする際の注意点をご紹介いたします。塗料について知識をつけ、後悔しない塗料選びをしましょう!

塗料選びに迷ったら浸透タイプを選ぼう!

ウッドデッキの塗料には「浸透タイプ」と「造膜タイプ」があります。浸透タイプは、木材に塗料を浸透させ腐るのを防ぐ塗料、造膜タイプは、木材表面に塗膜を作り保護する塗料です。
造膜タイプのほうが、塗膜表面で水を弾いてくれるので耐久性が高そうに感じます。

しかし、劣化したウッドデッキはひび割れも発生しており、ひび割れから水が染み込み、ウッドデッキ内部の腐食や劣化が進んでしまいます。

ですので、まずはウッドデッキの状態を正確に把握する必要があります。

浸透タイプなら表面に膜を作らず、保護成分が木材内部に浸透し、内側から効果を発揮してくれます。塗り替え後にひび割れをしても内部を守ってくれるので安心できます。造膜タイプは表面のみの保護なので、内部を守ることはできません。

以上のことから、特にこだわりがなく、塗料選びで迷っている場合は浸透タイプを選ぶと良いでしょう。
浸透タイプと造膜タイプの違いについては、次の章で詳しく比較します。

塗料の種類と選び方

前章で説明した通り、浸透タイプと造膜タイプは仕上がりが大きく異なります。それぞれの特徴を理解した上で目的にあったものを選びましょう。

■浸透タイプ(木目を残したい方におすすめ)
表面に膜を作らず、保護成分が木材内部に浸透し、内側から効果を発揮。塗替え後にひび割れしても内部を守ってくれるので安心。

木目が残るため木材の風合いや手触りをそのまま活かせる。

■造膜タイプ(劣化がひどいウッドデッキにおすすめ)
表面に膜を作る為、雨などの外敵から木材を守る。塗替え後にひび割れが発生した場合、ひび割れから水が内部に侵入してしまう恐れがある。

ペンキを塗ったような見た目になり、木目は隠れる。木材の汚れや傷を隠すことができる。

塗料の安全性を考慮する(水性or油性)

水性塗料は、主な成分が水であり、乾燥時に水が蒸発します。塗料の粘度が高くて薄める場合は水を使用する為、においが少なく、ちいさなお子様がいるご家庭は水性塗料を選ぶと安心です。

油性塗料は、主な成分が油で、塗料を薄める際はペイント薄め液やシンナーを使用します。

耐久性が高いのは油性塗料です。安全性や臭いがきつい等のデメリットはありますが、浸透性や耐久性が高い為、多く選ばれています。

2回目の塗り替えの場合は前回と同じ塗料を選ぶ

みなさんも想像できるように、水と油は反発します。例えば、前回油性塗料を施工した場合、その上から水性塗料を塗ってしまうと弾いてしまい馴染みません。

前回、水性塗料で施工した場合は水性塗料を塗り重ね、油性塗料で施工した場合は油性塗料を塗り重ねるようにしましょう。

しかし、前回の塗装からかなり時間が経っており、既存塗料が傷んでいたり残っていない場合には、前回と違う塗料を使用することが可能です。もし古い塗料が残っていたら、サンダー等で丁寧に研磨して、塗料をはがす必要があります。

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