プロが教える!木材塗料の選び方

ご自宅のテーブルやウッドデッキなどの様々なところにある木材の痛みや汚れが目立ってきて、きれいにしたいとお考えではないですか?あるいは色味を変えて、心機一転したいという思いがありませんか?

しかし、いざ塗装しようとしても、どんな塗料を使えばいいのかわかりませんよね?

実は、木材の塗料は一般的に外壁や屋根に塗る塗料とは種類が異なります。木材の塗料には、防カビ・防腐・防虫、木材の呼吸を妨げないような機能が必要なのです。

本記事では、木材塗料にどんな種類があるのか、どんな塗料がおすすめなのかお答えします。

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木材塗料の種類

木材に使用する塗料には、「木目を生かすことのできる塗料」と「木目を消すことのできる塗料」の二種類があります。それぞれに特徴がありますので、まずはその違いについて説明します。

木目を生かす塗料

木目を生かす塗料とは、木材の保護成分が浸透するタイプの塗料です。木目を生かす塗料の特徴は、浸透し、表面に塗膜を作らないので何といっても木材特有の温かみを損なわない点です。

木目を生かす塗料は浸透し、塗膜を形成しないため、塗膜の不具合でよくある剥離や割れが起こりません。一方、デメリットとしては長持ちしないことや、素地の劣化が著しい場合、塗装しても不具合が透けて見えてしまうことが挙げられます。

環境にもよりますが、一般的に塗替えサイクルは1~3年です。

木目を塗りつぶす塗料

木目を塗りつぶす塗料とは、木材の上に塗膜を作るタイプの塗料です。木目を消す塗料の特徴は、長持ちするという点です。

長持ちするため、屋外での使用に適しています。また、素地を完全に隠蔽することができるため、木材の割れや汚れ等の劣化症状を隠すことが可能です。

一方、木目が塗りつぶされてしまうということと、塗膜が形成されるため剥離や割れが起こる可能性があります。

木目が塗りつぶされると雰囲気ががらりと変わり、木の質感はなくなります。

環境にもよりますが、一般的に塗替えサイクルは、4~6年です。

木目を残したいのか、それとも長持ちさせたいのか自分の希望に合った塗料を選びましょう。

おすすめの木材塗料

木材の塗料には木目を生かすタイプと木目を塗りつぶすタイプがあることをお伝えしました。それぞれの種類の塗料でおすすめをご紹介いたします。

木目を生かしたい方におすすめ塗料

木材塗装はDIYか業者に依頼するべきか

DIYか業者に依頼するかの判断基準は以下の3つです。

①足場が必要かどうか

高所を塗装するとなると足場がどうしても必要になり、危険が伴います。足場が必要になる場合、結局足場の業者に依頼しなければならないので、業者に任せましょう。

②面積がどのくらいか

外壁など広い面積を塗装する場合は、業者に依頼するのが無難でしょう。ウッドデッキくらいであれば、DIYで塗装することは十分可能です。

③木材に塗装がされていないか

塗装がされていると、いざ塗替えをしようとした際に、はじかれて塗れないという場合があります。木材に塗装がされているかの簡単な確認方法は、水をかけてみることです。

水をはじく場合は、何かしらの塗装がされている可能性が高いので、業者に依頼する方が無難でしょう。小面積であれば、サンドペーパーで研磨し、塗装を落とすことも可能です。

以上の点から、DIYにするのか業者にするのかを判断していきましょう。

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