新築リフォーム 燃えない家のメリット・デメリット

建築という側面から、
火事について考えてみる機会にしたいと思います。

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大きなニュースが飛び込んできました。

通報から30分ほどで消火されましたが、
20名以上の方がお亡くなりになるという
大きな火事が発生しました。

亡くなられた方の、
ご冥福をお祈り申し上げると同時に、
負傷された方や被害を受けられた方が、
1日も早く回復されることを心からお祈り申し上げます。

コロナ禍となってから、
火事のニュースが多いような印象があります。

私たちのエリアでも、
サイレンの音が響く回数が、
以前よりも多いような気がしています。

在宅時間が増えているからなのか、
理由は定かではありませんが、

火事は多くの方を巻き込みます。
私たち一人ひとりが
火の取り扱いに注意することはもちろんですが、

建築という側面から、
火事について考えてみる機会にしたいと思います。

新築リフォームどちらも 燃えない日本の家づくり

こんにちは!西東京市を中心に
床下エアコンの家づくりをしている真柄工務店スタッフ
眞柄由紀子です。

日本の家は燃えなくなりました。

火事のニュースが多いのだから、
燃えないってことはないでしょう。

と疑問に思うかもしれませんが、
燃える家をつくる地域と、
燃えない家が建てられる地域とに
分けられているのです。

火事は火元だけでなく、
近隣を巻き込み、
どんどん大きくなっていきます。

風が強い、消防車が入り込めないなどの、
条件が加われば、
日本の消防スキルをもってしても、
延焼・類焼は免れません。

そのため新築やリフォームをする際、

燃えない素材を使うようにと、
決められているエリアがあります。

駅前や都会など、
建物が密集しているエリアや、
マンションなどの集合住宅では、

燃えない素材を使う義務があるのです。

燃えない家 メリットは燃えないこと

地震、雷、火事、親父

この世で怖いもの、
防ぎようのない順所で並んでいます。

ここでいう火事は、
自然の山火事は除いて考えましょう。
いわゆる人災による火事を指しています。

木造建築が中心の日本は、
火に弱く、
一度火の手が上がれば、
延焼・類焼し易く、一気に燃え広がってしまいます。

重要文化財が火事で焼失したことも
一度や二度ではありません。

人の命と街を守るためにも、
燃えない建築は、
私たちの目指すところだったのです。

燃えない家 木造ではなくコンクリートにすればいい?

木造建築が燃えるのなら
鉄筋コンクリート住宅にすれば良さそうですよね。

鉄筋コンクリートの建物は、
構造は残るのですが、
その他の部分は燃える素材で作っています。

イメージしやすいのが床。
フローリングや畳は燃えやすく、

襖や建具も、
木造が多いため、
火の手が回れば、構造だけ残して丸裸、となってしまうのです。

そこで燃えない素材を、
使わねばならないエリアができたのです。

燃えない家 デメリットは…

木造だけど燃えない家。
鉄筋コンクリ―トで内装材が燃えない家。

都会では、こういう家が増えています。

燃える素材を、
見た目は変えずに、

化学の力で、
燃えない加工ができるようになったのです。
日本の技術力って、
すごいですが、

デメリットがあるのです。

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初めまして真柄工務店代表の真柄です。弊社では自然素材をベースに、自社社員大工による施工精度の高い家つくりを行っています。結露を起こさない高断熱高気密住宅と、床下…

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