世界で最も使われているPDOチーズ、グラナ・パダーノを楽しもう！

グラナ・パダーノPDOって、どんなチーズ？

おつまみやおかず、デザートまで、さまざまに使えるチーズは、食卓に欠かせない食材。チーズが大好きという人も多いのでは？

今回は、イタリアで最も愛されているという伝統的なチーズ、グラナ・パダーノPDOのテイスティングイベントに参加してきました。
PDOとは保護原産地呼称（Protected Designation of Origin）の頭文字を取ったもの。グラナ・パダーノPDOは、約1000年もの間、イタリア北部のポー川流域で昔ながらの伝統的を守りながら、厳格な生産管理の元で作られているチーズです。

グラナ・パダーノPDOのペアリングイベントに参加

グラナ・パダーノPDOは、最低9ヶ月以上の熟成期間を経て作られるハードタイプのチーズ。

この日は熟成違いの味を楽むというコンセプトで「リストランテ ヴォーロ・コズィ」の西口大輔シェフが、12ヶ月、18ヶ月、24ヶ月のグラナ・パダーノPDOを使った料理を提案してくれました。

この日のペアリングメニューは、中段左から右の３種類

「グラナ・パダーノのビスコッティーニ」（16ヶ月熟成）／Tegle di Grana Padano
ワイン：アンペリオ ランゲ シャルドネ ／Monferrato rosso “6D3”

「グラナ・パダーノのテーゴレ」（リゼルバ）／Biscottini di Grana Padano
モンフェッラート ロッソ セイ ディ トレ／“Ampelio”Langhe Chardonnay

「グラナ・パダーノのフリット」（12ヶ月熟成）／Fritti di Grana Padano
ワイン：コントラット ミッレジマート スプマンテ パトゼ／Contratto Millesimato supumante pas dose

熟成期間が12ヶ月のグラナ・パダーノPDOは、マイルドな味をいかしたフリットに、しっかりとした味わいのある16ヶ月熟成のものは、トウモロコシの粉を用いたサクサクのビスケットとして、20ヶ月以上熟成したリゼルバと呼ばれるグラナ・パダーノには、本来の味を堪能できるよう、パリッと薄焼きにして強めの赤ワインと一緒に提供。
熟成違いによっての味の違いははもちろん、料理も抜群に美味しかったです！

イベントでは、チーズに詳しい佐藤優子さんが、自宅で簡単に楽しめるグラナ・パダーノPDOを使ったペアリングアイデアも教えてくれました。

例えば、グラナ・パダーノの熟成度合いに合わせてエールタイプのビールの濃さを合わせてみたり、純米タイプの日本酒のぬる燗や熱燗などとグラナ・パダーノPDOの味わいの化学変化を楽しんでみる、ウイスキーやハードリカーなどの香りとのコントラストを堪能するなど、試してみたいヒントがたくさん！

グラナ・パダーノPDOと日本酒のペアリングイベントが開催！

12月には都内の角打ちにて、日本酒とグラナ・パダーノPDOのペアリングが楽しめるイベントも企画中。開催店舗などの詳しい情報は随時SNSで公開予定とのことなので、こちらもチェックしてみて。