【2023】蒸気レス炊飯器のおすすめ10選！デメリットや口コミを調査

蒸気レス炊飯器とは？メリットとデメリット

一般的な炊飯器は、蒸気口から高温の蒸気が排出されるものが多いです。それに対し、蒸気レス炊飯器は炊飯中の蒸気をほとんど排出しない、あるいは蒸気の量を抑えた炊飯器のこと。蒸気レスだからといって、必ずしも完全に蒸気が出ないものを指すわけではないのです。

では蒸気を排出しないことで、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか？　特徴を理解した上で、購入を検討しましょう。

蒸気レス炊飯器のメリット

蒸気の排出が少ない蒸気レス炊飯器を使えば、蒸気によるやけどの心配が少なくなります。子どもやペットがいる家庭でも場所をあまり気にせず置けるのがポイントです。

また炊飯器の蒸気は周囲の棚を変形、変色させてしまうおそれがあります。蒸気レスであれば劣化させる心配が少ないので、限られた設置スペースでも周囲への影響が抑えられるでしょう。

蒸気レス炊飯器のデメリット

蒸気レス炊飯器は、蒸気が出ないようにするため構造が複雑にできているので、お手入れがやや大変な場合があるのがデメリット。炊飯時に回収した水タンクや、内蓋を使用後に毎回洗う必要がある商品もあります。

お手入れを怠ると衛生環境が悪くなり、せっかく炊いたご飯の味にも影響が出てしまうこともあるので、お手入れが大変ではないかを把握した上で購入を検討しましょう。

蒸気レス炊飯器の種類｜蒸気がほぼ出ないタイプ、抑えるタイプ

蒸気レス炊飯器には大きく分けて、蒸気レス、蒸気セーブ、蒸気カットの3種類があります。機種やメーカーによって蒸気の排出量や表記が違うので、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

蒸気レス｜ほとんど蒸気が出ない

蒸気レスは、3種類の中でもっとも蒸気の排出が抑えられるタイプ。本体が高温にならず、蒸気の熱や湿気、結露の影響を受けにくいのが特徴です。

蒸気レス炊飯器は三菱だけ。その仕組みは？

2021年12月現在、“蒸気レス”とうたっている炊飯器があるのは『三菱』だけ。三菱の蒸気レス炊飯器は、内蔵されている水タンクに蒸気を戻す仕組みにより蒸気レスを実現しています。

気になるふきこぼれも水タンクで蒸気を消しながら抑制するので、沸騰状態を保っても蒸気はほとんどなし。お米のうまみはご飯に戻すように作られているので、蒸気を排出せずともおいしいお米を炊くことができます。

蒸気セーブ＆蒸気カット｜ある程度蒸気量を抑えられる

蒸気セーブと蒸気カット炊飯器は、蒸気レスのようにほとんどの蒸気の排出を抑制するものではなく、蒸気を減らす程度のタイプ。蒸気ありの一般的な炊飯器と比べると、機種によって約30〜80%ほどの蒸気を減らせます。

蒸気を溜める、もしくは沸騰させない98℃程度に抑えて蒸気の発生を抑える仕組みの炊飯器などがあります。

蒸気レス炊飯器の選び方｜機能、加熱方式、量、価格

ここでは、蒸気レス炊飯器や蒸気セーブ炊飯器を選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介。使いやすさや必要な量、価格など、選ぶ際に必ず確認しておきたい項目をチェックしていきましょう。

蒸気レス機能で選ぶ｜どの程度蒸気を抑制したいのか

まずは蒸気レス機能の種類の中から自分にとって最適なものを選びましょう。

蒸気をしっかりカットしたいなら蒸気レス、蒸気を減らす程度で十分な方は、蒸気セーブや蒸気カットタイプを選ぶのがおすすめ。置き場所やライフスタイルなどを考慮して選ぶのがよいでしょう。

加熱方式で選ぶ｜IH、圧力IH、マイコン式

炊飯器には、IH、圧力IH、マイコンなど加熱方式があり、それぞれ加熱方法が異なります。

IH炊飯器｜内釜全体を発熱させムラなく炊き上げる

IH炊飯器は、内釜全体を外釜についているコイルで発熱させて炊き上げるタイプ。火力が強く、お米にムラなく熱が通るので、ふっくらとした炊き上がりになります。

圧力IH炊飯器｜高火力で一気に芯まで炊き上げる

人気のある圧力IHの炊飯器は、IHタイプに圧力機能が追加されたものです。文字通り圧力によって水を素早く沸騰させることで、まるでかまどで炊いたような炊き上がりのご飯を実現。甘みやうまみがより引き出され、粘り気のあるもっちりとしたご飯ができます。

マイコン炊飯器｜小型機に多く価格が手頃

マイコン炊飯器は、内釜への熱を底面のヒーターから伝える構造です。釜全体ではなく下から熱を加えるので、火力をそこまで必要としない小型炊飯器に多いタイプ。手軽に使えるので一人暮らしの方にとくにおすすめです。

内釜の内容量で選ぶ｜ライフスタイルや家族の人数に合わせる

蒸気レス炊飯器には、3合炊きといった小型タイプから5合以上のものまで種類があります。

内釜の内容量はライフスタイルや人数で選ぶのがおすすめ。一度に炊けるお米の量を最大容量とし、何人分のご飯が必要なのかで考えるのが◎です。

炊飯モードの機能で選ぶ｜選べる多機能か、使いやすいシンプル機能か

蒸気レス炊飯器の中には、銘柄に合わせた炊き方が選べる機能や、ご飯のかたさや食感が選べる機能など、便利な炊飯モードを搭載している機種もあります。また白米だけでなく玄米や、雑炊、ケーキなどの料理が作れる機能がある場合も。必要に応じて蒸気をカットするかしないかを選べる機種もあります。

さまざまな炊飯モードがあるので、使いたい機能があるかどうかによって選ぶのも◎。機能が多すぎると使いこなせない場合もあるので、なるべく操作が簡単なものがいい場合、機能がシンプルな商品を選ぶのもおすすめです。

価格で選ぶ｜機能が多いと価格も上がる傾向

蒸気レス炊飯器の価格は、1万円を切る手頃な商品から5万円を超える高級商品まで幅広くあります。機能が充実していれば、それだけ値段も高くなる傾向があるので、必要な機能をよく考え予算に合わせたものを選んでいきましょう。

蒸気レス炊飯器のおすすめ10選｜三菱や象印など

ここからは、蒸気レス炊飯器や、蒸気セーブ、カット機能のあるおすすめ炊飯器を紹介します。蒸気カット率もチェックしながら選んでみてください。

蒸気レス炊飯器のおすすめ比較一覧表

蒸気レス炊飯器のお手入れ方法｜タンク内の水は毎回排水

タンクが内蔵されている蒸気レス炊飯器の、基本的なお手入れ方法を解説します。機種によって方法が異なるため、必ず電源プラグを抜いて取り扱い説明書を見ながら作業してくださいね。

炊飯した後は、タンク内が冷めてから排水し、お手入れしましょう。雑菌の繁殖を防ぐためにも、タンク内の水は毎回排水します。

使用しているうちに、タンクの内側に白い汚れがついてきます。汚れるとセンサーがうまく機能しない原因になるので、汚れに気づいたらすぐに掃除をしましょう。タンクは、やわらかいスポンジを使い台所用中性洗剤で洗います。

また、タンクだけでなくタンク蓋のパイプの中、放熱板、カートリッジなども、使用後に毎回お手入れが必要。とく放熱板のパッキンはにおいが付きやすいので、しっかりと洗いましょう。

蒸気レス炊飯器で快適なキッチン回りに

蒸気の量を抑えられる蒸気レス炊飯器。炊飯器の蒸気の熱や蒸気による家具の痛みが気になる方は、蒸気量をどのくらい抑えられるのかチェックしながら選んでみてください。

※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なるため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
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※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
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