食器かごを使うポイントって?キッチンのスペース問題を解決するヒントを大公開!
食器を洗った後は、食器かごに干していますか?私たちの周りには普段何気なく使っているものでも、十分に使いこなせていないものがあります。そのひとつが食器かご。今回は主婦50人の皆さんに食器かごの使い方のポイントや活用術をお聞きしました。主婦の知恵を活用して、家事を効率的に行うポイントを抑えましょう!
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普段台所で食器を洗った後、食器はどこに置きますか?食器用の水切りかごを使ったり、軽く汚れを落としたらそのまま食器洗い洗浄機に入れるという方が多いでしょう。
今回は食器用の水切りかごにフォーカスし、主婦・個人事業主・パートアルバイトの女性50名の方に活用法やお役立ち術をお聞きしました。どのくらいの主婦の方が水切りかごを使っているのでしょうか?使わない方はなぜ使わないのでしょう?水切りかごを置く時、狭い台所のスペースを有効活用するにはどうすればいいのでしょうか?いろいろと主婦の知恵を聞いてみました。
■目次
1. イマドキ主婦の気になる食器用水切りかご事情
2. 主婦から最も人気がある食器用水切りかごはどれ?
3. 食器用水切りかごはどのくらいの頻度で洗うものなの?
4. こんな機能が便利!食器用水切りかごの便利機能を使いこなそう
5. かさばりがちな食器用水切りかごのスペース節約術
まとめ
1. イマドキ主婦の気になる食器用水切りかご事情
【手軽に食器や鍋を自然乾燥するための必需品】
「キッチンで、食器用の水切りかごを使っていますか?」というアンケートの問いに対し、80%を超える方が「使っている」と回答しました。水切りかごを使う主婦の方は多数派のようですね。
■「洗った食器をすぐに拭いて収納するのが面倒。時間もないので水切りかごで自然乾燥させたいので使います。」(50代・専業主婦)
■「ちょっと使ったものをさっと洗って置いておけるなど、効率的に家事が出来るから。」(40代・専業主婦)
■「最初はタオルの上に洗ったお皿を置いて乾かしていましたが、乾きが悪く嫌になったので水切りかごを使うようになりました。」(40代・専業主婦)
■「一人暮らしではなく家族で住んでいるので、使う食器が多いから水切りかごを使わないと逆に手間がかかってしまう。」(40代・専業主婦)
食器を洗ったらそのまま水切りかごに入れられるので、ふきんで拭き取る手間も時間も省くことができるのは便利ですよね。多くのかごは水切りできるように作られています。そのためあえて自ら食器の水気を取る必要も無くなります。
【食器用水切りかごが必要ない少数派の意見とは】
水切りかごの使用率が80%を超えるなかで、20%の人が「使っていない」と回答されました。水切りかごを使わない理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
■「食器乾燥機を使っているので洗ったら乾燥機に入れて乾かします。水切りかごに置いて自然乾燥させるより衛生的です。」(40代・専業主婦)
■「食器洗浄機を使用しているので、水切りかごは必要ないです。スペース的にもゆとりがないため、洗浄機にかけられないものはすぐに拭いてしまいます。」(40代・専業主婦)
■「食器洗浄機があるので水切りかごを使用する必要がない。洗い物が少ない時はさっと洗ってタオルの上に置いて乾燥させている。」(30代・専業主婦)
水切りかごを使っていない主婦の方のほとんどが「食器洗浄機」を使用しているとのこと。パナソニック社が実施した調査によると、2014年の時点では食器洗浄機の普及率は全国で28.4%もあるそうです。
2. 主婦から最も人気がある食器用水切りかごはどれ?
水切りかごにもいろいろな種類のものが販売されています。主婦の皆さんが最も多く使っているものはどれなのでしょうか。アンケートの結果を見てみましょう。
【投票者数は半数以上!圧倒的な支持を得た「作業スペースに置くタイプ」】
半数以上の58%の方々が普段から愛用されているのは、キッチンの作業スペースにそのまま置くことができるタイプの水切りかごでした。ただ置くだけでいいので、プラスで取り付け作業をしなくてはいけないこともありません。
■「シンクに置くタイプと迷いましたがシンクが狭くなるのが嫌でやめました。キッチンのシンクの脇の作業台にちょうど良いサイズを見つけたのでそれを使っています。」(30代・専業主婦)
■「シンクに置きたいけど蓋つきのタイプだと作業スペースに置くものしかなかったからです。」(20代・専業主婦)
■「シンクが狭くなるのは嫌だった。作業スペースに余裕があったのでそこに置くのが自然だった。」(30代・専業主婦)
このように主婦の方からのアンケート結果を見ていると、多くの方が「シンクに置くタイプ」と迷ったことがわかります。シンクに置くタイプのほうが、水切りがよく出来て衛生的かもしれませんが、これ以上シンクを狭くさせたくないという葛藤があるようですね。
【「シンクに置くタイプ」を選んだ主婦のこだわりとは】
シンクに置くタイプの水切りかごは30%と決して多くはない数字ですが、主婦の方々から支持を得ていることがわかります。
■「場所をあまりとらなくて作業がしやすいように、シンクに置くタイプを使用しています。」(20代・専業主婦)
■「シンクに置くタイプを選択したのは、水切りかごから出た水がそのままシンクに流れて汚れを綺麗に掃除しやすくするためです。」(20代・パートアルバイト)
■「作業スペースが狭く、シンクに置くのが一番スペースを取らないと思ったので。」(20代・専業主婦)
作業スペースにはなるべく何も置かないようにしたい、かごから出た水をそのまま流せるようにしておきたい、などの考えがある方はシンクタイプのかごを使われているようです。
キッチンの広さは住まいの形態によって大きく変わりますが、作業用スペースはなるべく広くして確保しておきたいもの。家事の効率化のためにも、シンクに置けるタイプのものは魅力的ですね。
3. 食器用水切りかごはどのくらいの頻度で洗うものなの?
水切りかごは食器を自然乾燥させてくれますが、そこから出てきて時間が経った水はぬめりが出てきて気持ち悪いものですよね。水アカも発生してしまいます。衛生的とは言い難い状況になるでしょう。
清潔な状態を保つためには、やはり定期的に洗うことが不可欠です。水のぬめり、水アカをしっかり洗い落とす必要があります。
では水切りかごを使っている主婦の皆さんは、週にどのくらいの頻度でかごを洗っているのでしょうか?
【水切りかごも汚れる!週1回の洗浄は必須】
アンケートの回答で最も多かったのが、週に1回洗うという答えでした。投票数は23。ほぼ半数の方々が週一で洗うようです。
■「毎日は大変なので、週に1回は衛生的にするために洗うようにしています。」(50代・専業主婦)
■「週に1度、キッチンハイターで除菌しています。特に暑くなってくる時期は湿気が多くカビが生えたりするので気をつけています。」(50代・専業主婦)
■「放っておいたら知らない間に水アカがついてるので、週1回ぐらい洗うように心がけてます。」(30代・パートアルバイト)
このように毎日は洗っていられないけれど、最低限の清潔感は保ちたいから週に1回は洗うようにしているという意見が圧倒的でした。毎日料理や掃除、洗濯などたくさんの家事をしなくてはいけない主婦の皆さん。水切りかごの洗浄はできるだけ省きたい家事の1つですよね。
【気付いた時に洗うのがちょうどいい】
アンケートにて「1カ月に1回」「半年に1回」「1年に1回」と投票されたのは、全部で9人の主婦の方々でした。水切りかごを頻繁に洗わない理由は一体何なのでしょうか。
■「本当はもっと洗ったほうがいいのかなあと思いますが、あまり汚れが気にならないので月に1回程度の頻度です。」(30代・専業主婦)
■「冬場は1カ月に1回で充分ですが、梅雨から夏にかけてはすぐにカビが生えてしまうので週に1回くらい洗っています。」(40代・個人事業主)
■「水切りかごを常に使っていることが多く、洗うタイミングがなかなかないですね。実際は毎日でも洗うべきだとは思っています。」(30代・専業主婦)
主婦の方によって考えや意見は異なりますが、「汚れが気にならない」「洗うタイミングがつかめない」などの声が目立ちました。
確かに水切りかごにはずっと食器を置いてしまいがちかもしれません。乾いた食器を取り出しては使う、また洗ったらそこに入れる、というサイクルができてしまうことも。このようになればなかなか定期的に洗うことは厳しいかもしれません。
4. こんな機能が便利!食器用水切りかごの便利機能を使いこなそう
食器用の水切りかごには様々な機能が取り付けられています。その中でも主婦の皆さんが「これは便利だ!」と思うものをご紹介します。
【カトラリー立ては水切りかごになくてはならない存在】
「カラトリー立て」とは、お箸やスプーン、フォーク、フライ返しなどを収納するボックスのこと。食器用の水切りかごには備え付けられていることが多いアイテムになります。今回のアンケートでも多くの主婦の方々が愛用しているとの声が集まりました。
■「大きな鍋やお皿を置くことが多いので、仕切りはないものにしました。カトラリー立てにごちゃごちゃしやすいスプーンやお箸をまとめられるので満足しています。」(30代・専業主婦)
■「カトラリー立ては乾いてから食器棚にしまいやすいため重宝しています。またお箸やスプーンなどは洗ってからもすぐ使うことが多いので。」(40代・専業主婦)
■「細々としたものは大きいかごに入れてしまうと下に落ちてびしょびしょになってしまうので、カトラリー立ては必須です。」(30代・専業主婦)
逆にカトラリー立てが水切りかごに付いていないと、お箸などの細いものを乾かすのに困ってしまいますよね。お皿や鍋と一緒に乾かすにしてもごちゃごちゃしていざ使いたい時にすぐ取り出せなくなってしまいます。そんな時のためにカトラリー立てを重宝するのでしょう。
5. かさばりがちな食器用水切りかごのスペース節約術
水切りかごは様々なサイズのものがあり、家族の人数や普段使うお皿の量などで選ぶ方が多いでしょう。しかし「場所を意外と取るなあ」と悩まれる方もたくさんいるようです。そんなスペースの活用術を主婦の皆さんにお聞きしました。
■「小さめにして食器をあまり置かないようにしています。角に穴も空けて水も流れるようにしています。」(40代・パートアルバイト)
■「洗いものの時だけシンク内に設置するものを利用してスッキリ見せています。水滴はシンクに落ちて底に水が溜まってカビや水アカが付く心配もありません。」(50代・専業主婦)
■「水切りかごは必要最低限の大きさのものにして、そのまわりにキッチン用に使用しているハンドタオルを敷いています。洗い終わった食器をタオルに置くようにすることで水切りとして使えます。使用したハンドタオルは毎日洗濯しているので場所をとりません。」(30代・専業主婦)
■「2段になっていたり、箸やスプーンを置くスペースがついていたりする縦型です。たくさん食器をおけるタイプのものを使用しています。」(40代・パートアルバイト)
■「横に長く、2段タイプの水切りカゴを使っていますが、家族が多くてそれでも食器をふせるスペースが足りないため、100円ショップの素材を使ってDIYでコップ置きなどを作り足しています。」(30代・個人事業主)
2段式タイプは1段分のスペースを2倍にして使えるので、スペースを最小限に収めたいという方におすすめです。その他にもDIYを駆使しているという方もいましたね。工夫次第では収納量を増やしながらうまく限られたスペースを作ることは可能なようです。
まとめ
食器用の水切りかごは毎日使うものだから、使いやすさにはこだわりたいもの。スペースは最小限に収めたいですよね。そこで主婦の皆さんはいろいろと工夫していることが今回のアンケートからもわかりました。
ポイントは定期的にこまめに洗うこと、2段以上のかごは便利、カトラリー立ては必須など。家事を効率よくこなすためにも、ぜひ今回ご紹介した“主婦の知恵”を取り入れてみてください。
アンケート実施期間:2017年5月10〜11日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、パートアルバイト、個人事業主の方
アンケート総数:50
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