一人暮らし向け炊飯器のおすすめ20選｜無印・ニトリなど人気メーカーをチェック！

一人暮らしに炊飯器はいらない？

一人暮らしの人の中には「一人だから炊飯器はいらない」と感じる人もいるのでは？　しかし、近年の一人暮らし用炊飯器にはレシピが同梱されていたり、ご飯とおかずを一緒に作れる機能付きの炊飯器など、とても便利です。

また、リビングにも置けるおしゃれなデザインのものもあるので、狭い部屋で置き場所に困っても安心。一人暮らしの炊飯器でも機能が充実している高級モデルは、毎日食べるご飯をよりおいしくしてくれるでしょう。

一人暮らし向け炊飯器の選び方

一人暮らし向け炊飯器にもさまざまな種類があります。「おいしいご飯を炊きたい」「お手入れは楽なものがいい」など。選ぶときに重視したいことは人ぞれぞれです。選び方に迷ったら、以下に紹介する選び方を参考にしてみてくださいね。

炊飯容量3合ほどのサイズがおすすめ

一人暮らしの炊飯器を選ぶ際、何合のものを選べば良いでしょう。基本、使うのは一人なので、大容量は必要ありません。さまざまなメーカーが最小として扱っている3合や3.5合を選ぶのがおすすめです。

しかし、忙しくて都度炊くのが面倒な人や、一度にたくさん炊いておひつなどで保存したい人は、大容量の炊飯器を選ぶのもあり。ただし、容量が大きくなる分、炊飯器の本体のサイズも大きくなります。

キッチンスペースを考慮してどの大きさにするか決めると良いでしょう。小型の炊飯器であれば、たとえば冷蔵庫の上など、省スペースでの設置可能です。

予算や炊き上がりの好みから3つの加熱方式を選ぶ

炊飯器にはさまざまな加熱方式があり、主流となっているのが、IH、圧力IH、マイコンです。また、ガス方式の炊飯器もあります。一人暮らしの炊飯器を選ぶ際も、自身のニーズに合ったものを選ぶのがおすすめです。

値段の安さとおいしさを叶えるなら｜IH方式

IH方式の炊飯器は、炊飯器の底面や側面などに設置されたIHコイルから電流を送り、電磁誘導で内釜自体を発熱させて炊飯するのが特徴です。全体を包み込むように加熱することで、ムラなくお米の芯までしっかりと熱が通り、おいしいご飯に炊き上がるでしょう。

値段も手が届く機種が多いので、安さとおいしさ両方求めている人にはIH方式の炊飯器がおすすめ。値段は1万円前後が目安です。

一人暮らしに適した小型炊飯器も、多くの機種でIH方式を採用しています。ただし、IH方式は消費電力が高くなる傾向があるので、購入の際に消費電力も確認しておくと良いでしょう。

よりごはんのおいしさを求めるなら｜IH圧力方式

通常のIH方式に加え、高圧力蒸気によってより高温で一気に炊き上げるのが、IH圧力方式。圧力をかけることで、より甘みを引き出してもちもちとしたご飯に炊きあげます。そのほか、圧力を利用した調理機能も搭載しています。

ただし、さまざまな機能が搭載されているハイスペックモデルにもなると、紹介する方式の中でも5万以上など値段が高くなる傾向が……。

料理機能など機能重視する人やよりご飯をおいしく楽しみたい人におすすめです。

予算を抑えたいなら｜マイコン方式

マイコン方式は、炊飯器の底に設置されたヒーターによって内釜の底を加熱するのが特徴。構造が単純になっている機種が多く、早炊きや保温など最低限の機能が備わっています。値段も5千円前後と一人暮らしの人でも手の届きやすく、さらにリーズナブルなものだと3千円ほどのものも。

ほかの方式に比べると火力が弱めですが、一人暮らし用の少ない量を炊くのでしたら、炊きムラもそこまで気にならないでしょう。ただし、3合以上のお米を炊くとなると炊きムラが発生しやすいので注意。

予算をできるだけ抑えたい人や、最低限ご飯が炊ければいい人におすすめです。

お米の味が変わる！土鍋やアルミなど内釜の材質で選ぶ

加熱方式だけでなく、内釜の材質によって熱の伝わり方が異なります。一人暮らし用サイズの炊飯器にも熱や炭、土鍋などが採用されているので、選ぶ際にチェックしてみましょう。

炊飯時間の短縮｜鉄や銅などの金属釜

鉄釜は発熱性や熱伝導に優れており、素早くお米に熱を通すことで甘みとつやのあるご飯に炊き上げます。一方で、ほかの素材よりも重量があるため、扱いには注意が必要。

銅の内釜は多層釜でコーティングされていることが多く、同じく熱伝導率が高いので、一気に熱を与えて炊きムラの少ないご飯に炊き上げます。

鉄と銅、どちらも熱伝導率の高さがあるので炊飯の短縮効果が期待できますよ。

おいしさにこだわるなら｜土鍋や炭タイプ

炭をコーティングした内釜には遠赤外線効果があり、お米の旨みを逃さずふっくらおいしく炊き上げます。IH方式とも非常に相性の良い素材で、コイルの電磁力によって発熱効率が高くなります。

土鍋タイプの炊飯器は土鍋ならではの遠赤外線効果と蓄熱性を兼ね備えており、じっくりと蒸すようにお米に熱を伝えます。また、釜全体は高温のまま長時間の維持が可能。蒸らしながらも余分な水分は逃すため、甘みのあるふっくらとしたご飯に炊き上がります。

よりご飯のおいしさにこだわるなら、土鍋や炭コーティングがされた内釜がおすすめです。

炊飯時間短縮&軽い｜ダイヤモンドやアルミ

安価な炊飯器でよく採用されているのが、ダイヤモンドやアルミ素材で多層構造になった内釜。

基本的に、アルミの内釜にはご飯がこびりつかないようにフッ素コートをしているものが多いです。しかし、このフッ素は熱伝導を防いでしまいます。アルミタイプは軽くて扱いやすいのですが、大容量のお米を炊くと炊きムラが発生しやすい傾向が。

一方で、ダイヤモンドは熱伝導率の高さを誇ります。多層内釜の一番内側に、フッ素にダイヤモンドの微粒子を加えたダイヤモンドコートを施している機種もあります。

炊飯時間の時短や軽くて扱いやすい内釜なら、ダイヤモンドやアルミで多層構造になったものがおすすめですよ。

炊飯モードや調理機能で選ぶ

近年の炊飯器には、早炊きや保温など基本の炊き方のほかに玄米や白米など炊き分けや料理ができる多機能炊飯器があります。特に一人暮らし分の食事は、炊飯器一台でご飯とおかずが同時に作れたらとても便利ですね。どんな炊飯モードや機能があるのかを簡単に紹介します。

お米の種類などを炊き分けができるか

炊飯器の機能には、お米の硬さをやわらかめ、硬めなど、好みや料理に合わせて設定できたり、白米・玄米・十穀米などの種類別で炊き分けがあります。なかには、銘柄やお米の状態に合わせておいしく炊き分けしてくれる機能も。

これらの便利機能が欲しいか、なくても良いかでも値段が変わるので、自分に合ったものを選びましょう。

ケーキやおかずなどの調理機能

炊き分けと同様に主流となっている機能が、ご飯以外のものが作れる調理機能。煮込み料理や蒸し料理などのおかず、ケーキやパンなどが作れるものもあります。

その炊飯器でできるレシピが付属されていたり、ご飯とおかずを同時に作れる機種も。日頃自炊をする一人暮らしの人とってはとても便利な機能ですね。

置き場所を選ばない蒸気レスや蒸気カット機能

炊飯器は、炊飯の際に蒸気口から蒸気を吹き出すものが多いです。この蒸気は置き場所によってはカビや家具の汚れ、子どもやペットのやけどにつながることも……。

しかし、最近の炊飯器の中には蒸気をほとんど無くした蒸気レスや、極力抑えた蒸気カットタイプの炊飯器もあります。

蒸気レスや蒸気カットの機種なら置き場所を選ばないので、特に狭いキッチンに配置したい場合はレイアウトがしやすくなっておすすめ。

コスパのいい安い炊飯器を選ぶ

炊飯器を選ぶ上で、コスパ良さを重視するのも良いでしょう。何かと出費の多い一人暮らしでは、最低限の機能で良いからできるだけ安い炊飯器に抑えたいと思うもの。

そのため、予算と相談しながら価格と機能でバランスの良い加熱方式を選ぶのがおすすめです。

一人暮らし向け炊飯器の人気メーカー

炊飯器を開発・販売しているメーカーは数多くあります。その中でも人気の高いメーカーを紹介。一人暮らしでも使いやすい炊飯器がそろった、おすすめメーカーを見ていきましょう。

象印

象印は、炊飯器のほかキッチン家電や水筒などを展開しているおなじみ人気メーカー。

象印が展開する炊飯器の特徴は、「極め炊き」シリーズです。なかでも上位モデルの圧力IHタイプでは、かまどのゆらぐ炎を再現し、内釜に激しい対流を起こしてふっくらとした仕上がりにします。

一人暮らしに便利な調理機能のほか、丸一日おいしいご飯をキープする「極め保温」も象印炊飯器の魅力。シンプルでデザイン性も優れたモデルも展開しています。

タイガー

タイガーは炊飯器や電気ポットなど、さまざまなキッチン家電を展開しています。

そんなタイガーの炊飯器では、上位モデルに土鍋コーティングを施した内釜を採用しているのが特徴。土鍋で炊いたときに発生するやさしい泡立ちをも再現し、旨みや弾力も引き出す「ご泡火炊き」という炊き技も、タイガー炊飯器の魅力です。

また、土鍋は蓄熱性にも優れているので、保温を切ってもしばらくは温度を保ち続けられます。また、マイコンタイプには同時調理ができるモデルもあり、一人暮らしの人にも人気。

シャープ

シャープはさまざまな家電製品を展開する大手電機メーカー。

「匠の火加減」を採用しており、好みや用途に合わせてふっくらとしゃっきりの炊き分けが可能です。また、3合炊きには「極上」コースがあり、低温でじっくり吸水させたあと一気に加熱することで、極上のおいしいご飯に炊き上げます。

シャープの炊飯器は、一人暮らしの部屋にもおしゃれに設置できるスタイリッシュなモデルが多いのも特徴。シンプルな操作部と拭きやすいステンレスフレームになっており、内蓋の取り外しも簡単です。天面もフラットなので、お手入れもしやすいでしょう。

パナソニック

パナソニックは、大手総合電機メーカーで、キッチン家電のほかさまざまな家電を展開しています。

パナソニックの炊飯器の特徴は、IHの切り替えで連続沸騰させ対流させる「大火力おどり炊き」と、加圧減圧で釜の中に対流を生み出す「可変圧力おどり炊き」の合わせ技、「Wおどり炊き」。

一人暮らしにぴったりの3合炊きにも搭載されており、それぞれの対流を変化させながらお米を激しくおどらせます。そのため、甘みがあるもっちりとした美しい銀シャリに炊き上がるでしょう。

そのほか、可変おどり炊きのみ搭載のものや、タッチキー&ガラスパネル搭載のスタイリッシュなモデルもそろっています。

一人暮らし向け炊飯器おすすめ20選｜マイコン・IH・圧力IH・弁当箱型

ここからは、一人暮らし向けおすすめ炊飯器を20選を紹介。1人暮らしに最適な3合のモデルを厳選しました。マイコン・IH・圧力IH方式のほか、持ち運びに便利な弁当箱型も紹介します。

【マイコン方式】1万円以下でお手頃価格の炊飯器7選

【IH方式】価格と性能のバランスがいい炊飯器6選

【IH圧力方式】お米のおいしさを重視したい方向け炊飯器5選

お弁当タイプの炊飯器2選

一人暮らし向け炊飯器のおすすめ商品比較一覧表

一人暮らし向け炊飯器のAmazon・楽天ランキングもチェック

一人暮らし向け炊飯器も、いろいろな種類があることがわかりました。その中でどの商品を選べばいいか迷ったときはAmazon・楽天の売れ筋ランキングもチェックしてみましょう。

一人暮らし向け炊飯器で自炊ライフを楽しもう

最近の炊飯器では、少量でもおいしくご飯が炊けるように工夫されていたり、調理メニューや炊き分けなどの便利な機能が搭載されていたりするのがわかりましたね。比較的安価なマイコン方式でも必要最低限の機能を維持しつつ、おいしく炊けるように工夫されていました。

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※記載しているカラーバリエーションは、2021年12月現在のものです。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
※記事内のデータは、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
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