健康のためにも「布団用掃除機」で布団を清潔に!吸引力と使い勝手がポイント
気持ちいい睡眠のために、清潔に保ちたい布団。ハウスダストの元である、ダニ・ホコリから身を守るために、主婦はどのような対策をしているのでしょうか。布団用掃除機について、買って後悔をしないための「布団用掃除機」の選び方や掃除機の活用方法など、主婦50人に聞きました。
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布団に溜まりやすいダニ・ホコリといったハウスダストの元。アレルギーの原因となりうるものですが、皆さんはどのように布団の手入れをしていますか?
最近、その処理役として注目されているのが「布団用掃除機」です。その使用実態について、主婦50人を対象にアンケート調査を実施しました。まだまだ“一家に一台”とまで普及してはいませんが、その効果と必要性は、すでに多くの主婦の方が評価をしています!
■目次
1. そもそも「布団用掃除機」を持っている?
2. 安すぎる製品には要注意!それなりの予算が必要
3. 布団用掃除機の「性能」とは?購入する際のポイント
4. 布団用掃除機をストレスなく活用するために
まとめ
1. そもそも「布団用掃除機」を持っている?
布団を干したり洗濯したりするのは、大きさを考えても決して手軽に出来ることではありません。しかし、そうなると布団の清潔性の維持が問題となります。
ハウスダストなどのアレルギーを患う人が多い現代。布団の清潔性について不安を感じる人は実際に多く、最近では「布団用掃除機」の広告・宣伝も多く見かけます。
「布団クリーナー」とも呼ばれる布団用掃除機ですが、「便利なんだろうなぁ……」とは思いつつ、一般的な掃除機で代用ができないものかと考えている方もいるかもしれません。しかし、普通の掃除機と布団用掃除機には、それぞれメカニズムに違いがあるのです。
一般的なの家庭用掃除機の機能は、ゴミやホコリを「吸い込む」こと。それに対して布団“専用”掃除機は、布団干しと同じ原理になっています。
布団を「叩く」ことでダニ・ホコリを表面に浮かし、それを「吸い込む」。つまり、布団を干す代わりになる性能を兼ね備えているのです。
普通の掃除機では代替できない布団用掃除機ですが、実際のところ、主婦のみなさんの間ではどれくらい普及しているのでしょうか。
その結果はほぼ互角。「はい」と回答した人は48%となりました。今のところは、掃除機のように「一家に一台」という普及率までは達していないことがわかりました。
【布団用掃除機を「所有している」】
■「仕事をしていて、日中なかなか布団が干せないので購入しました」(40代・主婦)
■「外に布団を干すのが禁止されているマンションなので、清潔を保つために購入しました」(30代・主婦)
■「マンションだしベッドだし、干すことが出来ない。清潔に保つことが出来るから使用している」(30代・主婦)
■「ダブルの布団をベランダに干すのは重たくて大変なので、布団用の掃除機があれば、楽に掃除が出来るから」(30代・主婦)
布団用掃除機を「所有している」方に多かった理由が、「干すのが大変だから」「そもそも干せない」といった意見。ほとんどの人が、必要に迫られて購入しています。
現実的に考えて、布団をいざ干すとなると、体力・時間・場所を要します。布団を干すことについてのデメリットを考慮すると、布団用掃除機があったほうが便利、という結論に至ったのにも納得がいきます。
【布団用掃除機を「所有していない」】
■「欲しいとは思っているものの、結構なお値段のするイメージが高いので、なかなか手がだせない」(30代・主婦)
■「本当は欲しいけど高いので買えないのと、掃除機の先を布団用のノズルに付け替えて使えるので、まだ購入には至らない」(40代・主婦)
■「欲しいとは思っているが、価格面や利用頻度を考えて後回しになっているから」(20代・主婦)
一方で、布団用掃除機を「所有していない」と回答した方は、「価格」がネックになって購入していない場合が多いことがわかりました。意外に多数の人が「本当は欲しいんだけど……」と感じています。現在(2017年春)の相場としては、人気の製品が2~3万円前後。決してお手頃な価格ではありません。
まだまだ家電業界では、新参者の「布団用掃除機」。効果や必要性が明確に見えない中で、それなりの価格の製品を買うには決め手に欠ける、というのが実態となっています。
2. 安すぎる製品には要注意!それなりの予算が必要
そこで、布団用掃除機を購入する際の予算について、主婦のみなさんに伺いました。
結果としては、「10,000~20,000円」という予算が妥当と考える人が最も多くなりました。「これぐらいなら出す価値がある!」と考える価格の幅は人によってばらつきがありましたが、意見も含めて見ると、考え方には傾向がありました。
■「高くても、吸引力のある掃除機を購入したほうが、効率はいいように思います」(40代・主婦)
■「性能重視なので、値段で決められないと思います。ゴミだけでなく、ダニやホコリなども吸えるのかなど考慮して決めます」(40代・主婦)
■「安すぎて質が悪いと使う意味がないので、ある程度お金をかける必要があると思う」(40代・主婦)
先ほどの布団用掃除機の所有について伺ったアンケートでは、「価格」が高くてなかなか買えないという人が多くいました。そして実際に求められているのは「高くても性能が良いもの」。つまり、「安くて性能が低い製品を購入して、後悔したくない」というのが、主婦の本音といえます。
しかし、安い製品を選ぶ理由もまた、家庭の主婦ならではの現実的な内容でした。
■「使用頻度が高いので、壊れやすい。安いものを使いつぶしていくほうがよい」(40代・主婦)
毎日布団を干すのは大変ですが、布団用掃除機をかける程度なら、お手軽で毎日でもできること。「消耗品」として、出来る限り安い製品を買うというのも、日頃から家事をする主婦だからこその考えです。
中には、過去に安い製品を購入した経験から「20,000円以下」と考える人もいました。
■「安いものを買い、吸引力が弱くあまりホコリが取れなかったことがあるので、高すぎず安すぎない一般的なものを購入しました」(30代・主婦)
■「あまり高価な機種を選ばなかったので、パワー不足で毛髪などが取りきれなかったというのも失敗でした」(30代・主婦)
■「値段が比較的安いものを買ってしまったせいでもありますが、吸引力が弱く、布団の凹凸部分のゴミが取れませんでした」(30代・主婦)
感じ方には個人差があるものですが、効果が実感できないのでは意味がありません。安いとはいえ、そのお金もムダになってしまいます。となると、「手が届く製品価格」と「吸収力についての評価」といった点を、購入前にしっかりチェックする必要があります。
3. 布団用掃除機の「性能」とは?購入する際のポイント
布団用掃除機を購入する際、主婦のみなさんはどんなポイントに注目するのか聞きました。
※総回答数に対する割合
購入する前のチェックポイントとして、やはり「吸引力」が最も重視されています。この数字を見ただけでも、「吸引力>値段」の優先順が伝わってきます。
■「せっかくピンポイントで布団のために買うので、しっかりホコリやダニが取れるものがいい」(30代・主婦)
■「吸引力が弱かったら布団掃除機の意味は無い。髪の毛からホコリ、ダニまで取れてこその掃除機だと思う」(40代・主婦)
布団用掃除機を購入を考える際に重要なポイントとされる「吸引力」ですが、そこにはどんな効果が期待されているのでしょうか。一般的にいわれる布団用掃除機のメリットについて、どこに魅力を感じるか聞きました。
※総回答数に対する割合
何気なく使っている布団ですが、状態が悪いとアレルギーなどの原因になってしまう可能性があることは、近頃よく聞く話。なかなか干せない布団を綺麗にできる点にも大きなメリットを感じていますが、かなり多くの人が「健康」や「清潔性」に対する意識のもとで、布団用掃除機に魅力を感じていることがわかりました。
■「布団は干しても、ダニの死骸などは取れないと聞いたので、布団用の掃除機なら吸い取れる所がいいと思います」(30代・主婦)
布団を干すことで、ホコリ・ダニといったハウスダストの根源は布団の表面に現れます。布団を「叩く」というのは昔から行われてきた行為ですが、実のところ、叩くだけではダニやホコリを周りに拡散しているだけなのです。
つまり、布団を干して叩くだけで終わってしまっては、逆効果ということ。そのために、布団用掃除機にはダニやホコリを吸い込む「吸引力」が求められるのです。
4. 布団用掃除機をストレスなく活用するために
家電製品の性能は元より、日頃から使うものなので、ストレスなく使えるかどうかも大事です。実際に、購入する際のポイントについてのアンケートでも、「使いやすさ」「軽さ」という点が求められているという結果となりました。せっかく買った製品も期待はずれになってしまわないよう、しっかり検討して用途に応じたものを購入する必要があります。
しかしながら、布団用掃除機を導入したものの、実際に使ってみるとイメージと違ったという場合もあるようです。
※総回答数に対する割合
「吸引力」に関しては、予算によって性能と直結してしまう場合が多いのは前述の通り。それ以外では、「重くて使いにくい」という意見が多く集まりました。
■「滑らせるだけ!というキャッチフレーズだったが、重い!布団を綺麗に広げておけばなんとか出来るが、狭いスペースで広げながらやるのは大変」(40代・主婦)
■「重いと結局、掃除しなくなる。布団掃除以外にもやる事はたくさんあるので布団掃除だけで疲れてしまう」(40代・主婦)
■「実家で買った布団用の掃除機はとても重くて、人数分の布団を綺麗にするには、やたらと体力が必要で疲れた」(40代・主婦)
布団を干すより手軽とはいえ、家族全員分の布団に掃除機をかけるのはひと苦労。本体が扱いづらくては、重労働になってしまいます。清潔にしようと購入したにもかかわらず、掃除のモチベーションダウンにつながってしまっては元も子もありません。
さらには、「稼働音が大きくてうるさかった」というのも、実際に使わなければわからない問題点です。
■「昼間しか使用できないぐらい結構うるさい。私が使っているものは吸引力はいいのですが、音だけが気になります」(30代・主婦)
■「結構音が大きくて、近所迷惑にならないか心配になりました。それ以外は特に気になりませんでした」(20代・主婦)
吸引力に優れている製品は、稼働音が気になる場合があります。パワフルなのは嬉しいものですが、集合住宅の家庭などでは特に考えどころです。
とはいえ、まだまだ発展途上の「布団用掃除機」。これからの改良に期待大です。家電量販店などで、実際に布団用掃除機の使い心地を体験できる場合があります。できることなら購入前に動かしてみて、音や重さなどをしっかり確認しておくことをおすすめします。
まとめ
布団用掃除機は、布団を叩くことでホコリ・ダニを浮き出させて吸い込むという「布団を清潔に保つために必要なメカニズム」が搭載されています。予算としては多くの人が2万円程度に収めたいと考えていますが、安い製品ではアレルギー予防などに重要な「吸引力」が物足りない場合もあります。
買って後悔しない「布団用掃除機」を選ぶためには「吸引力」のほかに、使いやすさに関わる重さや稼働音などのチェックポイントを忘れないことが大切となります。清潔で気持ちいい布団で快眠するためにも、あまり布団を干せない方は「布団用掃除機」を使用してみてはいかがでしょうか。
アンケート実施日:2017年3月17日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方
アンケート総数:50
布団掃除機はこちらからも入手可能ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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