気にすべきはスーツやドレスだけじゃない!結婚式にふさわしい髪型&バッグとは?

みなさんは、結婚式に参列する際の装いのマナーをきちんと心得ていますか?今回は、結婚式にふさわしい装いについて、髪型とバッグの2点に絞って詳しくご紹介。細部まできちんと気を配り、大人として恥ずかしくない装いで新郎・新婦をお祝いしましょう!

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■とにかく清潔感を重視して!結婚式にふさわしい髪型・男性編

男性が結婚式に参列する際、ヘアスタイルを決める上で大前提となるのは、清潔感のある仕上がりにすることです。寝ぐせがついているなどはもってのほかですが、どんなにおしゃれでも、ぼさっとした無造作ヘアや目にかかる長さの前髪をそのまま垂らしておくのはNG。結婚式というフォーマルな場に出ても恥ずかしくないよう、きっちりとまとめて小ぎれいな印象に仕上げましょう。

【長い前髪は顔にかからないようにセット】
前髪が長めの方なら、オールバックにしたり横に流したりして、顔がしっかりと見えるようにスタイリングするのがおすすめです。そして、スプレーやワックスでしっかり固定して、動いても顔にかからない状態にしておきます。こうすれば、お気に入りの前髪を切ることなく清潔感のあるヘアスタイルになるでしょう。

なお、ヘアスプレーやワックスといったスタイリング剤を使用するのは、マナー的には問題ありません。ただし、過剰につけるとベタベタとした不潔な印象になってしまうので、量には注意が必要です。

【髪が長い方は束ねるヘアアレンジがおすすめ】
髪が肩につくくらい長い方は、後ろで一つに束ねておくとぐっと清潔感がアップします。このとき、必ずコームを使って髪を整えながらまとめるのがポイント。面倒だからといって手ぐしで適当にまとめると、髪の毛がところどころ浮いたり飛び出したりして、カジュアルな印象になってしまいます。きちんとコームでとかしてコンパクトに整え、上からスプレーをかけるなどして固めておきましょう。

一つに束ねるには髪が短いという方には、ハーフアップスタイルがおすすめです。耳から下の髪を残して、上半分の髪を束ねます。このとき、束ねていない部分の髪はコームできれいにとかして、ハネたり広がったりしないように注意してください。これなら肩まわりに髪が残っても、清潔感ある仕上がりになるでしょう。

■会場が華やぐ手の込んだスタイルで臨みたい!結婚式にふさわしい髪型・女性編

男性よりもヘアスタイルのバリエーションが豊富な女性は、自分の髪の長さに合ったヘアアレンジをするのがポイントです。そこでここからは、髪の長さ別におすすめのアレンジ方法や注意したいマナーをご紹介します。

【ショートヘアの方はヘアアクセサリーを使って地味にならないよう工夫すべし】
ショートヘアは、ミディアムヘアやロングヘアに比べて、どうしてもアレンジの幅が狭くなりがちです。特にアレンジをせず、いつもどおりの髪型で結婚式に臨んでいる方も少なくないのではないでしょうか?しかし、会場に華を添えるのも女性ゲストの大切な役割。あまりにも手を加えていないとカジュアルな印象になってしまい、マナー違反と捉えられることもあります。

そこでショートヘアの方におすすめなのが、ヘアアクセサリーを使ったアレンジです。カチューシャやバレッタなどを装着すれば、髪の毛をいじらなくても、簡単にパーティー仕様になるはず。また、ウィッグを使って1日だけロングヘアを楽しむのも良いでしょう。アレンジの幅が一気に広がり、ぐっと華やかな装いになります。

【ミディアムヘアの方はハーフアップスタイルがおすすめ】
アップスタイルのヘアアレンジにするには長さが足りないというミディアムヘアの方におすすめなのが、ハーフアップスタイルです。頭の上半分の髪の毛を束ねるので、髪が短いことで飛び出てきてしまう後れ毛も気になりません。上半分をアレンジしてボリュームをもたせ、下半分の髪をコテで巻いておけば、それほど髪が長くなくても華やかに仕上がるでしょう。

なお、ヘアアレンジするには髪が短いからといって、ダウンヘアで参列するのはマナー違反です。ダウンヘアが必ずしもNGというわけではありませんが、どうしてもカジュアルな印象になりがち。全体を巻いてウェーブをつけるなどすれば華やかにもなりますが、やはりアップやハーフアップなどのヘアアレンジをするほうが無難です。

【ロングヘアの方はボリューム感のあるアップスタイルがおすすめ】
ロングヘアの方は、その特権を活かしたボリューミーなアップスタイルがおすすめです。編み込みやねじりを効かせて、華やかに仕上げましょう。

ただし、いくら凝ったアレンジができるからといって、主役である花嫁よりも目立ってしまうようなヘアスタイルにするのはNGです。髪にボリュームが出る分、ヘアアクセサリーは使わないなどして、上手にバランスをとりましょう。

■これはダメ!マナー的にNGなヘアスタイル&アレンジとは?

まず男性の場合は、先にも述べたとおり清潔感に欠けるヘアはすべてNGとなります。無精ヒゲも厳禁なので(おしゃれに形を整えている場合は可)、必ずきれいに剃っておきましょう。

その他には、髪色がかなり明るかったり、赤や金などの個性的なカラーリングをしたりしているのも、結婚式にふさわしいとはいえません。カジュアルな雰囲気の結婚式なら問題ないこともありますが、挙式から参列する場合や、年配の方が多く参加する結婚式の場合は、髪色が奇抜だと浮いてしまう可能性が高いです。当日までに、落ち着いた色に染め直すことを検討してください。どうしても染めたくない方は、数日間だけ髪を黒くできる染剤やカラースプレーを使用するのがおすすめ。結婚式の主役は、あくまで新郎・新婦です。その日ばかりは自分の個性は抑えましょう。

女性の場合は、先述したカジュアルに見えるダウンスタイルや花嫁よりも目立ってしまう派手なヘアアレンジに加えて、結婚式ではタブーとされるヘアアクセサリーを使用したアレンジもNGです。具体的には、花嫁のヘアアクセサリーやブーケと被る花をモチーフとしたものや、ティアラに似たデザインのもの、殺生を連想させるファーをあしらったものなどが挙げられます。その一方で、シュシュやヘアクリップなど、普段から着用するヘアアクセサリーもNGです。適切なヘアアクセサリーを選べるか心配な方は、結婚式用のドレスや小物を専門的に販売している店で購入するか、ヘアアレンジで華やかさを出してヘアアクセサリーは使用しないのが無難でしょう。

■結婚式にふさわしいバッグ&不適切なバッグってどんなもの?

スーツやドレスと同じくトータルコーディネートの印象を左右するのが、バッグです。コーディネートに合ったバッグを持てばぐっとセンス良く見えますし、その一方で、結婚式というシーンに合わないものを選んでしまえば、それだけで「非常識者」の烙印を押されてしまいます。そこでここからは、結婚式にふさわしいバッグについて、男女別にご紹介していきましょう。

【男性は落ち着いたカラー&デザインのクラッチバッグを持とう】
まず男性の場合は、バックは持たなくてもマナー違反にはあたりません。女性と違ってメイクアイテムなどを持つ必要なく、荷物が少ないため、手ぶらで参列する男性がほとんどなのです。ご祝儀や携帯電話などがすべてポケットに収まる場合は、バッグは用意しなくても良いでしょう。

ただし、荷物が多く、ポケットに入れると不自然に膨らんでしまう場合はバッグを持ったほうがスマートです。とはいっても、トートバッグなどの大きなバッグはNG。いくらかっちりしたデザインでも、サイズが大きいものはそれだけでカジュアルなイメージになってしまいます。結婚式に参列する場合は、コンパクトなクラッチバッグを用意すると良いでしょう。選ぶ際に気をつけたいのは、素材と色、柄です。

まず素材は、革を選ぶのが正解。布やナイロンなどはフォーマルなシーンにはふさわしくないので避けてください。また、色は黒などのダークカラーが無難でしょう。スーツに合わせてグレーやネイビーを選んでも問題はありませんが、あまり明るくなく、落ち着いたトーンにしておかないと浮いてしまいます。最後に柄は、必ず無地を選んでください。目立たない程度に小さな刺繍が入っているくらいなら問題ありませんが、ロゴが大きく描かれたものや、チェックやストライプなどの柄ものは避けましょう。

【女性はドレスや靴とマッチするバッグを選ぼう】
女性の場合はドレスを着用するためポケットがないため、ほとんどの方がバッグを持って参列します。バッグの種類は、男性と同じく小ぶりなクラッチバッグかハンドバッグが一般的です。なお、女性は男性に比べて荷物が多くなる傾向があるため、サイズ選びには注意しなければなりません。会場に持っていきたい最低限のアイテムをすべて収納できることを確認してから購入しましょう。

デザインは男性と違って選択肢が広く、鮮やかなカラーのものや、柄が入ったものでもOK。ドレスと同じカラーにして統一感を出したり、スパンコールがあしらわれた華やかなものにしてバッグをコーディネートのメインにしたりと、全体のバランスを考えながら選びましょう。ただし、アニマル柄のものは殺生のイメージにつながるため、結婚式には向きません。

また、バッグの素材も気をつけたいポイントです。具体的には、布やビニールなどのカジュアルな素材、アニマル柄と同じく殺生を連想させるファーがNG。これらはどんなにおしゃれなデザインでも式場に持ち込んではいけません。

【あれもこれも持っておきたい…そんな悩みはサブバッグで解決!】
式場に持ち込むバッグは小さいものを選ぶのがマナーとはいえ、化粧直しに使用するメイクポーチや予備のストッキングなど、持っていきたいものがたくさんある…そんな風に悩む女性は多いことでしょう。その悩みを解決してくれるのが、サブバッグです。一般的にはトートバッグタイプで、大きさはA4サイズとなっています。

サブバッグとは、パーティーバッグとは別に持つもので、結婚式の最中は基本的にクロークへ預けます。しかし、声をかければすぐに出してもらえるため、「式場内では使用しないけれど、いざというときのために持っておきたいアイテム」を入れておくのにぴったりなのです。先に上げたメイクポーチやストッキングのほか、ヘアセットが崩れたときに使用するヘアピンやスプレー、胃腸薬や頭痛薬、靴ずれ対策の中敷きや絆創膏などを入れておくと良いでしょう。

ただし、サブバッグはクロークに預けてしまうものとはいえ、どんなデザインでも良いというわけではありません。布素材でも光沢があるサテンはOKですが、綿や麻などカジュアルなものはNG。ファーやビニールももちろんNGです。このポイントさえ守ればあとのデザインは自由に決められるので、ドレスやパーティーバッグに合ったものを探してみてください。

ちなみに、最も多いマナー違反が、買い物をした際にもらえる紙袋をサブバッグに使用するというもの。どんなにおしゃれなデザイン、かつ丈夫なつくりであっても、これは絶対にNGです。必ず専用のバッグを用意しましょう。

■これでバッチリ!バッグに入れて式場に持っていきたいものリスト

式場に持っていくバッグの選び方がわかったところで、次に気になるのがバッグの中に入れるもの。パーティーバッグに入れて式場に持っていくべきものとは、どんなものなのでしょうか?

【式場に持っていきたいものリスト】
・ハンカチとティッシュ
・ご祝儀袋
・財布
・携帯電話
・化粧直しに使うメイクアイテム
・ガムやタブレット など

財布はパーティーバッグに入るような小さなものを用意しておきましょう。かさばる小銭やカードはなるべく減らして、コンパクトに収めるのがポイントです。また、パーティーバッグに入れるメイクアイテムは、口紅だけでも十分。口紅は飲食した後どうしても落ちてしまうので、トイレに立ってさっと塗り直しましょう。そのほかのメイクアイテムはサブバッグに入れておき、顔全体のお直しは結婚式が終わった後で行います。

■まとめ

結婚式にふさわしい髪型とバッグについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?意外と知らなかったことも多かったのではないかと思います。TPOに合わせて装いを変えられることは、大人の条件の1つ。今回身につけた正しい知識をしっかり頭に入れて、マナーに沿ったおしゃれなコーディネートで結婚式へ出かけてください。

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