畳を表替えしよう!費用や時期などメンテナンス方法を解説|掃除方法も

畳張替えの1種『表替え』についてまとめました。表替えとは? といった素朴な疑問から、費用、時期、などといった知っておきたい情報を解説。さらに、畳を長く使うための簡単な掃除方法も紹介します♪ 本記事を参考に、伝統的な畳をいつまでも快適な状態にしておきましょう!

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表替えとは?

表替え」とは畳の張替え方の一種で、同じ畳床を使用して畳表と畳縁を新品にする方法のことを指します。そのため、畳を踏んだ際の感触は変わらないのが特徴。

畳は、使用年月によって定期的なメンテナンスが必要になります。劣化したままの畳を使い続けてしまうと、汚れやホコリが溜まってしまい、ダニといった虫が発生するため快適な畳を維持できません。

畳の光沢が減ってきたり、畳のささくれがポロポロと落ちてきた際には、「表替え」をしてきれいな畳にしましょう!

畳表(たたみおもて)

畳表とは、普段目にしているイ草で作られているゴザのこと。畳特有の、除湿機能・保温機能・空気清浄機能などがあります。近年では、イ草ではなく耐久性の高い素材を使った畳表も人気です。

畳床(たたみどこ)

畳床とは、乾燥わらを何層にも積み重ねて作られており、踏み心地を左右する部分。ポリスチレンフォームや
タタミボードなど、さまざまな素材が使われていることも。湿気を吸収する機能・保温性・断熱性・弾力性を持っているのが特徴です。

畳縁(たたみべり)

畳縁とは、畳の側面に付いている布のこと。畳の角を補強したり、畳と畳の隙間を埋める役割があります。さらに、畳のアクセントとしての役割もあり、さまざまなデザインの畳縁があります。

畳を表替えする手順を解説!簡単なステップとは

業者によって方法は変化しますが、以下のような方法で畳の表替えを行います。

①畳を立てて、クギを抜く
②カッターで縁を切り落とす
③畳表を畳床に貼り付けて固定
④縁をつけてクギ打ちをする

簡単そうに見えますが、畳はとても重たいものです。自分でやろうとせずプロにお任せしましょう。

畳を表替えする時期の目安は?

畳の表替えの時期は、基本的に約5年とされています。

しかし、普段はあまり畳の上で行動をしない……という方は畳の劣化が遅く、畳を長く使えるというケースも。一方、普段の生活を畳の上でしているという方は、5年よりも早いスピードで表替えの時期がきてしまう場合があります。畳の状態をよく確認して、表替えを検討するようにしましょう!

畳を表替えする際の費用を解説!

表替えにかかる費用は、1畳あたり4,000円〜15,000円が相場となっています。
金額は変動するため、各ホームセンターや張替え業者のサイトをよくチェックして値段を確認しておきましょう。

どんな基準で価格は設定されている?

畳は、イ草のグレードによって価格が変わっていきます。

イ草の品質はもちろん、産地使用量によって変動してくることを覚えておきましょう! 日本産のイ草は、高品質なため値段が高くなるケースがあります。

また、戸建て用・マンション用といったように、建物によっても分かれているため建物によっても価格が変動。戸建てよりも、マンションの方が比較的安く済みますよ。

表替えのほかにもメンテナンス方法がある

畳のメンテナンス方法は、表替えのほかに2つあります。場合によっては、表替えよりも下記で紹介する方法が適していることも。ぜひ参考にしてみてくださいね。

裏返し

裏返しとは、既存の畳表を裏返して再利用する方法です。

新品の畳を使い始めて、約2〜5年が経つと畳がすれたり、日焼けのによる色あせが出てきます。そんなとき、手軽にできるメンテナンス方法が裏返しです。しかし、畳の劣化が激しいものや、5年以上経った畳の場合は裏返しができないことがあります。

▽詳しい「裏返し」の記事は下のリンクをチェックしてみてくださいね!

新調

新調とは、畳表・畳縁・畳床の3つをすべて新しくする方法です。

畳表の劣化はもちろんのこと、イ草の落ち着く香りも復活し、弾力のある畳床が手に入るため畳の本来あるべき姿へと戻ります。「表替えや裏返しをしたけど劣化が目立つ……」「新しい畳にしたのは15年前……」といったような方は新調がおすすめ。

しかし、すべてを新品にするということから、表替えと裏返しよりも価格帯が高くなるため、コスパ重視の方は現在の畳を活かしつつメンテナンスするのがおすすめです。

畳を長く使うための掃除方法を紹介!

メンテナンスした畳を長持ちさせるためには、日々のお手入れも大切。実は、畳のお手入れは特別なものを使わなくても簡単にできるということを知っていますか?

ここでは、おうちにあるものを使った畳のお手入れ方法を2つ紹介します♪

ほうきを使ってホコリをかき出そう!

畳のお掃除には、ほうきがぴったり。

ほうきを使うことで、畳の網目に入り混んだ細かいホコリやゴミを、簡単に取り除くことができますよ。ほうきで掃除をする際は、網目をそっとなぞるように使うのがポイントです。

ほうき+お茶がらでさらに念入りに

もっと念入りに畳を掃除したい方は、お茶がらとほうきを使った掃除方法もありますよ。

掃除方法は、湿ったお茶がらを畳の上に広げやさしく丁寧に掃き掃除をするだけ。お茶がらは、殺菌・抗菌の働きがあるため、畳を清潔に保ってくれます。また、お茶がらにホコリが付着するので、ホコリの舞い上がりを防ぎながら掃除できるというメリットも!

捨ててしまいがちなお茶がらですが、こんなことにも再利用できるなんて意外ですよね♪

お茶がらを使った掃除の詳しいやり方を知りたい方は、下のリンクをチェック!

▽詳しい内容はこちらから

ダニやカビの原因に!畳の上には敷物を引かないようにしよう

古くなった畳をメンテナンスするのが面倒で、ついついカーペットや絨毯を敷いてごまかしてしまいがち。しかし、畳の上に敷物を敷いてしまうと湿気がこもってしまい、古くなった畳にさらに悪影響を及ぼしてしまいます。さらには、カビやダニが発生してしまうおそれも。畳の劣化を悪化させないためにも、早めに表替えなどのメンテナンスを行なってくださいね。

また、タンスやテーブルといった重たいものは極力畳の上には直置きせず、畳と置きたいものの間に板を挟みましょう。そうすることによって畳の凹みをおさえることができますよ♪

畳の表替えはプロに頼むのもひとつの手!

畳の表替え作業が不安な方は、プロにお願いするのもひとつの手

『くらしのマーケット』には、畳張替えのプロがたくさん在籍しているのを知っていますか? 口コミ評価やランキングの順番を参考に業者を選び、日時や住所を入力するだけで簡単に依頼ができますよ♪

▽プロに表替えをお願いしてみたいという方は、以下のリンクをチェック!

畳の表替えをして、居心地のいい和室を取り戻そう!

畳のメンテナンス方法となる『表替え』の方法や費用、日々の掃除方法について解説しました。

畳はとてもデリケートなもの。そのため、定期的なメンテナンスが必要です。さらに、畳を長持ちさせるためには、日々の掃除が必要不可欠に。また日々のちょっとした気遣いからも、畳の劣化を抑えることができます。

畳のメンテナンスを行って、畳をいつまでもきれいな状態に保ってくださいね♪

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