トイレのドアノブのトラブル。自分で調節や交換することは可能?

ドアノブがガタガタしたり、鍵の調子が悪かったりするときは、交換する時期がやってきたのかもしれません。ドアノブの交換は仕組みさえ分かれば、そう難しくはありません。交換に必要な道具や手順、注意点を参考にして、DIYに挑戦してみませんか?

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トイレのドアノブによくあるトラブル

トイレは家族全員が日に何度も出入りする場所です。家の中でもトアノブが頻繁に動かされる場所といえるのではないでしょうか?

そのため、ほかのドアと比べるとトラブルが起きることも多いかもしれませんね。では、ドアノブに起こりがちなトラブルについて見ていきましょう。

ガタガタするときは調節を

ドアノブを下げたとき、ガタガタして「しっかり固定されていないな」と感じる場合、ビスが緩んでいることが考えられます。

たとえば、レバータイプのドアノブは正面からドアを見たとき、通常床に対して水平に付いているはずです。片方が下がっているのであれば、ビスを締め直してしっかり固定してやる必要があるでしょう。

多くのドアでは、レバー根元の下部か側面にビスやナットが付いています。身体を使って表裏のレバーを引きつけるように押さえ、ドライバーやレンチでギュっと締め付けましょう。

開かないことがあれば早めに交換など対処を

「鍵を開けてもドアが開かず、トイレに閉じ込められた」という経験はないでしょうか。その場はなんとか開いたとしても、いつまた閉じ込められるかわかりません。

ドアが開かなくなる原因は、シリンダーやラッチと呼ばれる部品に発生した「サビ」や、地震や経年劣化による「建物の歪み」などが考えられます。

もし完全に閉じ込められてしまった場合、すぐに駆けつけられる家族がいなければ、レスキュー隊などに救助を要請する必要もあるでしょう。

大事になる前に、「調子が悪いな」と感じたら早めに対処しておくことをおすすめします。

ドアノブの選び方

ドアノブを選ぶとき「見ためが似ているからコレでいいや!」などと安易に決めてはいけません。偶然にも自分の家のドアと合えばよいですが、合わなければ買い直しが必要です。

これから説明するチェック項目について、商品の詳細を確認してから購入しましょう!

ドアに適合するか確認する

まずは、ドアレバー付近の各部位の測定をしましょう。とくに次の3つが重要です。

●ラッチフロントの縦横の幅
●ドアの厚み
●バックセットの距離

ラッチとは、鍵をかけたときにドアの横から飛び出る部品のことです。ラッチフロントとは、その部品をドアに収める金属板のことをいいます。長方形の縦横の幅を測定しておきましょう。

バックセットとは、ドアノブの中心からドアの端までの距離のことです。そのほか、ラッチフロントを止めている上下ビス間の長さや、ドアノブ台座の直径も測っておくと安心ですよ!

ノブや鍵の種類を選ぶ

トイレによく使われているドアノブは「握り玉」と「レバーハンドル」の二つでしょう。握り玉は丸いハンドルを時計回りに回して開けるもので、レバーハンドルはレバーを押し下げて開け閉めします。

トイレに使われる鍵のうち、自分で交換できるのは「チューブラ錠」か「円筒錠」の二つです。チューブラ錠とは、台座をとめているビスが見えているもので、見えなければ円筒錠になります。

ドアノブをDIYで交換する方法

ドアノブの交換費用を安く抑えるなら、自分で交換してしまうのが◎。必要な道具から、交換手順、注意点までひと通り目を通しておきましょう!

準備しよう

新しいドアノブを用意したら、交換に必要な道具をそろえましょう。

●新しいドアノブ
●プラスドライバー、マイナスドライバー
●木工用ボンド
●つまようじ
●はさみ

トイレのドアノブは数個の部品をネジでとめてあるだけなので、基本的にはドライバーがあれば交換できます。取り付け穴のサイズが合わないときだけ、木工用ボンド以下のアイテムが必要になります。

新しいドアノブは、組み立てられた状態になっていることがほとんどです。付け替え前に分解しておくと作業がしやすいでしょう。

ドアノブの交換手順

交換手順は、ざっと次の通りです。

1. ビスを外し古いドアノブを外す
2. ラッチフロントのビスを外し古いラッチボルトを外す
3. 新しいラッチボルトを入れ、ラッチフロントをビスでとめる
4. 新しいドアノブの芯が付いている方を穴に通し台座をビスでとめる
5. もう片方のドアノブを付けて台座をビスでとめる

チューブラ錠の場合6カ所のビス、「表裏の台座それぞれ2カ所」「ラッチフロントの2カ所」とラッチボルトを外します。

円筒錠の場合、ドアノブ付け根にある小さな穴に、先の細いものを押し込みながらドアノブを引き抜きましょう。台座カバーの下に隠れていた2カ所のビスとラッチボルトを外します。

新しいラッチボルトとドアノブを、取り外しと逆の手順で取り付けたら作業完了です!

交換するときの注意点は?

ラッチボルトは、ドアの内側にラッチの面が向くように取り付けましょう。また、チューブラ錠の交換では、取り付け穴が大きくビスがうまく固定されないことがあります。

その場合、木工用ボンドを付けたつまようじを入れて穴を埋めましょう。埋まるまで何本でも使って構いません。はみ出した部分ははさみでカットします。

円筒錠の場合、ドアノブから伸びる円筒にラッチが引っかかる「リトラクター」という部分があります。このリトラクターに「ラッチがしっかりかみ合っているか」必ず確認しましょう。

ドアノブの交換は自分でもできる

ドアノブが開かないトラブルに見舞われたら、すぐに開いたとしてもどこかしらに不具合が出ている恐れがあります。なるべく早めに交換することをおすすめします。

ビスで何カ所かとめてあるだけと簡単な仕組みなので、ドアノブは自分で交換することが可能です。新しいドアノブを選ぶときは、前もって必要な部位の測定をして、適応するものを購入しましょう!

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