【徹底解説】トイレの電球が切れた!購入前に知っておくべきポイント

トイレの電球が切れたらすぐに交換する必要がありますよね。しかし電球にもいろいろな種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまう人も多いはず。そこで今回は、正しい電球の選び方を詳しく解説します! 電球のチェック箇所やおすすめの明るさも紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

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トイレの電球を買い換える前に確認

「トイレの電球を取り替えたら前よりも暗くなった……」というケースは少なくありません。電球の口金のサイズや形、ワット数を確認してから購入しましょう!

現在使っている電球をチェック

トイレの電球が切れたら、すぐに捨ててしまわずに現在使っている電球の「型番」を確認しましょう。

口金部分や電球のガラス部分には、アルファベットと数字から成る型番が記載されており、電球の種類、明るさ、消費電力などが確認できます。

たとえば、「白熱電球」で、型番が「LW100V36W」の場合、最初のアルファベット(LW)が電球の種類(ホワイト電球)、次がボルト数(100V)、最後が消費電力(36W)です。

「電球形蛍光灯」で「EFA10EL/8」と表記があった場合はどうでしょうか?最初のアルファベット(EFA)が電球の種類(電球型蛍光ランプ)、数字の10が明るさ(40形相当)、8が実際の消費電力を表します。

口金のサイズと電球の形は同じ物を選ぼう

電球をソケットに差し込むネジ状の部分を「口金(くちがね)」といい、新しく電球を購入するときは、元の電球と同じ形状やサイズの口金を選ばなければなりません。

口金のサイズは、アルファベットと数字の組み合わせで記載されています。直径が26mmの口金であれば表記は「E26」です。Eは、エジソンの頭文字に由来しています。

一般電球やボール電球はE26、ダウンライトなどの小型電球はE17、ハロゲンランプはE11が多いでしょう。

60ワット程度がおすすめ

電球や蛍光灯は、消費電力数を示す「ワット数(W)」が明るさの1つの目安になっており、「消費電力が多ければ明るく、低ければ暗い」のが一般的です。

近年は少ない消費電力で明るさを出す器具も増えており、「54W、60形」と表示があるものは、54ワットの電力で60ワット相当の明るさが得られることを示します。

トイレの電気は、60ワット以上を超えると明るすぎるため、40~60ワットがよいでしょう。

トイレに黄色い電球がおすすめのワケ

電球の明るさに続いて考慮したいのが「電球の色味」です。オレンジや黄色の温かみのあるものや昼間のようなクリアな明るさをもたらすものなど、電球の色によって空間の雰囲気ががらりと変わります!

電球色・昼光色・昼白色の違い

電球や蛍光灯の色は、主に以下の3つに大別できます。

●電球色:黄色やオレンジ色の暖色系
●昼白色:太陽の明るさに近い自然な色
●昼光色:青みがかった白系

暖色の光を放つ「電球色」は、和室や寝室など「心を落ち着かせたい場所」に向いています。また、料理をおいしそうに見せる効果もあるため、家族が集まって食事をするリビングにもぴったりですね!

「昼白色」は人にとってもっとも慣れた色で、リビング、勉強部屋、オフィスなどあらゆる場所に適しています。「昼光色」は電気の中ではもっとも明るい蛍光色で、文字がはっきり見えるのが特徴です。

集中力を高めたい勉強部屋や作業場などに向いていますが、目が疲れやすいのでリラックスしたい空間にはあまり合わないでしょう。

電球色は汚れが目立ちにくい

3つの色味の中で、トイレに適しているのは「電球色」です。電球色はリラックス効果がある上、汚れが目立ちにくいのがメリットです。

「昼白色」や「昼白色」は電気をつけたときに、トイレの黄ばみや汚れがはっきりと見えてしまうので、あまり落ち着かないかもしれません。

トイレは常に清潔にきれいにしておくのが当然ですが、やはり「あら」はできるだけ目立たない方がよいでしょう。

夜間利用時、目への刺激が少ない

トイレの電球を「電球色」にした方がよい理由は「目への刺激の少なさ」です。夜間トイレに起きたとき、「昼白色」や「昼白色」の明るい光が突然目に入ってきたらどうでしょうか?

暗いところから急に明るいところに行くと、目がくらんでしまったり、脳が興奮してなかなか寝つけなくなったりするおそれもあるでしょう。その点、電球色は目への刺激が少なく睡眠を妨げません。

トイレの電球についてもっと詳しく

トイレの電球の選び方で迷ったときのポイントや、トイレをより便利にするアイデアを紹介します。トイレの電球の選択肢は幅広いので、家族と相談して使いやすいものを選びたいですね。

LEDと白熱電球、どちらがおすすめ?

温かみのある電球色が多い「白熱電球」には、「目にやさしい」「落ち着く」「電球1個の価格がリーズナブル」といったメリットがあります。

蛍光灯やLEDに比べると電気代が高く付き、寿命がやや短いのがデメリットでしょう。

一方、LEDは省エネに優れており、寿命は約4万時間、消費電力は白熱灯の1/8です! 一般的にLEDは「長時間電気を使用する場所」に向いています。

もし、LEDをトイレの電気にするなら、LEDの明るさを示す「ルーメン値」が350~550の電球色を選ぶとよいでしょう。

リビングと違い、トイレの電気を利用するのはごく短い時間です。白熱灯をつけたとしても、電気代はそれほど高くありませんし、わざわざLEDにつけ直すほどの大きなメリットもありません。好みの方を選びましょう。

人感センサー付き照明も便利

「トイレの電気の消し忘れが多い」「夜間のトイレは暗くて不安」という人におすすめしたいのが「人感センサー付き照明」です。

人の気配を感知して自動で電気をオン、オフしてくれる優れもので、玄関やトイレ、屋外の防犯としても重宝されています。

トイレに取りつけるときは、センサー感知の範囲や取りつけ方、消灯までの時間などを考えて、誤作動を起こしにくく、かつ省エネ対策になるものを選びましょう。

電球交換に失敗しないようしっかり確認

電球交換をする際は、型番と口金のサイズを確認すると、「買い違い」が防げます。トイレの電球が「なんだか落ち着かない」と感じたら、ワット数や色をチェックしてみましょう。

温かみのある白熱電球やワット数の低い電球に交換するだけで、やすらぎのある空間に変わります。トイレの電球1つで、トイレの雰囲気が左右されるのには驚かされますね。

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