マットの洗濯、忘れていませんか?清潔な足元を維持する方法

家の中のいたるところで使われているマットですが、どの程度の頻度で洗濯していますか? マットにはたくさんの雑菌が付着しており、定期的な洗濯をすることで、清潔な足元を維持できます。マットのタイプによっておすすめの洗濯頻度を紹介していきます。

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場所別、マットの洗濯頻度

家庭には、キッチンマット、トイレマット、バスマットなど、多くのマットがありますよね。毎日使うもので、汚れているのは分かっていても、「こまめに洗濯していない」という場合も多いのではないでしょうか。

衣類と違い、マットはどのくらいの頻度で洗濯したらよいのか迷うものです。清潔に保つための、場所別によるマットの洗濯頻度を紹介していきます。

トイレマットは1、2週間に1回

トイレのマットは、2〜3日に1回の洗濯が理想的ですが、「それほど頻繁に洗えない」という場合でも、1〜2週間に1回は洗うようにしましょう。

トイレマットには、目に見えない尿はねが多く付着しており、家族に男性や小さなお子さんがいる場合は、さらに汚れやすくなります。チリやホコリなどと絡むことで、雑菌が繁殖します。

雑菌の繁殖によるアンモニア臭が、いわゆる「トイレ臭」の原因です。臭いや雑菌の繁殖を防ぐために、トイレマットをこまめに洗う習慣をつけるとよいですね。

バスマットは1週間に1回

バスマットは、お風呂上がりの濡れた体や足裏からの水分を吸収するため、1週間に1回は洗濯しましょう。バスマットは入浴前の足にも触れている可能性があるため、汚れた足裏の皮脂や、髪の毛、ホコリなども吸着しています。

湿ったバスマットをそのまま放置しておくと、そこに菌が繁殖し、せっかくお風呂できれいに洗った足裏に、また雑菌が付着することになります。

さらに、湿った状態のバスマットを床に敷いておくと、床を傷める原因にもなるため、気が付いたときや、休みの日など、1週間に1度を目安に洗濯しましょう。

キッチンマットは月に1回

キッチンマットを清潔に保つためには、月に1回を目安に定期的な洗濯をしましょう。スリッパを履いてキッチンマットに乗る人の場合、素足で乗るバスマットほど、皮脂は付着しません。

しかし、調理で飛び散った水滴や、落ちやや野菜くずやご飯などで雑菌が繁殖している可能性もあるため、黒ずみが発生する前に洗濯しましょう。

マットの洗濯方法

足元に敷いてあるマットを定期的に洗濯する場合、気になるのがその洗濯方法ですよね? 床に敷いてあるマットは、それだけで衛生的でない印象があるので、衣類と洗濯するのは抵抗を感じるものです。

マットを洗うのは、手洗いはもちろん、洗濯機で洗える商品が多く発売されています。洗う前のポイントや、洗濯機使用の注意点を紹介していくので、常に衛生的な足元を保つ洗濯方法を実践してみましょう。

大きなゴミを取る

大きなゴミを取り除いたら、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗います。ネットに入れないと、型崩れを起こしたり、繊維が抜けたりして、洗濯後の見栄えが悪くなってしまうので、注意しましょう。

洗い終わったら、シワをしっかり伸ばして、風通しのよい場所に干します。とくに裏面は、長い時間床に接するため、生乾きにならないよう、しっかり乾くように広げて干しましょう。

洗濯機で洗い、風通しのよい場所で干す

マットは衣類に比べ、比較的大きな面積があり、丈夫な繊維で作られていることが多いため、洗濯機で洗う前に、大きなゴミを取り除いておくのがポイントです。

大きなゴミや、固ったご飯粒などがマットに残っていると、マットと洗濯機の両方を傷める恐れがあります。また、洗濯機を汚してしまうと、次に洗濯する衣類を汚してしまいかねません。

洗濯機に入れる前に掃除機をかけたり、粘着テープで大きなゴミや絡みついた髪の毛などを取り除いたりしてから洗濯する、という手順を覚えておきましょう。

洗濯のコツ

基本的には衣類と同じ洗濯方法ですが、マットを洗濯するためにはコツがあります。コツを覚えて、さらに効率よく、衛生的にマットを洗濯しましょう。

マット類でまとめて洗う

マットを洗濯するときは、衣類と分けたよいですが、マットを1枚ずつ分けて洗うのは手間ですよね? その場合、マットは一度にまとめて洗濯してしまえば、非常に効率的です。

天気のよい日を選んで、トイレマット、バスマット、キッチンマットなどをまとめて洗い干すことで、家の中が一気に片付くのでおすすめの方法です。

除菌したい場合は漂白剤を併用する

マットをとくに衛生的に保ちたい場合は、除菌できる漂白剤を併用しましょう。マットには色柄ものが多いので、真っ白に漂白する塩素系ではなく、使うのは「酸素系漂白剤」です。

軽くたたんで洗濯ネットに入れ、いつもの洗濯と同じように洗剤と酸素系漂白剤を入れます。柔軟剤はふんわり仕上げてくれるので肌触りがよいですが、吸水性を妨げる場合があるので、好みによって使い分けましょう。

マットは定期的に洗濯することで、気持ちよく使えます。しかし、忙しくてなかなかまとめて洗うタイミングがない場合は、スペアを用意するなどして、まずは取り替える習慣からつけてみませんか?

バスマットを定期的に交換し、使ったものは時間のあるときにまとめて洗うと決めれば、こまめなケアも楽にできます。毎日を衛生的で快適なマットで生活しましょう。

いつも清潔なマットで暮らそう

マットは定期的に洗濯することで、気持ちよく使えます。しかし、忙しくてなかなかまとめて洗うタイミングがない場合は、スペアを用意するなどして、まずは取り替える習慣からつけてみませんか?

バスマットを定期的に交換し、使ったものは時間のあるときにまとめて洗うと決めれば、こまめなケアも楽にできます。毎日を衛生的で快適なマットで生活しましょう。

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