【収納から物干しまで】浴室におすすめの突っ張り棒3選＆活用アイデア3選

突っ張り棒は収納や物干しにとっても便利

100均やホームセンターなど、身近なショップでも手に入りやすい突っ張り棒。収納棚を増やせたり衣類のハンガーラック替わりにもできたりと、幅広い使い方ができる収納アイテムとしてとっても人気ですよね。

壁に穴をあけずに済むので、傷跡をできる限り残したくない賃貸でも気軽に取り付けできるのも魅力のひとつ。

そんな突っ張り棒はお風呂場や洗面所など、浴室周りでも大活躍します。掃除洗剤の収納やリネン類の整理整頓にはもちろん、物干し竿替わりとしても便利。

天気が悪い日や梅雨の時期など、洗濯物が乾きづらい日は乾燥機が備わっている浴室に干すことで効率よく乾かせますよ。

洗面所の収納場所が少なくて困っている方や、日ごろから洗濯物を干すタイミングで悩んでいる方は「突っ張り棒」を取り入れてみてください！

【3ステップ】浴室に突っ張り棒を設置しよう

突っ張り棒は設置するための下準備がとても大切です。「洗濯物を干したい」「シャワーカーテンをつけたい」など、どのように使いたいかを考えながら3つのステップを踏みましょう。

浴室はもちろん、ほかの室内に設置したいときも同様のステップを踏んで突っ張り棒を取り付けてくださいね。

1．浴室の幅を計る

突っ張り棒を購入する前に、まずは設置したい場所の横幅を測りましょう。設置したい箇所の幅に対して短い突っ張り棒を購入してしまうと、しっかりと突っ張る事ができません。

また幅の狭いところに突っ張り棒を設置したいときは、突っ張り棒の最短の長さが設置したい隙間よりも短いものを選ぶ必要があります。伸縮性のある収納アイテムですが、適したサイズは設置場所によって異なるため必ず確認しましょう。

2．浴室の幅より少し長めの突っ張り棒を用意

測ったサイズよりも少し長めの突っ張り棒を用意します。突っ張り棒の最長サイズと設置場所の幅を合わせてしまうと、バネをつかった調整ができなくなってしまうため、最短サイズの数値を目安としましょう。

また、このとき大切にしたいもうひとつのポイントは突っ張り棒の耐荷重です。軽いハンドタオルをかけるのか、重さのある洗濯物を干すのかでは適した突っ張り棒が異なります。

濡れた洗濯物は意外と重量があるので、購入の際には耐荷重をしっかり調べて選んでくださいね。

3．床と平行になるようにつっぱる

突っ張り棒の長さが決まれば、あとは床と平行になるように、突っ張り棒をきつく締めて突っ張ります。

このときに少しでも緩いと、洗濯物を干したときに落下の原因になりますので、注意が必要です。しっかり締めておきましょう！

浴室におすすめの突っ張り棒3選

ここからは、浴室周りにおすすめの突っ張り棒を3つ紹介します。洗濯物を干すときに活躍する強力タイプにスリムなコンパクトタイプ、おしゃれな木目タイプの突っ張り棒をピックアップ。

浴室や洗面所で使う突っ張り棒選びの参考にしてくださいね。

洗濯物が多いおうちにぴったりの強力タイプ

こちらの〔アイリスオーヤマ〕の突っ張り棒の耐荷重は約23～55kgととっても強力。洗濯物が多いご家庭や、一度にたくさん洗濯をしたい方におすすめです。

サビにくいステンレス素材の突っ張り棒は浴室用としてぴったり。また、ステンレスパイプを支えるキャップ部分には抗菌剤が配合されていて、カビの発生を抑えてくれる効果が期待できます。

サイズは2つからセレクトできるので、自宅にあった長さのものを選んでくださいね。

細々したものを干すならコンパクトなタイプ

ボディタオルや掃除用品などを引っ掛けたいときには、こちらの突っ張り棒がおすすめです。幅は約70～120cmとコンパクトなため、狭い浴室内にも設置しやすいですよ♪

パイプもスリムで圧迫感を与えないので、洗面所のハンドタオルかけとしてもぴったり。また手に取りやすい価格帯も魅力です。

テイストを合わせたいならカラーを選べるタイプ

こちらの突っ張り棒はシックなテイストの浴室や、デザインマンションのお風呂場にも合わせやすい3つのカラーからセレクト可能です。寝室やクローゼットの中に設置しても空間にマッチしますよ♪

スリムタイプながら耐荷重は2～5kgと、軽めの洋服やタオル類であれば十分に干せるでしょう。サイズ展開も豊富なため、設置したい空間の広さに合わせてセレクトしてくださいね。

浴室周りでの突っ張り棒活用アイデア3選

ここでは浴室周りでの突っ張り棒の活用アイデアを3つ紹介します。突っ張り棒を2つ使う技や、木の板をプラスするアイデアなど、参考にしたいものばかり。

浴室だけではなくキッチンやトイレなど、別の場所でも活かせるアイデアは必見ですよ♪

定番♪浴室内に設置して物干し用に

まめ嫁さんは浴室内に室内干しコーナーを簡単手作りしています。2本の突っ張り棒を使って、1度にたくさんの洗濯物を干しているそうです。

2段タイプの物干し竿にする手順はとても簡単。浴室の壁と壁の間に設置した突っ張り棒に2つのS字フックをひっかけて、もう1本の突っ張り棒をS字フックで支えるだけ！

天井の高さを生かしたステキなアイデアですよね。突っ張り棒が2本ない場合は、クローゼット用のハンガーでも代用可能です。

日中家にいることが少ないビジネスパーソンの方や、外で干すのはちょっと心配……という女性の方はぜひ参考にしてくださいね。

▼まめ嫁さんのアイデアをもっと見る▼

100均アイテムでバスマット干し＆収納

ちびかおさんは、100均で購入できる短めの突っ張り棒をお風呂場の入り口にセット。マットレスを干しながら、使っていないときの収納場所として活用しています。

ユニットバスタイプのおうちの方やタオル類を干す場所が足りない……という方は、入り口の幅にあった突っ張り棒をゲットして取り入れてみましょう♪　

ちびかおさんのキッチンでの突っ張り棒活用術も要チェックですよ！

▼ちびかおさんのアイデアをもっと見る▼

縁の下の力持ち！洗濯機上の収納DIYにも活躍

hiroさんは洗濯上のスペースを、突っ張り棒を使って有効活用しています。突っ張り棒の上に棚板を載せることでまるで元から棚があったかのような、すてきな空間に仕上げています♪　

これなら見せる収納として、洗剤ボトルやタオルを置いてもおしゃれになりますね。

▼hiroさんのアイデアをもっと見る▼

突っ張り棒が落ちるときはこうする！

突っ張り棒に衣類をつり下げたときや、収納したいものを置いた際の衝撃で落下してしまった……という経験をしたという方も多いのではないでしょうか？

突っ張り棒が落ちる原因としてあげられるのが「長さ」「耐荷重」「壁との相性」の、主に3つがあげられます。原因となる3つの要因を解消することで、設置した突っ張り棒が落ちにくくなりますよ。

これから突っ張り棒を設置する方も、今使っている突っ張り棒が落ちるとお悩みの方も参考にしてください。

対策1．規定の長さと耐荷重を知る

突っ張り棒を購入するときは「設置する空間の幅」に、突っ張り棒の「最短の長さ」が近いものを選ぶことが大切です。突っ張り棒の「長さ」と「耐荷重」はリンクしていて、長く伸ばすほど耐荷重は小さくなり、突っ張る強度が落ちてしまいます。

またパイプが重なっている面が広いほど強度が増す、という点も突っ張り棒の特徴のひとつ。突っ張り棒を設置するときは、伸ばしすぎないようにしましょう。

対策2．摩擦力を強くする

突っ張り棒は、壁と押し合う力と、壁の設置面に生じる摩擦力で強度を保っています。タイルやデコボコのないツルツルした摩擦力が弱い壁は、突っ張り棒との相性があまりよくありません。

そこで活躍するのが、摩擦力をアップさせるアイテム！　耐震マットを突っ張り棒と壁の間にはさむことで、摩擦力がアップし落ちにくくなります。

また耐震マットは摩擦力を上げてくれるだけでなく、突っ張り棒が当たる壁面を保護してくれますよ。「壁に跡が付かないか心配……」という際にもおすすめです。

対策3．支点を作る

それでも心配な方には、突っ張り棒を支える「支え棒」を取り入れるというのもひとつの手。今まで設置面の2か所しかなかった支点を増やすことで、力が分散し安定感が増します。

長さのある突っ張り棒を使用している際や、摩擦力にまだ心配が残るときはぜひ取り入れてみてくださいね。

浴室の有効活用は突っ張り棒で♪

お部屋で洗濯物を干すと、湿気やニオイが気になる......という方も多いはず。乾燥機が備わっている浴室ならそういった問題をクリアし、快適に乾かせられるのはうれしいですよね。来客時に人目を気にしなくていいのも、すてきなポイントです。

今回紹介したアイデアを取り入れて、ぜひ快適ライフを送ってくださいね。