電気圧力鍋のおすすめ3選!メリットデメリットや人気の電気圧力鍋を紹介

電気圧力鍋があると普通の鍋では時間がかかる煮込みも簡単に作ることができます。普通のガス式の圧力鍋と違って火を使わず、音も静かなので、料理初心者の方や子どものいる家庭でも重宝するでしょう。ただメリットだけでなくデメリットもあります。この記事でガス式の電気鍋との違いを比較してみてください。迷ったらぜひ選びたい人気の商品も紹介しています。

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電気圧力鍋とは?

家庭に一つあると便利なアイテムに「電気圧力鍋」があります。圧力鍋というとガスを使うタイプを思い浮かべるのではないでしょうか?

シューシューという運転音や吹き出す蒸気が怖いという人もいますが、電気圧力鍋は従来のガス用圧力鍋とは異なるメリットがあります。

ガス用圧力鍋との違い

「電気圧力鍋」とは、ガスではなく電気の力で調理する圧力鍋を指します。ガス用と電気との大きな違いは、「熱源に何を用いるか」で、性能面ではそれほど大きく変わりません。

空気や液体が逃げないように密封した容器の中に食材を入れ、加熱で大気圧以上の圧力をかけていきます。圧力鍋は沸騰する温度が115~125℃程度になるので通常の鍋よりも早く加熱され調理時間が短縮できるわけです。

電気、ガス用ともに、煮る、蒸す、ゆでるなどの一連の調理ができます。違う部分をあげるとすれば、以下が考えられるでしょう。

●調理時間の違い
●本体の大きさ
●光熱費の違い
●調理中の音の大きさ
●付帯する機能

電気圧力鍋のメリットとデメリット

上記であげた両者の「違い」は、それぞれのメリットやデメリットにつながっています。どちらが優れているとは一口にはいえませんが、圧力鍋を使いなれていない人や忙しい主婦の場合は、電気のほうが便利と感じるかもしれません。

静かで簡単に使える

ガス用圧力鍋が使いにくいと感じる理由のひとつが「シューシュー」という蒸気が漏れる音です。圧力鍋は加圧され十分な圧力(沸点)に達すると圧力調整弁から蒸気を噴出させます。

これは気圧を一定に保つために蒸気を逃がす音ですが、慣れていない人は「爆発しそうで怖い」と感じることも。

その点、電気はガス用に比べると音が静かなので、はじめてでも怖がらずに調理ができるでしょう。加えて火加減や圧力のコントロールを自動で行ってくれるため失敗が少ないです。

ガス用圧力鍋の場合は蒸気の音が鳴りだしたら、すかさず火を弱火にしなければなりません。鍋につきっきりなので、小さな子どもがいる家庭や忙しい人には使いにくいともいえるでしょう。

時短でき光熱費が安い

圧力鍋自体のメリットとして、通常の鍋に比べて調理時間が短く、光熱費の節約につながることがあげられます。

たとえば、通常の鍋で「豚の角煮」を調理する場合、完成するまで2~3時間はかかるでしょう。しかし、一気に加圧できる圧力鍋なら、数十分で肉も根野菜もホロホロになります。

電気には電気代が、ガス用にはガス代がかかりますがそれほど大差はなく、電気の方が少しだけ安い程度です。

頻繁に煮込み料理を作る人なら電気圧力鍋を購入するのが経済的でしょう。

本体が大きいので広いスペースが必要

通常の鍋よりも本体が大きく、3合炊きの炊飯器程度のスペースが必要です。小さな賃貸のキッチンでは、場所をとってしまうのがデメリットでしょう。

ワークトップに置くと調理の邪魔になるため、あらかじめ置き場所を確保しておかなければなりません。

コンセントを使用するので、ウォールキャビネットの電化製品収納部分などに設置するのが理想ですが、炊飯器のように蒸気が出るものもあるため注意が必要です。

調理は煮込み系中心で予約調理はNGが多い

「電気圧力鍋があれば、予約調理が楽にできる」と勘違いする人が多いようです。

食材を入れてタイマーをセットしておけば、自動で料理してくれる〔ヘルシオ〕の《ホットクック》や〔象印〕の《煮込み自慢》などもありますが、基本的には、炊飯以外の予約調理が禁止されていることがほとんどです。

予約調理で肉や魚などの生ものが鍋内に数時間放置されると食材が傷んでしまうのが理由で、火を通すといっても食中毒になる可能性をゼロにはできません。

基本的に電気圧力鍋で調理できるのは煮込み系で、朝から予約可能なのは炊飯のみと覚えておきましょう。

電気圧力鍋の選び方

電気圧力鍋をはじめて購入するときは、サイズ、タイプ、機能などをチェックします。「買ったのに使いこなせなかった」と後悔しないように、以下のポイントは必ずおさえておきましょう。

本体サイズと調理容量で選ぶ

はじめに、「何をどのくらい作るか」の調理容量を決めましょう。目安としては家族の人数に1lを加えたサイズが理想です。

たとえば、一人暮らしなら2l、3人家族なら4lといった具合です。基本的に容量が大きければ本体サイズも大きくなります。「大は小を兼ねる」といって大きなものを選ぶと、キッチンスペースを圧迫する結果になるでしょう。

電気圧力鍋のタイプで選ぶ

タイプは「IHタイプ」と「マイコンタイプ」に大別でき、それぞれに利点と欠点があります。

「IHタイプ」は電磁誘導の加熱原理によって鍋全体を加熱できるのが特徴で、ムラのない調理ができるのがメリットでしょう。

消費電力はマイコンタイプよりも高く、1200W前後になるものが多いようです。他の家電と一緒に使うとブレーカーが落ちる可能性があるので注意しましょう。

消費電力を節約したい人は、鍋底にあるヒーターによって加熱する「マイコンタイプ」がおすすめです。消費電力は600~800W前後で、商品のラインナップも豊富ですよ。

使いやすさや機能、安全性もチェック

機能は「保温機能」「蒸し機能」「炊飯」「低温調理機能(スロー機能)」があると便利でしょう。

「低温調理機能」は沸騰しない程度の低温度で調理する方法で、荷崩れしやすい野菜や魚でも見栄えよく調理できるほか、温泉卵なども美味しく作れます。

また、「温め直し機能」や「保温機能」が付いたものであれば、いつでもできたての熱々が食べられるでしょう。ほかに、蓋の開閉のしやすさや、お手入れのしやすさなどもチェックしておきたいですね。

電気圧力鍋は、ガス用圧力鍋よりも安全性が高く使いやすいのが特徴ですが、「安全性」については以下の点を確認しておきましょう。

●加圧中に蓋が簡単に開かないロック機能の有無
●ふきこぼれ防止機能の有無
●足を引っかけたときに外れやすいマグネット式コンセントが安全

電気圧力鍋のおすすめ3選

アイテム選びに悩んだら、多くの人が太鼓判を押す「人気の電気圧力鍋」を購入するのも一つの手です。まずは自分に必要な機能を備えているかをチェックしてみましょう!

煮込み予約調理ができる 象印 圧力IHなべ 煮込み自慢

〔象印〕といえば優れた魔法瓶や炊飯器を多く開発しているメーカーというイメージが強く、圧力鍋においても根強い人気があります。

自動圧力IHタイプの〔煮込み自慢〕は最長12時間の「予約調理機能」が搭載されていて、朝セットすれば夜には料理が完成している優れものです。

煮込みに適した「可変圧力」と、荷崩れしやすい食材に適した「一定圧力」の2つの加圧方式が選べるのもポイントでしょう。

象印 圧力IHなべ ボルドー EL-MB30-VD
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シンプルな操作 シロカ マイコン電気圧力鍋 クックマイスター

1台で「無水調理」「蒸し調理」「スロー調理」などの6役をこなす多機能派で忙しいけれど調理にバリエーションを重視したい家庭にぴったりです。「無水調理」は野菜の水分だけで調理が可能なので、旨みが凝縮した濃厚な味わいが家庭で簡単に作れますよ。

マイコン制御なので、スイッチを入れたらほったらかしでOKなのもうれしいですね。なお、「予約調理機能」は搭載されていない点に注意しましょう。

siroca 電気圧力鍋 SP-D131 ホワイト[圧力/無水/蒸し/炊飯/スロー調理/温め直し/コンパクト]
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オートメニューが便利 ワンダーシェフ 家庭用マイコン電気圧力鍋

料理があまり得意でない人でも、簡単に手の込んだ料理が作れると話題なのが〔ワンダーシェフ〕です。

肉じゃがやポトフなど、8種類のオートメニューが搭載されており、材料を入れてボタンを押すだけでプロ顔負けの料理が完成です。調理完了後は70℃の温度がキープされるので、いつでもできたてが味わえますよ。

鍋の内面はノンスティックで、後片付けがしやすい点も優秀です。

ワンダーシェフ 電気圧力鍋 3L OEDA30 浜田陽子クッキングブック付き
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電気圧力鍋で料理の幅を広げよう

電気圧力鍋は必ずしも必要なアイテムではありませんが、あれば煮込み料理などがより簡単に作れます。頻繁に調理をする人なら、電気代や時間の節約にもつながるので、便利さが実感できるでしょう。

敬遠していた手の込んだ料理も「作ってみよう!」という意欲が湧いてくるかもしれません。圧力鍋で料理の幅をどんどん広げていきましょう。

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