玄関ホールを広く見せる方法を伝授!施工とインテリアの注意点も

玄関ホールは家の印象を決める大切なスペースです。本記事では天井の高さ、壁紙の色や柄、床材の選び方などおしゃれで過ごしやすい玄関ホールを施工するときのポイントを紹介します。玄関ホールもインテリアにこだわってお気に入りの空間に仕上げましょう♪

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玄関ホールとは?

玄関ホールとは、玄関ドアから建物内部に入ったスペースのことです。来客を出迎えるスペースでもあり、自分や家族の出入り口の場ともなっていますね! 玄関ホールで家の印象が決まりやすいので、常に整理整頓を心がけておくことが重要です♪ 

それではさっそく、玄関ホールを広く見せるポイントや、オシャレに見せるワザ、おすすめの収納術などをご紹介していきますね!

玄関ホールを広く見せる間取りのポイント

玄関ホールの面積を広く確保できない場合、間取りを工夫して広く見せる方法があります。幅の長さとLDKにつながる扉の位置に注目してみましょう。

玄関の幅を広くする

マンションに多く見られる「奥行きのある玄関」は、面積そのものは大きくても、狭く感じることがあります。玄関を広く見せたいなら、幅を広くとるとよいでしょう。

とはいえ、幅があっても奥行きがあまりにないと狭く感じるものです。1m程度奥行きを確保するだけでも、玄関がぐっと広く見えますよ。

「幅はどれくらいあったほうがよいのだろう」と悩んだら、2人並んでも余裕がある3m程度を目安にしてみてはいかがでしょうか?

玄関の幅を広くとると、靴の脱ぎ履きがしやすくなるというメリットもあります♪ 広く見えるだけでなく、使いやすさもアップして一石二鳥ですよ。

斜めカットで広く見せる

LDKへと続く扉は、玄関の正面ではなくあえて「斜め」に設置して、広く見せるというテクニックがあります! 

玄関から扉に向かって斜めに進むことで、まっすぐ進むよりも見渡す範囲が増えるのです。玄関そのものを広く見せられますよ。

扉を斜めにすると玄関からLDKが見えにくくなるため、宅配便やちょっとした来客にも慌てず対応できるでしょう。

玄関ホールなしでリビングとつなげる

玄関を広く見せるためにホールを作らず直接LDKにつなげる手もあります。

玄関に入ってすぐにLDKがあれば、家族と顔を合わせる機会が増えるため「コミュニケーションを大切にしたい♪」と考えているファミリー層のマイホームにもぴったりですね。

ただし、玄関の扉を開けると、外からLDKが丸見えになります。玄関から見える部分は、家具の配置などを工夫して、生活感をおさえる工夫が必要です!

来客を出迎える方向はオープンにする

来客が玄関ホールに入り、最初に目がつくところには収納棚を置かないというのも、玄関ホールを広く見せるポイントです。

開くドアの向きが左であれば、視線が最初に右側にいきやすいので、玄関ホールの右側に収納棚は置かないこと。また、開くドアの向きが右側であれば、左側に視線がいきやすいので左側に収納棚を置かないといった、視線の向きを利用したワザもありますよ♪ ぜひ試してみてくださいね。

玄関ホールに適した天井の高さ

天井の高さに工夫を凝らすことで、玄関ホールをより広く見せられますよ。ただし「吹き抜け」はデメリットを踏まえて、慎重に検討することが大切です。

玄関ホールの天井を高くとるのが難しいのであれば、天井をあえて低くして開放感を出す方法もあります♪

天井を高めにしておしゃれな照明にこだわる

玄関ホールの横幅がどうしても狭くなる場合も、天井を高めにすれば広く見せられます。

横幅の狭い玄関ホールも壁紙や照明にこだわって、おしゃれな空間を演出するとよいでしょう。

天井をあえて低くするテクニック

天井の「高低差」を利用して、空間を広く見せるテクニックもあります! 玄関ホールの天井をあえて低くすることで、LDKの天井に高低差が生まれて開放感が出るのです。

反対にLDKの天井を高めにするケースもありますが、共通して奥に行くほど天井が高くなるという条件さえクリアしていれば有効な見せ方ですよ。LDKの天井が一般的な高さでも十分に開放感を得られます。

玄関に吹き抜けはもったいないという意見も

玄関ホールを広く見せるために吹き抜けにするケースもありますが「もったいない」という見解もあります。

玄関ホールの面積が狭い場合は、吹き抜けを作っても「さほど広く見えない」という事実は、あまり知られていないかもしれません。

また、玄関ホールは家のなかでもとくに冷えやすい場所です。2階のホールにつながっている吹き抜けの場合、玄関ホールから冷気が流れて快適性が失われるおそれがあります。

さらに、吹き抜けを作るにはある程度の費用がかかります。吹き抜けをつくるなら長時間過ごすリビングに設けたほうがよいという考え方もできますよ。

玄関ホールを広く見せる壁紙の色と柄

玄関ホールは壁紙も重要で、色や柄によっては空間を広く見せることができます♪ ここからは玄関ホールを広く見せる壁紙の色と柄を紹介します。

無難なホワイトやベージュ

玄関ホールの壁紙に悩んだら、ベーシックなホワイトやベージュが無難です。暗い色の壁紙はシックでおしゃれな雰囲気が出ますが、空間が狭く見えます。

壁紙は白に近い色ほど空間を広く見せることができるため、コンパクトな玄関ホールには明るい色がおすすめです。

ホワイトやベージュの壁紙に飽きたら、模様替えをしたりシールタイプの壁紙やウォールステッカーでアクセントをプラスしたりして、アレンジを楽しむとよいでしょう。

ダイナミックな柄で広く見せる

壁紙の柄には、花柄、幾何学模様、ボーダー、木目柄などがありますが、開放感を演出したい場合は柄やモチーフの大きな壁紙がおすすめです!

柄のある壁紙も、ベースの色が淡いほど空間が広く見えるでしょう。森などの自然をモチーフにしたダイナミックな壁紙で、奥行き感を出すのもおすすめですよ。

タイルで高い天井を演出

玄関ホールが狭くて圧迫感のある場合は、壁に「タイル」を貼って天井を高く見せるテクニックが有効です♪

タイルのレイアウトは縦のラインを意識して天井まで高く配列しましょう。鏡を組み合わせるとより開放感がアップしますよ。

鏡は明るく広い空間に見せられます。なかには壁一面に大きな鏡を設置して空間を倍に見せるテクニックも。外出前に身支度を整える際にも役立つため、鏡を使った空間アイデアの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

玄関ホールにおすすめの床材

玄関は靴を脱ぎ履きする場所ということもあり、床に視線が向きがちです。色や材質によっても印象が左右されるため、床材にもこだわってみましょう。

白い床で開放感を

マンションは、玄関ホールに窓がない物件が多く、暗い印象になりがちです。そのような窓なしタイプの玄関には白い床がおすすめです。壁紙と同様に、床も白に近い色ほど開放感がアップしますよ♪

「白1色では面白みに欠けるかも……」と思ったら、素材をタイルにしたり、大理石柄や鏡面仕上げにしたりして変化をつけるとよいですよ。

シューズボックスが地面から浮いているタイプのものであれば、下に照明をつけるのもおすすめです。白い床を照らすことで、玄関ホールがより明るく見えるでしょう。

ウォルナットでぬくもりと高級感を

「ウォルナット」は、ぬくもり感のあるダークな色をした木材です。縞状にまっすぐに伸びた重厚感のある木目で、ニスで仕上げると木目と色がより際立ちます♪

チークやマホガニーと並んで「世界三銘木」とも称され、海外でも高級家具や貴族の調度品などに使われてきた歴史がありますよ。

時間がたつにつれて味わいが出る経年変化が楽しめるのも、ウォルナットならではの魅力です! 衝撃に強くて割れにくいため、玄関ホールの床材に向いているといえるでしょう。

高級感のある「ヘリンボーン柄」やムーディーな「ダウンライト」との相性も抜群で、ワンランク上の玄関ホールを演出できます。

大理石で高級感を

床材に大理石を使うと高級感が出ます。また、ゴミやホコリが目立たなかったり、水やジュースをこぼしても拭くだけできれいになったりと掃除が楽というメリットがあります。

その反面、大理石は酸性の液体に弱いというデメリットも。炭酸飲料をこぼしてしまったり酸性の洗剤で洗ってしまったりすると、大理石ならではの輝きが失われるおそれもあります。お子さまがいる家庭は避けた方がいいかもしれませんね。

玄関ホールにおすすめの照明

玄関ホールに欠かせないのが照明です。照明次第で玄関ホールの印象が変わるため、照明選びはとても大切ですよね。ここからは玄関ホールにおすすめの照明を紹介します。

ダウンライト

玄関にダウンライトを取り入れると、すっきりとした印象になります。照明を設置する場所をとりたくない方はダウンライトがおすすめです。ただダウンライトは真下しか照らせないため、玄関全体を明るく照らしたい方には不向きかもしれません。

また、吹き抜けに合いやすいライトはダウンライトとも言われていますよ♪ 吹き抜けの方はぜひ試してみてくださいね!

シーリングライト

玄関ホールにシーリングライトを設置すると玄関に統一感が出ます。さらに、玄関全体を明るく照らせるため防犯にも。シーリングライトは玄関ホールに明るい印象を与えたい方におすすめですよ。

間接照明

玄関ホールに、間接照明を選ぶとおしゃれなインテリアの一部になります。しかし、間接照明は床の材質や家具の位置によって明るさや演出が変わってしまうことも。そのため間接照明を選ぶときには、照明器具の形だけではなく床の材質や家具の位置も考慮することが大切です。

玄関ホールをオシャレに見せるワザ

レンガ調の壁紙

玄関ホールをオシャレに見せるワザは、レンガ調の壁紙にすること♪ レトロでオシャレな雰囲気に仕上がりますよ。

我が家さんが「レンガシート」の貼り方についての記事をわかりやすくまとめてくれているので、「レンガ調の壁紙にしたい!」と考えている方はぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね!

▼我が家さんのアイデアをチェック

フックをつける

玄関ホールの壁にフックを何個か取りつけるという上級者ワザもあります。鍵や買い物バッグなど必要なものをすぐ取れるのでおすすめですよ!

LIMIA DIY部さんが、『セリア』のフックをリメイクして10連バーフックをつくる方法を動画つきで紹介してくれているので、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

▼LIMIA DIY部さんのアイデアをチェック

絵画や花を飾る

絵画や花といったアート作品を飾るのも、玄関ホールをオシャレに見せるワザの1つです。自分でつくった作品を玄関ホールに飾るのもいいですよね♪ 生け花を飾るのも上品に見えていいかもしれません。また、季節ごとにアート作品を変えて変化を楽しむのもおすすめです!

ベンチを置く

インテリアの1つとしてベンチを玄関ホールに置くのもいいですよね♪ 収納できるベンチも発売されているので、そこに必要なものを収納しておくこともできます。また。靴を履くときもそこに座ってラクに履くこともできますよ。

玄関ホールにおすすめの収納術

【実家暮らし】カウンタータイプ

家族の靴や傘、鍵など何かと収納するものが多い玄関ホール。そんな実家暮らしの方におすすめの収納術が、カウンタータイプの収納棚を取り入れること。収納の幅が広がるので、必要最低限のものを玄関に出しあまり使わないものは棚に収納しておけます♪

幼稚園バッグやお買い物バッグなど出かけるときに必ず持っていくものをあらかじめ入れておくと、すぐ取り出せるのでおすすめですよ!

【実家暮らし】土間収納タイプ

「土間収納タイプ」は、シューズクローゼットのこと。『ダイソー』や『ニトリ』、『イケア』などで発売されているシューズボックスを何個か購入して、玄関ホールに設置しましょう♪ いつでも誰でも取り出しやすいように、「1段目は○○の靴」と書いた名前シールを貼っておくのもおすすめですよ!

【一人暮らし】フロートタイプ

フロートタイプの収納棚はコンパクトに収納できるので、一人暮らしの方におすすめの収納棚です。荷物が少なめなので、玄関ホールにも必要最低限のものしか置かないという方が多いのではないでしょうか。

鍵や靴、傘、消臭スプレー、ゴミ袋など必要最低限のものを選んで収納してみてください♪

工夫を凝らした玄関ホールで快適な暮らしを♪

コンパクトな玄関ホールも、幅を大きくとることで空間を広く見せられます。LDKに続く扉を玄関の斜めに配置するのもおすすめです。

吹き抜けの導入は、デメリットを踏まえて慎重に検討しましょう。吹き抜けを作るには費用がかかるうえに、玄関の冷気が2階のホールに流れやすく快適性が低下するおそれがあります。

開放的に見せたいなら壁にタイルや鏡を設置するとよいでしょう。

玄関ホールは、来客はもちろん通行人の目にも留まる重要な場所です。好印象を与える玄関ホールを作り、より快適なマイホームを実現しましょう♪

※画像は全てイメージです。

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