1.5歳から5歳まで長く使える! スイス発祥の自転車キックボードブランド〔m-cro(マイクロ)〕で実際に遊んでみました
子どもが1歳を過ぎて“たっち”できるようになると、お散歩したり、公園で遊んだりと外での時間が増えますよね。そうなると、なんとなく目に入るのが「三輪車」や「足漕ぎ自転車」。特にペダルレスな足漕ぎ自転車は、遊びの中でバランス感覚を養えるとあって、気になっているママも多いでしょう。
しかし、幼稚園も年中・年長さんになるとペダル付きの子ども用自転車を欲しがる子も増えますし、短い期間しか使えないのでは……? と迷ってしまいますよね。
そのような背景もあってか、最近は比較的長く使える「キックボード」を選ぶママが増えています。その中でもスイス発祥のキックボードブランド〔m-cro(マイクロ)〕は小さな子どもも楽しめる幼児用の乗り物を展開しており、都内の公園でも見かけるようになりました。また、〔m-cro〕の「ミニトゥーゴー・デラックス」は最初は幼児用乗り物として遊び、卒業したらキックボードとして使えると注目を集めているのです。
今回は1歳半以降のママさん必見!〔m-cro〕の実物レポと実際に子どもが「ミニトゥーゴー・デラックス」に乗ってみました!
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〔m-cro〕はスイス発祥のキックボードブランド
まず、〔m-cro〕とはどのようなブランドなのでしょうか。スイスで生まれた〔m-cro〕はキックボードのブランドで、世界のセレブ達がご愛用されているブランドです。
また、幼児から大人まで幅広い世代に愛されています。高い品質と安全にこだわっており、さまざまなアワードも受賞。見た目もスタイリッシュですよね。
1歳半から5歳まで長く使える幼児用乗り物→キックボードタイプに注目
そんな〔m-cro〕で近年注目されているアイテムが、子ども用キックボード。幼児期に必要なバランス感覚やチャレンジ意欲を向上させ、外遊びの楽しさを教えてくれると高評価を得ています。
〔m-cro〕では豊富な商品がラインナップ。最近ママたちの間で話題になっているのが、最初はキックボードにはまだ乗れない1歳半から使用できる幼児用乗り物タイプとして使い、成長したら簡単な組み換えをすることによって、キックボードに変身するタイプです。ただの三輪車といった幼児用乗り物より長く使うことができます。
今回はそんな幼児用乗り物→キックボードに変身する人気シリーズから、1歳半から5歳まで長く使える《ミニトゥーゴー・デラックス》のレポートをお届けします。
まずは《ミニトゥーゴー・デラックス》を組み立て! 付属のレンチを使って完了
まずは《ミニトゥーゴー・デラックス》を開封していきましょう。今回試乗したカラーはミント。男女どちらでも長く使える爽やかな雰囲気で大変気に入りました!
説明書も入っています。注意書きの紙は日本語なのですが、組み立て説明書には英語など外国語のみ。ただし図が入っているので問題ありませんでした。また、イラストで注意事項が促された紙も入っているため、子どもとルールの確認をしてから外遊びをするのも良いかと思います。
では、外に出て実際に組み立てを開始。大きな部品はTーバー(手元のバー)、コントロールバー(親が操作するバー)、サドル(イスの部分)、デッキ(キックボードの部分)の4つのみで、簡単に組み立てられます。
まずは乗り物タイプに設定します。デッキにサドルをセットし、前の部分をレンチで外して、Tーバーをセットします。再び前の外した部分をつけます。そして後ろの蓋を外してコントロールバーをさせば(レンチ不要で取り外しや長さ調節は簡単)、組み立ては完了です。
大人が一人で15分もあれば完了です。先述したとおり、説明書には日本語表記がないのですが、英語とイラストを見れば十分。組み立てをずっと横で見ていた娘は待ちきれず、かたちになった途端にすぐ走り出しました。
実際に2歳9カ月の娘が遊んでみました【幼児乗り物編】
娘は2歳9カ月。約90センチ、体重は約12キロと標準的な身体つきをしています。
これまで三輪車は乗ったことがありますが、前が二輪で後ろが一輪のタイプは初めての経験。転ぶことはなかったものの、車輪部分をのぞきこむような姿勢を見せ、少々違和感を覚えていたようでした。ここが〔m-cro〕の「バランス感覚やチャレンジ意欲を向上させる」という部分なのかもしれません。
すぐに慣れてスイスイ進みます。地面を蹴って滑る感覚を楽しんでいました。コントロールバーを使って大人が少しスピードをつけて前に滑らせてあげると、声をあげて喜んでいましたよ。
ここで、注目したい《ミニトゥーゴー・デラックス》の便利機能が、サドルの下のボックスです。引き出しのようにスライドするだけで使い勝手が◎。コントロールバーが不要なときはこちらに収納することができます。また、お砂場道具など公園グッズの収納にも良さそうです。
その他にも水筒やタオルを入れる使い方もできそう。写真のように、サーモスの0.4リットル水筒と厚手のハンドタオルを入れてもまだまだ余裕。お着替えも入りそうです。夏場ならば水遊びで濡れた服とタオルを入れてもいいかなと思いました。プラスチック製なので丸洗いが可能で、汚れてもお手入れ楽々です。
《ミニトゥーゴー・デラックス》の最大のメリットとしてあげられるのが、コントロールバーがついていること。近くの公園までなど、外出に使えそうです。本体は軽いのですがコントロールバーはずっしりとした持ち応えがあるので、非常に操作しやすかったです。段差も気になりません。
実際に2歳9カ月の娘が遊んでみました【キックボード編】
次にキックボードに変身させてみました。組み立てのときと反対にサドル部分を付属のレンチで外せば完了です。特に難しいポイントはなく、3分くらいで完了です。
娘、キックボードは初体験。公園などで大きなお兄さんやお姉さんが乗っているのしか見たことがありません。そのため、最初は普通に座って乗ろうとしていました。「上に乗って蹴るんだよ」とざっくりと説明をしたところ、スーッと漕ぎ出しました。とは言え、最初は片足を乗せ、もう片足でケンケンして前に進みながら、転ばないように上手くバランスを取っています。20分くらい遊んでいたところ、地面を蹴って両足を乗せてスーッと移動する方法のコツを掴んでいました。特に転ぶこともありませんでしたよ。
我が子ながら娘は集中力があるほうではなく、幼児用の車などもすぐに飽きてしまうタイプです。しかし、キックボードに変身させてからは1時間近く熱中していました。この日は寒く、さらに風も出てきたので「早く帰ろう~」と誘ったのですが拒否して、最終的にはお決まりの泣きながら帰宅といった展開に。大変でしたが、ここまで熱中してくれるとうれしいですね。
長く使えてバランス感覚も養える〔m-cro〕の《ミニトゥーゴー・デラックス》
1歳半から5歳まで使えて、成長と共に幼児用乗り物→キックボードに変身できる《ミニトゥーゴー・デラックス》。今から三輪車を買おうか悩んでいる方に特にオススメしたいです。
また、余談にはなりますが〔m-cro〕は小物もスタイリッシュで感動しました。レビュー中で娘が着用しているヘルメットは〔m-cro〕のもので、艶のないマットな質感にカラフルなデザインがかわいらしいです。さらに後ろの赤いボタンを押すとピカピカとLEDライトが点滅し、安全面も抜群。《ミニトゥーゴー・デラックス》を購入する際にはヘルメットも一緒にいかがでしょうか。
●写真・文/おりたしお子
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