骨董好き必見!魅力的なアンティーク時計がそろった西荻窪〔とらいふる〕に行ってきた!

リビングや寝室に掛けてある時計は、朝急いでいるとき、家に帰ったとき、夜寝る前ーー家にいるとついついくせのように見てしまいませんか。今回はそんな掛け時計を販売・修理をしているアンティークショップ〔とらいふる〕さんにお邪魔しました。アンティークの掛け時計は、ときを越えて海を渡って、精巧な作りから100年以上の歴史を持つものまであり、その世界は深いです。お気に入りの掛け時計を見つけてリビングの壁に掛ければ、毎日の生活が楽しくなりますよ♪

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 6905
  • 35
  • 0
  • いいね
  • クリップ

骨董の街・西荻窪のアンティーク時計屋さん〔とらいふる〕

西荻窪は骨董好きならおなじみの街。今回、取材した〔とらいふる〕もJR西荻窪駅の北口側、骨董通りとして有名です。

古道具屋やアンティーク時計の販売と修理を行う〔とらいふる〕は、店主の寺山さんがもともと個人的に好きだった時計をメインに、修理販売をする骨董屋さんです。「時計の寿命を延ばしたい」と、この業界で30年以上の経験を持つ寺山さんは、時計の修理とリペア、復元に力を入れています。

店内の壁面はアンティーク時計がぎっしり!

ご覧ください。店内の壁にはアンティーク時計が隙間もないほど飾られています。骨董屋さん独特のレトロな雰囲気は、ホッと安心してしまいます。

店内には明治時代から戦後、大体1960年代から80年代ぐらいまでの時計が多く、各家庭で代々受け継がれる時計の修理もされいているそう。例えば、自分が学生時代に親から買ってもらった時計をまた使いたい、という方などそれぞれストーリーがあるそうですよ。

また、時計の修理をしていると、ときどき時計の後ろに当時の職人さんの修理カルテが書いてあることがあるそうです。何年の何月に修理した、どこどこの時計店の誰々が直した、そんなメモが刻まれていることがあります。修理されている方の誇りを感じますね。カルテは見るだけでも面白く、明治何年の何月、吉日、その日にお祭りがあった、などいろいろ書かれていることがあるそうです。

なるほど。時計一つ一つにも、それぞれいろいろなエピソードが眠っているんですね。

〔とらいふる〕のアンティーク時計をご紹介♪

受け継がれるアンティーク時計たち

《ANSONIA 1870年代》68,000円(税込)

例えばこちらの時計、作られたのはなんと1870年代! 当時は時計を持っているということがお金持ちの象徴で、家を買うか時計を買うかというほど時計は高級品でした。今で言うなら高級外車を持っている感覚に近く、時計が家にあることがお金持ちのステータスだったそうですよ。

〔TACHIMOTO〕《古時計》48,000円(税込)

〔とらいふる〕で販売されている時計は、ほとんどが前の持ち主が判るものとなっており、あるところで大切に使われてきた時計をたまたま今〔とらいふる〕が譲り受け、次のオーナーさんを待っている状態。できればまたその次に受け継いでいってくれる方に出会っていただきたい、時計にはそんな思いがあると寺山さんは語られていました。

ただモノとして消費するのではなく、大切に使われた時計を次の持ち主へと受け継いでいくようなご縁を繋ぐ場所として〔とらいふる〕がある、そんな骨董ならではの解釈は、モノを大切にする気持ちがよく伝わってきます。

寺山さんお気に入りのアンティーク時計たち

〔AICHI〕《アイチ時計》48,000円(税込)

こちらの〔アイチ時計〕は1940年代に製造。通常丸型の文字盤がよく見ると楕円になっています。こういった少し凝ったデザインで、シンプルなんだけれど実は手間がかかった技術に魅力があります。

また、鉄製に見えますが、外側を塗装してあり、実は木製だそうです。鉄やプラスチックは当時材料代が高かったため、こういった技術で鉄製の高級感をみせていたようです。当時の塗料でペイントがされ、色も少しくすみがかったような再現しづらいような色をしています。

〔MEIJI〕《明治時計》43,000円(税込)

こちらの〔MEIJI〕の時計は1920年代製。文字盤の数字がすべて放射状に刻まれているのがポイントです。型の決まった数字ではなく、すべて手書きで書かれた数字は独特のフォントをしています。文字盤を書いた職人さんもきっとおもしろいと思い、この書体を創ったのかもしれません。

こういった昔の職人さんの遊び心が入っているのも骨董品ならではの楽しさです。

〔とらいふる〕でお気に入りのアンティーク時計を見つけてみましょう♪

店主の寺山さんは、アンティークの良さは、なんだかわからない古い道具をこうすればいいのではと考えて、実際に使ってみたら良いものだった、というおもしろさにある、とおっしゃっていました。「何に使えるか」「こう使ったらおもしろいんじゃないか」そんな自由な考えを巡らせることができるのが、アンティークの魅力なんですね♪

〔とらいふる〕で販売しているアンティーク時計はどれも魅力的なものばかり。インターネットの画像では伝わり切らない時計の質感やレトロさを、ぜひ店頭でご自身の手で触れて確かめてみてください。

  • 6905
  • 35
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

実践したくなる部屋作りアイデアやインテリア関連のアイデア全般をお届けします。

LIMIA インテリア部さんの他のアイデア

インテリア・家具のデイリーランキング

おすすめのアイデア