木枠の窓をアルミサッシにリフォーム!選べる方法と気をつける点は?

今回は、木枠の窓をリフォームする方法や適切な選び方、またリフォーム時に特に気をつける点について紹介していきましょう。木枠の窓は、古くなってくると建て付けや防音などの面で機能的な窓へのリフォームを考える人も多くなります。そんな方は必見の、木枠の窓からアルミサッシへのリフォームのご紹介です!

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木枠の窓をアルミサッシにリフォームできる?

まずは、木枠の窓からアルミサッシへリフォームする方法があります。リフォームを検討する理由には「既存の木枠窓の老朽化」が多くあがってくるでしょう。実際、築年数50年を超える住宅には木枠の窓が多いようです。古民家を購入し、入居前のリフォームで既存の木枠窓からアルミサッシに替えておきたいという人も多いでしょう。

木枠の窓をアルミサッシにリフォームする方法は、それほど難しくありません。既存の木製窓枠に直接取り付けて施工できる「内付けサッシ」を使用することで、壁の一部解体を伴う工事が不要になり、工期や費用を抑えられるからです。現に、木の窓枠からアルミサッシへのリフォームの大半は、この方法で行われているといってよいでしょう。ただし、既存の窓枠が腐食・破損などで傷んでいる場合は補修を行ってからの施工となります。

アルミサッシの中には、天然木によく似た色や柄、風合いを持つものも増えており、アルミサッシに変えることへの抵抗を極力少なくするアイデアが盛り込まれています。木枠の窓の建て付けがよくなく、開閉などに不便を感じ始めたら変形の少ないアルミサッシへのリフォームを検討するのもよいでしょう。

アルミサッシから木枠の窓にリフォームする方法

古い木枠の窓をアルミサッシにリフォームする事例が今はほとんどかと思いきや、逆に「アルミサッシを木枠の窓へリフォームする」ケースも、意外と珍しくはありません。天然木はアルミなどの金属と比較して熱伝導性が低いため、結露が発生しにくいというメリットがあるからです。ゆえに、結露防止目的で断熱効果の高い複層ガラス+木枠のサッシに交換するという人が増えているのです。また、結露が減ればカビなどの発生も防げるため、子どもさんのアレルギーやアトピーの予防にも役立つというメリットもあります。

今は、既存のアルミサッシに重ねて施工できる「カバー工法」に対応した木製窓枠も増えています。「木枠の窓=旧式」というイメージにとらわれない、安価で施工できてエコな窓が主流になりました。「シックハウス症候群を予防したい」「結露予防を重視したい」「建材をできるだけ天然素材で統一したい」などの希望に合わせた、機能的な木製窓枠が豊富に選べるのが魅力です。

木枠の窓に二重窓の施工はできる?

アルミサッシに内窓を取り付けて二重サッシとするリフォームは一般的ですが、木枠の窓にも同じように樹脂サッシの内窓を付けることができます。木材は加工性がよいため、型の古い木枠窓にも比較的容易に内窓を取り付けて二重窓にすることが可能です。断熱・防音などの目的で木枠の窓を二重窓へリフォームすることは、それほど難しくないといえるでしょう。

おわりに

いかがでしたか?「木の窓枠はリフォームが大変では?」と考えている人もいるかもしれませんが、木の窓からアルミに替える場合も、その逆の場合も、今では大がかりな工事を伴わないリフォームが可能となっています。リフォームが決まったら、施工業者さんを探して計画を立てましょう。事前に一括見積を申し込めば、これまで知らなかった多くの業者さんと連絡が取れますから、納得できるリフォームをお得に成功させる近道にもなるでしょう。

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