レンガ敷きにした庭のリフォーム方法と注意点

今回は、レンガ舗装した庭をリフォームするときの方法や注意点、役立つアイデアなどを詳しく紹介していきます。レンガは頑丈とはいえ、人が毎日その上を歩くことや、風雨にさらされることで生じる劣化や傷みは避けられないものです。レンガを綺麗に改修して、庭を美しくリフォームしましょう。

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傷んだレンガの部分補修

レンガ舗装の一部に割れやひびなどが目立ち始めたら、まずは傷んだ部分のレンガを張り替える補修を早めに行いましょう。不思議なことに、レンガはどこか一部分に割れやひびが発生すると、連鎖的に他のレンガにも損傷が広がっていくという特性を持っているため、気づいたときにすぐリフォームしなければなりません。

また、レンガの傷みだけでなく、木の根が張り出してきてレンガ舗装した面が一部分だけ盛り上がってしまうこともあります。この場合は、いったんその部分のレンガをはがし、地中の根を一部切り取って地面を平らにならす作業をします。

レンガ材からレンガ風パネルへの張り替え

粘土を焼成してつくられた昔ながらのレンガは耐久性にすぐれますが、衝撃などに対しては比較的脆いという特徴もあります。また、レンガを1個1個敷き詰めた面には目地部分が多く、そこから雑草が生えやすくなります。
そこで、レンガを敷いたように見えるコンクリートパネル舗装にリフォームする人も増えています。庭のガーデン部分には本物のレンガを、駐車スペースには手入れが楽で安価なうえに見た目もすっきりするレンガ風コンクリートパネルを、と使い分けるアイデアも有効です。

全面のレンガを張り替える

レンガの傷みが進んでしまっている状態や、古民家の庭のレンガ舗装が割れや埋まりで荒れ果てているような場合には、思い切って庭に舗装したレンガを全面張り替える方法もあります。ただし、部分補修や代用材を使う場合に比べればコストは高くなりますし、工期も長くなります。また、長いこと放置されていたようなレンガ舗装は地面に凹凸ができていることも多く、整地作業の手間も考慮しておく必要があります。

予算や時間に余裕がないときの応急処置

レンガ材は比較的高価といえる材料ですし、リフォームの範囲が広ければ張り替え作業にも手間がかかります。また、輸入レンガなどを使用している場合は、同じ大きさ・色・素材のレンガを入手できるまでに長い時間を要することもあります。

しかし、レンガ舗装には1部が破損すると連鎖的にどんどん壊れていく性質があり、早めに補修を行わなければ傷みが広がってしまいます。
そこで、レンガを使わず「常温アスファルト」という素材で簡単に応急処置をする方法があります。あくまで一時しのぎ的な補修になるため、近いうちにレンガによるリフォームをし直すことが必要にはなりますが、常温アスファルトは価格も手頃で扱いやすく工事も簡単です。庭に珍しいレンガを使用している人などは、同一のレンガが手に入るまでしばらく待つ事態も想定し、「常温アスファルト」による応急処置を頭に入れておくとよいでしょう。

おわりに

レンガの庭はオシャレでメンテナンスが楽ですが、素材の特性上、一部分であっても傷みを見つけたらすぐに直さなければなりません。また、レンガ舗装の庭をリフォームするときは、レンガに関する知識や経験が豊富な業者さん選びも重要になります。

一括見積を利用すると、1度の申し込みで多くの業者さんと連絡を取ることができるため、信頼できる業者さんと出会いやすくなります。一括見積もりをうまく活用し、レンガをよく知る施工業者さんを探しましょう。

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