100均のミルクペイント家庭用塗料をレビュー!ダイソー・キャンドゥ・セリア

100均大手3社、〔ダイソー〕〔Can☆Do(キャンドゥ)〕〔セリア〕のDIYアイテムを徹底検証していく本シリーズ。第4回目の今回は、ミルクペイントの登場で盛り上がりをみせる、家庭用塗料を取り上げます。

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油性、水性、そしてミルクペイントが登場

100均で購入できるようになってからというもの、私たちのDIYに欠かせないアイテムとなった家庭用塗料。近年、〔セリア〕から水性のものが登場して話題になりましたが、今年に入って何と「ミルクペイント」(水性塗料)が〔ダイソー〕から新発売。そこで、今回は〔Can☆Do〕の油性塗料、〔セリア〕の水性塗料、〔ダイソー〕のミルクペイントの3種類を比較しながら見ていきたいと思います!

木製のフレンチアンティークBOXを塗り上げます!

改めて今回比較する3社の商品をご紹介します。写真の向かって右から、〔Can☆Do〕で販売していた《油性カラーペイント》(ブルー)、〔DAISO〕の《ナチュラルミルクペイント》(スモーキーブルー)、〔セリア〕の《水性塗料 Water Paint》(スモーキーブルー)です。これらを、市販の木製フレンチアンティークBOXに塗っていきます!

容量は70〜80ml

中身はこんな感じです。今回は青系の色で統一してみましたが、ブルーとスモーキーブルーでは、雰囲気が明らかに異なる点は予めご容赦ください。もっとも、同じスモーキーブルーでも、色合いが若干異なりますね。ちなみに、容量は《油性カラーペイント》が70ml、《水性塗料 Water Paint》と《ナチュラルミルクペイント》が80mlです。

〔Can☆Do〕《油性カラーペイント》

いよいよ実際に塗っていきます。《油性カラーペイント》は、フタを開けると3cm超のクチが開いているので、場合によっては直接ハケを塗料に付けて使うことができますね。

油性の良いところは、そのまま鉄部などの金属に塗ることができる点です(今回は木工作で統一していますが)。また、水性の場合、塗った塗料が乾燥するまでの間に雨などに濡れて流れてしまう可能性がありますが、その心配は基本的に油性の方が少ないです。

実際に塗ってみると、思っていたよりも色合いはキツくありません。ツヤも程よいです。乾燥時間は約3時間(20℃)、冬季だと約6時間と表記されていました。

〔セリア〕《水性塗料 Water Paint》

続いて、〔セリア〕の《水性塗料 Water Paint》を試していきます。容器はクチが小さいので、中身を受け皿に注ぎやすいです。

水性塗料のメリットは、とにかく使い勝手が良いことです。ニオイがキツくないので屋内で作業できますし、誤って手や洋服に付いても落としやすいです。

塗ってみるとこんな感じです。容器の表面のカラーイメージ通りの色合いですね。乾燥時間は夏季の場合30分〜1時間、冬季の場合2〜3時間と表記されていました。

〔ダイソー〕《ナチュラルミルクペイント》

最後に見ていくのは、〔ダイソー〕の《ナチュラルミルクペイント》です。この水性塗料にはミルクカゼインという、天然由来のミルク原料が配合されています。優しく柔らかい色調になるのがポイントです。

ところで、「ミルクペイント」は日本では、ターナー社の《ミルクペイント》シリーズが有名です。このシリーズは、ヒビ割れを意図的に再現できる「クラッキングメディウム」や、シャビーシックな風合いを演出できる「ダストメディウム」などの仕上材が人気です。実は、〔ダイソー〕の《ナチュラルミルクペイント》にも、「クラッキングメディウム」と、アンティークな雰囲気を演出する「アンティークメディウム」の2種がラインナップしています。これは要チェックです!

〔ダイソー〕の《ナチュラルミルクペイント》を塗ってみたところ、100均とは思えない上質さを感じました。乾燥時間はセリアのものと同様、夏季の場合30分〜1時間、冬季の場合2〜3時間と表記されていました。

いずれも100均とは思えないクオリティ!

今回〔Can☆Do〕〔セリア〕〔ダイソー〕の3社の家庭用塗料を実際に使ってみて、いずれも100均とは思えないクオリティである点に改めて驚かされました。みなさんも用途に合わせて、好みの塗料をチョイスしてみてくださいね☆

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