外壁塗装で助成金は嘘?本当にもらえる理由と騙されないためのポイント
外壁塗装の助成金は自治体の制度を利用することでもらえます。しかし、なかには「嘘でしょ?」「本当にもらえるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。助成金が嘘といわれる理由や騙されないためのポイントを解説しているので、外壁塗装で助成金をもらおうと考えている人はチェックしてください。
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「外壁塗装で助成金がもらえる」は嘘ではない
結論からいうと、外壁塗装で助成金が出るのは本当です。屋根や外壁などのリフォームを含む工事を行った際に、助成金を受け取れる場合があります。
ただし、助成金がもらえるかどうかは、各自治体が設けている助成金制度の内容によって異なります。助成金を希望した人全員が無条件でもらえるわけではないという点には注意しましょう。
なぜ外壁塗装の助成金が嘘といわれるのか
- 「塗装費が半額」「実質無料」などの誇大広告がある
- 誰でも必ず助成金が出るかのような訴求
- 詐欺まがいの悪質業者に騙されてしまう
外壁塗装で助成金がもらえるのは本当ですが、なぜ「嘘」といわれているのでしょうか。ここでは、助成金が嘘といわれる3つの理由を解説します。
「塗装費が半額」「実質無料」などの誇大広告がある
外壁塗装の助成金には、助成額の上限や条件が設けられています。
しかし、外壁塗装で助成金がもらえると謳っている広告は、上限や条件の記載を省略しており、「半額になると聞いていたのに上限金額までしか助成されず、残りの工事費用は自己負担になった」という結果を迎えることもあります。
LIMIA編集部で助成金の調査を行った際も、多くの自治体は、工事費用の10〜50%、上限20万円などの上限や条件を設けていました。
リフォーム会社などが誇大広告を出す理由は、まるでお得に感じるような情報の見せ方をして集客するためです。実際は住んでいる地域に助成金がなかったり、交付対象外だったりしても、問い合わせがあった時点で目的を達成したことになります。
助成金はあくまでも補助的な使い方が前提なので、半額になったり無料になったりすることは基本的にないと考えてよいでしょう。
誰でも必ず助成金が出るかのような訴求
外壁塗装の助成金制度は、設置している自治体としていない自治体があります。そのため、助成金が設置されていない自治体の地域に住んでいる人が助成金を受け取ることはあり得ません。
さらに、助成金制度を設置している自治体でも、申請者の居住年数や納税状況、外壁の工事内容など、さまざまな条件が指定されているケースがあります。
それらの条件を知らないまま「助成金がもらえます」という言葉に乗せられると、実際は条件を満たしておらず助成金が交付されない世帯なのに、助成金をもらえると勘違いして外壁塗装することに。
自治体へ助成金申請をしても却下されるため、「助成金がもらえるのは嘘だった」という結果を招いてしまいます。
また、助成金制度によっては予算が限られていて先着順だったり、申請者多数の場合は抽選だったりします。交付条件を満たしていても、タイミング次第では助成金をもらえない場合があることは覚えておきましょう。
詐欺まがいの悪質業者に騙されてしまう
外壁塗装を含むリフォーム業界は、悪徳業者がいることで有名です。
誇大広告と同様に「助成金がもらえる」という触れこみで契約を迫り、不当な高額請求を行う業者も存在します。助成金で安くなるからと安易に契約すると、助成金がもらえずに高額な費用の請求だけが残ってしまう場合もあります。
外壁塗装を行う際は、悪徳業者に騙されず優良業者を選ぶ選球眼が必要です。外壁塗装の優良業者を見分けるポイントについては、以下の記事で解説しています。
外壁塗装で嘘の助成金情報に騙されないためのポイント
- 助成金制度が本当にあるか確認する
- 外壁塗装業者の口コミや評判を調べる
- 広告の情報を鵜呑みにしない
- 相見積もりを取って比較する
- 訪問販売が来た場合はすぐに契約しない
外壁塗装で助成金をもらえるのは嘘ではありませんが、悪質な広告や業者によって騙されてしまう人がいる場合もあります。
ここでは、外壁塗装で嘘の助成金に騙されないためのポイントを5つ紹介します。
助成金制度が本当にあるか確認する
外壁塗装の助成金は自治体が制度を設けているため、自治体のホームページを見れば助成金制度に関するページがあります。
助成金制度の詳細も記載されているため、助成金額の上限や申請期間、申請者に係る交付条件などもチェックしてみましょう。外壁塗装を依頼した業者が実際の助成金制度と違うことを話していても騙されずに気づくことができます。
外壁塗装業者の口コミや評判を調べる
外壁塗装や屋根修理などのリフォームに関する助成金の広告を出している業者の中には、悪徳業者も潜んでいる可能性が否めません。
そのため、助成金・補助金をうたう業者を選ぶ際には、事前にその業者の口コミや評判を入念に調査し、信頼できる業者かどうかを見極めることが重要です。
外壁塗装業者のホームページはもちろん、SNSや口コミサイトなどでも調べてみましょう。「助成金が出ると聞いていたのに出なかった」のような口コミがある場合は特に注意しましょう。
保有資格として、実務経験7年以上が受験資格の「一級塗装技能士」保持者がいれば技術力の裏付けになります。さらに、自社施工の業者であれば、中間マージンがないため費用を抑えられるほか、助成金などの重要な情報を伝達ミスする可能性も減らせます。
また、会社名や代表者名など、まっとうに事業を行っている外壁塗装業者であれば公開している情報がホームページ内に記載されているかも要チェックです。
広告の情報を鵜呑みにしない
外壁塗装の助成金に関する広告は、実際の情報から都合の良い部分を抜き出して拡大解釈した誇大広告の可能性もあります。
そのため、テレビやインターネットなどの広告を見て「そんなに安くなるんだ」「この広告から申し込まないと損するかも」と、鵜呑みにするのはやめましょう。
相見積もりを取って比較する
外壁塗装を検討する際は、複数の業者から相見積もりを取り、工事費用や作業内容を徹底的に比較しましょう。
複数の業者を比較することで工事費用の透明性が確保されるため、悪徳業者が紛れ込んでいたとしても見抜くことができます。さらに、外壁塗装業者の提案内容や口コミなどを比較することで、適切な業者選定に繋がります。
訪問販売が来た場合はすぐに契約しない
外壁塗装は訪問販売がくる場合がありますが、すぐに契約しないようにしましょう。
「外壁が劣化していてすぐ工事しないと倒壊の危険があります」「今契約すれば助成金でお得に塗装できます」などの売り文句で迫ってきますが、嘘の助成金情報で契約をさせようとする悪徳業者の可能性があります。
外壁塗装などのリフォームに関する訪問販売は特に悪徳業者が溢れており、政府機関や自治体でも注意喚起を行うほど多い(※)ため注意が必要です。
訪問販売が来た場合の断り方については、以下の記事で詳しく解説しています。
※参考:訪問販売によるリフォーム工事・点検商法|独立行政法人公民生活センター
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外壁塗装の助成金に関するQ&A
ここからは、外壁塗装の助成金に関する疑問をQ&A形式で答えます。外壁塗装の助成金で疑問があればチェックしてみてください。
Q1. 外壁塗装で助成金がもらえるのは本当ですか?
A. 各制度の条件を満たせば、外壁塗装で助成金をもらうことができます
助成金制度を実施している自治体は限られますが、条件を満たせば外壁塗装を行う際に助成金をもらうことができます。ただし、誇大広告に騙されないよう、助成金制度を利用する際は十分に注意しましょう。
Q2. 外壁塗装の助成金とは何ですか?
A. 外壁塗装にかかった費用の一部を助成金という形で補助してもらえる制度です
助成金は外壁塗装の見積額もしくは実際の工事費用から、割合もしくは上限額をもとに算出されます。助成金には予算や申請期間が定められているケースがあるため、外壁塗装は計画的に行いましょう。
Q3. なぜ外壁塗装に助成金が出るのですか?
A. 自治体にとっても良い効果をもたらすからです
住環境を整えて移住・定住者を増やすことで地域活性化を図ったり、遮熱塗装によってエアコンの使用率を下げることで省エネ化を達成したりと、自治体にとってもメリットがあります。
外壁塗装の助成金に関する他の記事もチェック
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年3月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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