「外壁塗装はまだするな」10年は早い・必要ないといわれる理由・しないとどうなるかについても解説!

本記事では、外壁塗装はまだするなと言われる理由について解説していきます。外壁塗装をした方がいい年数やサイン、外壁塗装をしないとどうなるのかについても紹介していくので、気になっている方はぜひチェックしてみてください。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

ヌリカエ
  • 1199
  • 0
  • 0
  • いいね
  • クリップ
この記事の目次
  1. 「外壁塗装はまだするな」と言われる理由は?
  2. 外壁塗装は15年〜20年が理想
  3. 劣化症状があれば外壁塗装を検討するのが適切
  4. 外壁塗装に適した季節はある?
  5. 外壁塗装の工事費用相場
  6. 外壁塗装のお金がない場合はどうすればいい?
  7. 外壁塗装を塗り替える際の注意点
  8. 外壁塗装をしないとどうなる?
  9. 外壁塗装に関するQ&A
  10. 外壁塗装に関連する記事もチェック

「外壁塗装はまだするな」と言われる理由は?

外壁塗装はまだするなと言われる理由は、

外壁塗装の状態がまだいいから
点検で問題ないと言われたから

の2つです。ここでは、それぞれの理由について詳しく説明していきます。

外壁塗装の状態がまだ良いから

ある程度時間が経っていても外壁塗装の状態が良く、劣化症状がほとんど見つからないという場合は、まだ塗り替えをしなくても良いと判断される場合があります。

点検で問題がないと言われているから

定期点検で業者に問題ないといわれた場合も、無理に外壁塗装をする必要はありません。自分でわからない場合はプロに判断をゆだねるのが適切です。

より詳しい事例や他の人の意見を知りたいという場合は、インターネットや知恵袋でリサーチしてみても良いでしょう。

外壁塗装は15年〜20年が理想

外壁塗装の、理想的な塗り替え年数は15年~20年とされています。

ただし、外壁塗装が必要になるタイミングは、建物が建っている環境や天候などによって左右するということを把握しておきましょう。

天候の変化が激しい場所であればより15年より早まる可能性が高まりますし、天候が比較的穏やかな場所であれば20年ほど塗り替えの必要がないという場合もあります。

10年では早い場合もある

耐用年数が10年の塗料やサイディングもあるので一概には言えませんが、ほとんど劣化がない場合は10年で塗り替えするのはまだ早い場合があります。

ただし、天候の変化が多い場所や、温度差や寒暖差が激しい場所に建っている場合、または自然災害を多く経験しているという家であれば、10年でも塗り替えの必要が出てくるかもしれません。

塗り替えの必要があるかどうか自分で判断しかねるときは、プロに点検してもらうようにしましょう。

劣化症状があれば外壁塗装を検討するのが適切

外壁塗装を行ってからまだ数年しか経っていないという場合でも、劣化症状が多くみられる場合は塗り替えが必要になる可能性が高いです。

ここでは、外壁塗装の劣化のサインについて紹介していきます。

外壁の劣化のサイン

  1. 1.壁やコーキングの「ひび割れ」
  2. 2.全体的な「色あせ」「チョーキング現象」
  3. 3.広範囲な「サビ付き」「カビ」「コケ」
  4. 4.塗膜・塗料の「はがれ」 など

外壁塗装の劣化サインは上記の通り。とくに、劣化症状が広範囲に及んでいるほど注意が必要です。

5年~10年おきの定期点検でプロに判断してもらうのがベスト

自分の目には見えない場所で劣化症状が発生しているという場合もあるため、自己判断だけで結論を出すのは避けるようにしましょう。

プロに5年〜10年おきの定期点検を依頼して判断してもらうのが確実です。

外壁塗装に適した季節はある?

 

適切かどうか

メリット

デメリット

気温・湿度が適切

梅雨気味になると施工に不適切

日差しがあるので、塗料がしっかり乾燥しやすい

梅雨や多湿などに妨げられやすい

気温・湿度が適切

繁忙期で費用が高い・予約が取りにくい場合がある

閑散期ゆえ安く依頼できる可能性がある

気温が不適切

ここでは、外壁塗装に適した季節について紹介していきます。

ベストシーズンは「秋」

結論からいうと、外壁塗装にぴったりの季節は「秋」だといわれています。理由は、気温や湿度が作業をするのに適切だからです。

ただし、それだけに繁忙期でもあるので、費用が高くなったり、予約待ちになってすぐ作業に取り掛かってもらえなかったりする可能性も考えられる点がデメリットです。

次に適切なのは「春」

次におすすめな季節は春です。春も秋同様、気温や湿度が安定傾向にあるため作業がスムーズに進みやすい季節だといえます。

ただし、梅雨に差しかかるころは天候が乱れやすくなるというデメリットに注意が必要です。

「夏」「冬」は基本的には不向き

夏や冬は、天候の変化や気温の観点で外壁塗装に不向きな季節とされています。

ただし、冬は湿度が低いので塗料の乾燥には適しています。また、冬は閑散期でもあるため、安く依頼できる可能性もあるので「外壁塗装をする必要があるけどお金がない」という方は冬季の外壁塗装を検討してみてもいいかもしれません。

外壁塗装の工事費用相場

 

単価相場(税込)

20坪(約66㎡)

30坪(約99㎡)

40坪(約132㎡)

足場

600円〜1,200円/㎡

51,480円~102,960円

77,220円~154,440円

102,960円~205,920円

塗料

1,100~5,600円/㎡

72,600円~369,600円

108,900円~369,600円

145,200円~739,200円

高圧洗浄

100円~300円/㎡

6,600円~19,800円

9,900円~29,700円

13,200円~39,600円

コーキング・下地補修

600円~2,500円/㎡

39,600円~165,000円

59,400円~247,500円

79,200円~330,000円

コーティング

2,000円~2,500円/㎡

132,000円~165,000円

198,000円~247,500円

264,000円~330,000円

足場+塗料の合計

124,080円~472,560円

186,120円~524,040円

248,160円~945,120円

すべての合計

302,280円~822,360円

453,420円~1,048,740円

604,560円~1,644,720円

※ 1坪=約3.3㎡で計算しています。
※ 計算は【(家の外壁面積×1.3)×足場単価】で算出しています。
※ 記載している価格情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年3月)に基づいたものです。

外壁塗装の費用相場は、20坪であれば約30万円〜82万円30坪であれば約45万円〜105万円40坪なら約60万円〜164万円です。

外壁塗装の相場は、足場+塗料+サービスの3つがざっくりとした内訳です。「サービス」とは、上の表でいうところの高圧洗浄・コーキング・下地補修・コーティングのことを指します。

とくに、「どんなグレードの塗料を使うか」「どんなサービスが必要なのか」が工事費用に差が出るポイントです。そのため、工事費用をできるだけ予算内に収めたい場合は、その旨を最初から業者に伝えたうえで話し合いを進めるようにしましょう。

外壁塗装のお金がない場合はどうすればいい?

ここでは、「外壁塗装をする必要があるのに、手元にまとまったお金がない」という場合の対処方法を紹介していきます。

リフォームローンを組んで分割払いする

リフォームローンを組んで分割払いにすることで、まとまったお金を払うことを回避することができます。

また、すでに住宅ローンを組んでいる場合は、同じ金融機関のリフォームローンを組むことで金利が優遇される(※)など、お得になる場合もあるのでぜひ積極的にチェックしてみてください。

参照ページ

自治体の助成金制度を利用する

自治体に、外壁塗装に活用できる助成金制度や補助金制度がないか確認するのもおすすめです。

近年は、エコやバリアフリー・子育て支援などを目的としたリフォーム助成金が、各自治体に用意されている傾向にあります。気になる方は、ぜひ各自治体の公式ホームページや電話から該当する助成金・補助金があるかどうかをチェックしてみましょう。

自然災害による破損であれば火災保険を利用可能

外壁塗装が、火災や台風・大雪などの自然災害による破損であれば、火災保険が適応する場合があります。

ただし、経年劣化による破損は火災保険に適応しないため注意が必要。外壁塗装の傷や破損が自然災害によるものなのか経年劣化によるものなのか自己判断するのは難しいため、保険会社に連絡してチェックしてもらうのが適切です。

相見積もりで最安値の業者を探す

外壁塗装業者を3社〜5社ほど相見積もりを取ることで、最安値の業者を見つけることができます。

そのため、できるだけ費用をおさえたいという方におすすめの手段だといえます。

【PR】ヌリカエで見積もりをしてみよう!

出典:ヌリカエ

「ヌリカエ」は、自分が住んでいる地域の外壁塗装業者を複数社検索し、そのまま依頼することもできるサービスです。

フォーム内の簡単な質問に答えることで、簡単に相見積もりを取ることができるので、自分で業者を探す手間をカットしたい方や、業者選びに自信がない方におすすめ。

電話相談は無料で、受付時間は10:00〜19:00&土日祝日も問い合わせ可能。手軽に相談しはじめることができるので、気になる方はぜひ利用してみてください。

外壁塗装を塗り替える際の注意点

ここでは、外壁塗装を塗り替える際に知っておきたい注意点を紹介していきます。

サイディングの場合もメンテナンスは必要

自宅の外壁がサイディングである場合も、通常の外壁同様メンテナンスする必要があります

劣化がそこまでひどくない場合は、サイディングの上から塗装を重ねる形を取ります。しかし、ひび割れや破損など劣化が進んでいる場合はサイディング自体を取り替える必要が出てきてその分費用もかかるということを把握しておきましょう。

DIYで行うと余計に劣化が進んでしまうことがある

外壁の劣化が一か所だけである場合や、小規模な場合はDIYでサクッと補修してしまうことも可能ですが、劣化が広範囲である場合はプロに任せるのがおすすめです。

DIY用の塗料やツールは、プロが使っているものと比べると、どうしても品質が及ばない部分があるからです。また、劣化状態に合わせて臨機応変に補修するにはプロのスキルが欠かせません。

劣化箇所に対して必要な対処ができていないと余計に劣化が悪化してしまうため、基本的には最初から業者に依頼するのが適切です。

手遅れになる前に早めに対処しておくのが吉

外壁塗装に劣化がある場合、年単位で放置するほど劣化箇所が悪化して、雨漏りに発展したり家全体の劣化につながったりするため注意が必要です。

劣化が進むほど工事の工数も上がって結果として費用が大きくなるため、できるだけ早い段階で対処しておくことが肝心。大規模な工事に発展する前に手を打っておくことで、費用も抑えることができるので長期的にみてもコスパが良いといえるのです。

外壁塗装をしないとどうなる?

最後に、外壁塗装を年単位で放置するとどうなってしまうのかについて説明していきたいと思います。

他の箇所の劣化も促してしまう

外壁塗装の劣化は放置して自然になおるようなものではありません

放置する期間が長いほど、劣化箇所は拡がる一方になってしまうことに注意が必要です。とくにひび割れやサビ・カビなどは進行しやすい劣化症状なので、広範囲に及んでいる場合や多数確認できる場合は早めに対処するのが適切です。

雨漏りにつながる

ひび割れやカビなどが進行すると、家の骨組み自体の亀裂や、カビによる腐食につながるので、雨漏りに発展しやすくなります。

一度雨漏りに発展すると、室内の柱などの腐食につながってしまうことに注意が必要です。

結局余計に費用がかかる

外壁塗装に劣化があるのをみつけたうえで、数年〜十数年単位で放置すると、さらなる悪化や家全体の劣化につながってしまうため注意が必要。

工事の規模が大きくなるほど、結果として工事費用もあがってしまいます。そのため、劣化をみつけたらできるだけ早めに対処しておくことが、費用を抑えるためにも大切だといえます。

外壁塗装に関するQ&A

Q1. 外壁塗装は必要か?

A. 劣化症状が目立ち始めている場合や、15年〜20年経っている場合は塗り替える必要があるといえます。

しかし、適切な時期時期は自分では判断しきれない部分があるため、プロに定期点検してもらうのが適切です。

Q2. 外壁塗装はまだするなと言われる真意とは?

A. 外壁塗装の劣化がそこまで進んでいない場合は、まだ塗り替えが必要な時期になっていない場合があるということです。

外壁塗装の目安は15年〜20年が理想だとされていますが、劣化状況によっては必ずしも必要となるわけではありません。

Q3. 外壁塗装はサイディングであれば必要ない?

A. サイディングであってもメンテナンスが必要です。

サイディングの上から塗料を塗るだけの工事なのか、サイディングごと張り替える工事になるのかは劣化状態によって異なるので、プロに判断してもらうようにしましょう。

Q4. 外壁塗装の目安が10年というのは嘘?

A. 一概に嘘とは言えません。

外壁塗装の塗料によっては耐用年数が10年である場合があります。また、建物が建っている環境が過酷である場合や、自然災害の経験がある場合は10年で塗り替える必要も出てきます。

Q5. 外壁塗装にかかる日数は?

A. 一軒家であれば10日~14日、マンション・アパートであれば14日~24日ほどかかります。

また、工事日数は悪天候やトラブルなどの影響で長引くことがあるということも把握しておきましょう。

Q6. 外壁塗装はいつするべきか?

A. 劣化症状が目立ち始めたタイミングや、大きな破損ができたとき、15年〜20年以上経っているときは検討した方が良いでしょう。

自分で判断しかねる場合は、業者に点検を依頼して判断してもらうのが適切です。

外壁塗装に関連する記事もチェック

※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年3月)に基づいたものです。
※ 記載している価格情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年3月)に基づいたものです。
※賃貸物件を退去する際には原状回復を行う義務があるため、壁や床、ドアなどの部屋の設備に変更を加える場合は必ず賃貸借契約書を確認の上、事前に家主や管理会社の許可を取るようにしてください。

  • 1199
  • 0
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

LIMIA編集部の公式アカウントです。手軽な家事の工夫、お得なセール情報、100均グッズ、収納アイデアなど、暮らしに関するオリジナルコンテンツを配信しています。

LIMIA編集部さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア