着物の宅配クリーニングは安い?おすすめ5社の料金や特徴を徹底比較

自宅でのお手入れが難しい着物は、宅配クリーニングに依頼するのがおすすめ! 本記事では、着物を依頼するのにおすすめな宅配クリーニングのおすすめ業者をご紹介します。料金や特徴の比較のほか、着物の自宅保管のポイントもあわせて解説。着物のお手入れに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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着物の宅配クリーニング業者の選び方

  1. 1.「丸洗い」「洗い張り」を選べるか
  2. 2.料金が安いか
  3. 3.付属のアイテムもオプションで依頼できるか
  4. 4.仕上がり日数
  5. 5.着物専門の宅配クリーニング業者かどうか

まず初めに、着物の宅配クリーニング業者の選び方を確認していきましょう。普通のお洋服とは違った、特別な手法が必要になってくる着物のクリーニング。大切なお着物を傷めないためにも、宅配クリーニング業者はきちんと吟味してください。

1.「丸洗い」「洗い張り」を選べるか

着物の洗い方には、「丸洗い」と「洗い張り」の2種類があります。

「丸洗い」は文字通り着物をそのまま洗うことで、石油系の洗剤を使ったドライクリーニングのことを指します。食べこぼしや化粧品といった、ちょっとした油性汚れのクリーニングに適しており、比較的短期間で仕上がるため定期的な着物のお洗濯として利用するのにおすすめの洗い方です。

一方「洗い張り」は、一度着物をほどいて反物にし、水と水溶性洗剤を使ってクリーニングする方法。汗やコーヒー、ワインなどの水溶性汚れ、カビ、ガンコなシミなど通常のドライクリーニングでは落としにくい汚れを徹底的に洗います。洗い張りに出した着物は、ほどいた布をもう一度仕立て直す必要があるため仕上がりまでに時間がかかりますが、古い着物を直したり、長く着ている着物のメンテナンスとしておすすめの洗い方です。

2.料金が安いか

お着物をクリーニングに出すにあたって、料金の安さは重要なポイント。自分のニーズに合った宅配クリーニング業者をいくつかピックアップし、料金比較するとよいでしょう。

本記事でも、紹介した宅配クリーニング業者の料金を比較表にしてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

3.付属のアイテムもオプションで依頼できるか

お着物をクリーニングに出す際には、帯や長襦袢といった付属アイテムもまとめて依頼したい方も多いでしょう。お家では洗濯、メンテナンスできない着物の付属アイテムを、オプションで依頼できる業者を選ぶのもおすすめ。

点数に縛りがあるケースも少なくないので、自分が依頼したいアイテムの数を一度に預かってくれる宅配クリーニング業者を探してみてください。

4.仕上がり日数

お着物を高い頻度で着用する方や、イベントに際してクリーニング依頼したいという方は、仕上がり日数が早い業者を選ぶのも◎。クリーニングの品質と仕上がり日数を照らし合わせて、納得のいく宅配クリーニング業者探しをしてみてください。

5.着物専門の宅配クリーニング業者かどうか

宅配クリーニング業者のなかには、着物のクリーニングを専門とした業者もあります。そういった業者では、専門知識を学んだ有資格者や熟練の職人がクリーニングを手掛けることが多くあります。難しい汚れや、絶対に傷めたくない大切なお着物は、着物専門の宅配クリーニング業者に依頼するのがよいでしょう。

着物の宅配クリーニングの料金相場

  • ✔高くても2万円以下~

本記事で紹介する着物の宅配クリーニング業者の、着物1着の価格は最安で6,490円(税込)、最高で17,000円(税込)でした。本記事内で紹介する業者で考えると、丸洗いでクリーニング依頼をする際の相場は、高くても2万円以下です。

着物の種類や付属アイテムのオプション、また洗い方によって価格は大きく変わってくるため、あくまで参考として見てみてください。

※ 料金目安は、LIMIA編集部がWeb上で確認できる宅配クリーニング業者のおおよその料金に基づいたものです。(2024年3月時点)

着物の宅配クリーニングのおすすめ業者5選

提供:LIMIA編集部

ここからは、おすすめの着物の宅配クリーニング業者を紹介していきます。料金や最短仕上がり日をリストにしているので、比較の際の参考にしてみてください。

業者名

料金/着物1着

最短仕上がり日

付属アイテムオプション

リネット

単衣:9,273円(税込) 袷 (小紋・紬):10,956円(税込) 着物 (振袖 / 留袖 / 訪問着 / 付下げ):14,740円(税込)

21日

肌着、帯、その他小物のコースあり

リナビス

17,000円(税込)

約1ヶ月

有り

きものトトノエ

7,776円(税込)

約60日

有り

わ蔵

8,250円~

約2か月

有り

キレイナ

9,900円(税込)~

3~4週間

有り

1.リネット

  • 料金:9,273円(税込)~
  • 最短仕上がり日:21日

『リネット』の宅配クリーニング(着物コース)は、スマホ1つで完了する依頼のお手軽さと最短21日という比較的早めな仕上がり日数が魅力的な宅配クリーニングサービス。公式HPからフォームに沿って入力するだけで、簡単にクリーニングの依頼が完了するほか、着物の種類ごとにコースが分かれており、注文の分かりやすさもポイントです。

丸洗いのドライクリーニング方式を採用しており、軽めのお洗濯を依頼したいときにぴったり。着用前に洗っておきたいとき、特別な汚れはないけれど着用後にキレイにしておきたいときなどにおすすめです。

2.リナビス

  • ✔料金:17,000円(税込)
  • ✔最短仕上がり日:約1ヶ月

『リナビス』の宅配クリーニングは、専用の集荷セット(別途料金必要)の配送も可能な、一連の依頼を自宅で完結できる宅配クリーニングサービス。着物は最大4点までまとめて依頼可能で、オプション追加できるアイテム点数が多いのもポイント。

「汗抜き加工」「撥水加工」といった、着物を長くきれいに着るための特別な加工もオプション追加可能です。

3.きものトトノエ

  • ✔料金:7,776円(税込)~
  • ✔最短仕上がり日:約60日

『きものトトノエ』は、着物専門の宅配クリーニングサービス。3つのコースに分かれており、丸洗いのみの「エコノミーコース」以外は、「匠診断」というプロの検品を受けられるサービスを展開しています。

「匠診断」は、通常の丸洗いでは落としきれない汚れや、修繕が必要なポイントを職人の手と目によって見極めるサービス。診断結果をもらった後、別途お手入れを依頼して着物をクリーニングしてもらうことができます。カビ落としや色抜けの修繕、色替えといった専門の技術を要するメンテナンスをしてもらえるのも、着物専門の宅配クリーニングサービスならでは。

4.わ蔵

  • ✔料金:8,250円~
  • ✔最短仕上がり日:約2か月

『わ蔵』も、着物専門の宅配クリーニングサービス。汗抜きやシミ抜きといった基本的なお手入れはもちろん、色抜けを直す加工や金糸の修理など特殊なお手入れにも対応しています。

最長1年間の預かりサービスも行っており、置き場所に困っているお着物の保管をしてくれるのもうれしいポイント。着物に合わせたケアを見極め、熟練の技術でまるで新品のように仕上げてくれる宅配クリーニングです。

5.キレイナ

  • ✔料金:9,900円(税込)~
  • ✔最短仕上がり日:3~4週間

『キレイナ』は、それぞれのアイテムに合わせた“オーダークリーニング”が売りの宅配クリーニングサービス。1着1着依頼された衣類のカルテを作成し、素材や汚れの状況に合わせたお手入れをしてくれるのが魅力です。

キレイナでは水洗い対応をしており、通常のドライクリーニングでは落としにくい汚れもキレイに洗い上げてくれるのがポイント。シミや黄ばみ、カビなどの除去も依頼することができます。

着物をクリーニングに出す頻度は?

  • ✔着物は1シーズンに1回程度のクリーニングがおすすめ

着物は普通の洋服とは違い、着るたびにクリーニングに出す必要はありません。特別な汚れや修繕が必要でない限りは、季節の変わり目、1シーズンに1回程度を目安にクリーニングに出すのがよいでしょう。

着物には夏着物と冬着物といって、季節で布の厚みが変わります。シーズンが終わって片付けるタイミングでクリーニングに出すのがおすすめです。

着物を宅配クリーニングに出す際の注意点

ここからは、着物を宅配クリーニングに出す際の注意点を解説します。クリーニング依頼をする前に、自分の着物の状態をしっかりチェックしておきましょう。

1.素材・種類の確認

着物は素材によってクリーニング方法が変わってくるほか、着物の種類によってクリーニング価格が異なる場合があります。まずは自分の着物が何でできているのか、どんな着物なのかをチェックしましょう。

2.シミ汚れや破れの確認

シミ汚れはある場合はシミの種類、また修繕が必要なほつれや破れも確認しておきます。シミは種類によって、ドライクリーニングでも落とせるものとそうでないものがあります。事前に、依頼する予定の業者がその汚れに対応しているかもあわせてチェックしておきましょう。

また、着物にほつれや破れがある場合は特別な修繕が必要なケースもあります。この場合は、着物専門の宅配クリーニング業者に依頼することも視野に入れて検討するのがおすすめです。

3.依頼したい付属品がどれだけあるか確認

着物のほかに、帯や襦袢など一緒に依頼したい付属品がどれだけあるか点数の確認もしておきましょう。業者によっては一度に依頼できる点数が少ないケースもあります。クリーニング業者を探す前に、自分が依頼したい点数を調べておくと業者選びもスムーズです。

着物を自宅保管するときのポイント

  1. 1.脱いだ後は陰干ししておく
  2. 2.年に数回は虫干し
  3. 3.適した環境で保管する

着物は、クリーニングに出さないときも上記のようなケアをしておくことが大切。脱いだ後はすぐにしまわず、汗や湿気を乾かすためにしっかり陰干ししておきましょう。

また、着ない期間も定期的に収納から取り出して虫干しをするとカビ防止に。保管時も、湿度の低い場所を選んだり防虫剤を使用したり、着物が傷まないような環境づくりにも配慮してみてください。

【Q&A】着物の宅配クリーニングに関する疑問

提供:LIMIA編集部

Q1. 着物を宅配クリーニングに出すメリットは?

A. 自宅では洗濯できない衣類のため、専門の技術でキレイにできる

着物は基本的に自宅では洗濯できません。一見シミや汚れがなくても、着物は意外と汗を吸っているもの。それらが蓄積すると落としにくい汗ジミになってしまったり、カビの繁殖の原因になってしまったりします。

定期的にクリーニングに出すことで、着物を長くきれいに着られるようお手入れをすることが可能です。

Q2. 着物は宅配クリーニングに依頼するほうが安い?

A. 複数出す場合は安くなることも

1枚だと持ち込みのほうが安く済むケースもありますが、何枚もの着物を依頼したり、付属品もまとめて出したりするなど、複数のアイテムを一度に出す場合は宅配クリーニングに依頼するほうがお得に済む場合があります。

業者によって価格設定が異なるので、自分に合ったクリーニング業者を探してみましょう。

Q3. 着物は一度着たらクリーニングに出したほうがいい?

A. 一度着ただけならクリーニングに出す必要はない

着物は着る足袋にクリーニングに出す必要はなく、1シーズンに1回程度の頻度で依頼するのがおすすめ。ただ、クリーニングに出さなくても着たあとは陰干し、定期的に虫干しをするなど自宅でのお手入れをすることが大切です。

Q4. 帯や小物もクリーニングに出すべき?

A. 自宅でお手入れできないものはクリーニングに出すのがおすすめ

帯や正絹の襦袢などは、着物同様自宅でのお洗濯は難しいため、クリーニングに依頼するのがおすすめです。

宅配クリーニングに関するその他の記事

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年3月)に基づいたものです。
※画像は一部イメージです。

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