洗濯機クリーニングの料金【7社を比較】ヤマダ電機やエディオンなどでも依頼できる！

洗濯機クリーニングの料金はどのくらい？

家電量販店を含む、洗濯機クリーニングのおすすめ業者7つの料金（※）はおおよそ上記の通り。洗濯槽を取り外してクリーニングする「分解洗浄」だと値段が上がりますが、洗浄水に浸け置きしてクリーニングする「除菌洗浄」であれば、縦型だと10,000～15,000円くらいで依頼することができます。

ドラム式洗濯機だと少々値段が上がるうえ、分解洗浄に対応していない業者もあるので選ぶ際は注意しましょう。

※ LIMIA編集部が7社を調べたおおよその料金目安です。（2022年12月現在）

洗濯機クリーニングを選ぶ際のポイント5つ

洗濯機クリーニングを選ぶときは、以下の5つのポイントをしっかりとチェックしましょう。

【1】洗浄方法を選べるかどうか

洗濯機のクリーニング方法は、主に「分解洗浄」と「除菌洗浄」の2パターンがあります。洗浄方法によって料金やかかる時間が変わってくるため、まずは洗浄方法を選び、その洗浄方法に対応している業者を選ぶとよいでしょう。

▼「分解洗浄」はとことんキレイにしたいときに◎

分解洗浄は、洗濯槽を取り外して細かい部分まで徹底的にクリーニングする方法です。洗濯槽の裏や底にこびりついたカビや汚れまで掃除してくれるのが特徴。長い間洗濯機のクリーニングができていなかった方や、年末の大掃除としてキレイにしたい方におすすめの洗浄方法です。

ただし、分解洗浄は複雑な作業になるため値段が割高になります。また、ドラム式洗濯機や最新の洗濯機だと対応していない業者もあるため注意が必要です。

▼「除菌洗浄」は安く済ませたいときに◎

除菌洗浄は、洗濯槽を取り外さず、洗浄水に浸け置きしてクリーニングする方法です。塩素系洗浄剤を使用することで、微細な汚れや細菌、イヤな臭いのもとを除去してくれます。作業が比較的簡単なぶん、費用も安く済むので料金面が気になる方におすすめの洗浄方法です。

【2】自宅に訪問してくれるか

洗濯機クリーニングは「自宅訪問」「引取り」「持ち込み」の3通りがあります。引取りや持ち込みによるクリーニングは1～2週間ほど洗濯機を預ける必要があるため、その間自宅で洗濯ができなくなってしまうことも。自宅訪問ならその日のうちにクリーニングが済むので、基本的には自宅に訪問して作業してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

小さいお子さんがいるご家庭や、自宅で作業されることに抵抗がある方は、もちろん引取りや持ち込みを選ぶのも◎。代替機を用意してくれる業者もあるので、そのあたりも確認しながら選ぶのがおすすめです。

【3】料金プランに問題がないか

高額な料金を請求されないためにも、公式ホームページに料金が明記されており、サービス内容と料金形態が分かりやすい業者を選ぶことを意識すると◎。また、作業に入る前に必ず見積もりを出してもらい、料金や作業内容に疑問を感じた場合はすぐに質問しましょう。

【4】損害保険に加入しているか

業者とはいえ、作業中にトラブルが起きてしまう可能性もあります。業者が損害保険に加入していれば、万が一作業中に洗濯機が故障してしまっても補償されるので安心して依頼することができます。多くの業者が損害保険に加入していますが、依頼する前に再度確認しておくのがおすすめです。

【5】口コミや評判は良いか

実際にサービスを利用した方々の口コミをチェックするのも、自分に合う業者を見つけるために必要な作業です。公式ホームページの口コミに加え、ツイッターやインスタグラムなどのSNSも利用すると、よりリアルな声を見つけることができます。また、電話対応が優れているかどうかも、良い業者を見つけるための判断基準になるようです。

洗濯機クリーニングのおすすめ業者5選を紹介

ここからは、LIMIA編集部がピックアップした洗濯機クリーニング業者をおすすめ順にご紹介。料金や作業時間に加え、＋αのメリットなどもご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

【1】くらしのマーケット

「くらしのマーケット」は、家電のクリーニングだけでなく、害虫駆除や水回りのトラブルなどまで暮らしにまつわるサービスを提供しています。さまざまな事業者の中から、実際に利用したユーザーの口コミを参考にしながら比較できるのもポイントです。

また、人気の業者をランキングで見ることができるうえ、料金も明記されているので初めて利用する方でも自分に合った業者を見つけやすくて◎。

＼こんな方におすすめ／

【2】おそうじ本舗

「おそうじ本舗」は、洗濯機クリーニングをはじめとする家電製品のお手入れや、水回りの掃除などさまざまなサービスを提供している大手のハウスクリーニング業者です。

とくに洗濯機クリーニングは、縦型洗濯機とドラム式洗濯機の両方に対応しており、分解洗浄と除菌洗浄からも選べる柔軟さが魅力です。また、店舗数が多く全国どこでも対応できるのも指示されている理由のひとつ。

＼こんな方におすすめ／

【3】おそうじ革命

「おそうじ革命」は、固定料金制・物損保証・仕上がり保証など、クリーニング業者を初めて利用する方でも利用しやすいシステムが充実しています。また、天然由来の洗剤を使用するなどの細かなこだわりも魅力です。

洗濯機クリーニングは縦型の分解洗浄のみですが、比較的リーズナブルなので料金重視の方にもおすすめです。

＼こんな方におすすめ／

【4】ダスキン

「ダスキン」は、掃除用品のレンタルやハウスクリーニングを行っている業界大手の企業です。

ダスキンの洗濯機クリーニングは、洗濯槽を分解しない「除菌洗浄」のみ対応しています。洗濯槽の外側についた汚れを電動ドリルブラシでこそげ取り、塩素系洗浄剤で微細な汚れや細菌を徹底的に除去してくれるので、Wの効果で洗濯機がきれいに。

洗濯槽を分解する作業がないため、短時間で終わるのも魅力のひとつ。忙しくてなかなか時間がとれない方にもおすすめです。

＼こんな方におすすめ／

【5】ユアマイスター

「ユアマイスター」は、自分の要望に合う業者を、エリアや希望日時、料金などで絞って探せるハウスクリーニング業者のマッチングサイトです。

補償やトラブルの未然防止、品質管理などを徹底しているため、個人事業者への依頼に抵抗がある方でも利用しやすくて◎。また、なかには夜間や早朝に対応している業者もあるので、仕事の都合でなかなかクリーニング業者を呼べない……なんて方にもおすすめです。

＼こんな方におすすめ／

洗濯機クリーニングは家電量販店でもオトクに対応可能！

洗濯機クリーニングは、家電量販店でも対応してくれるところがあるんです！ 比較的リーズナブルな料金で対応してくれるので、こちらもおすすめです。

ヤマダ電機

大手家電量販店「ヤマダ電機」でも洗濯機クリーニングが可能！ 分解洗浄のみでドラム式や乾燥機能付き洗濯機は対応していませんが、比較的リーズナブルな価格でクリーニングを行ってくれます。

また、ヤマダ電機のWEBサイトまたはモバイルサイトから申し込むと料金が5％オフになるのもうれしいポイント。洗濯機クリーニングのみならず、その他の家電や水回り、ガラス、フローリングのクリーニングも同時に依頼できるので、大掃除のときに利用するのもおすすめです。

エディオン

大手家電量販店「エディオン」は、除菌洗浄（スタンダードコース）と分解洗浄（プレミアムコース）の両方に対応しているのが最大のポイント。分解洗浄の場合は洗濯機を業者に預けるかたちになるので、家で作業されるのに抵抗がある方にもおすすめです。

洗濯機クリーニングを業者にお願いするメリットとは？

故障や漏電のリスクを軽減できる

洗濯機の構造はとくに複雑なため、自分で分解して洗浄すると部品を元に戻せなくなってしまったり、故障や漏電に繋がってしまったりする可能性も。分解洗浄のトレーニングや経験を積んでいる業者に依頼すれば故障や漏電のリスクも軽減できるので、家電製品の扱いに慣れていない方はプロによるクリーニングを検討しましょう。

除菌も一緒にしてもらえる

業者によるクリーニングなら、洗濯機の洗浄はもちろん除菌まで行ってくれます。除菌をすることで掃除後のカビや細菌の増殖をできるだけ抑えることができるため、自分で掃除するよりも長い時間きれいな状態を保つことができます。

乾燥機能のパフォーマンスが上がる

洗濯機のパーツにゴミや汚れが溜まることで乾燥機能のパフォーマンスが落ち、結果として余計な電力を消費してしまうことがあります。クリーニングを業者に依頼すれば自分では手が届きにくい部分もしっかり洗浄してもらえるので、乾燥機能のパフォーマンス向上が期待できます。

短時間で徹底的に掃除できる

洗濯機の汚れ具合や洗浄方法にもよりますが、自宅訪問によるクリーニングは特殊な洗浄剤や器具を使用するためおよそ2～3時間で完了します。自分で掃除するよりも早く徹底的に洗浄できるので、なかなか掃除時間を確保できない方は業者を利用するのがおすすめです。

洗濯機クリーニング《自分で簡単にできるやり方とは？》

洗濯機を清潔に保つためには、こまめな掃除が欠かせません。ここからは、酵素系漂白剤を使用した自宅で簡単にできる掃除方法をご紹介。「まずは自分で掃除してみたい！」「クリーニング後のきれいな状態をキープしたい！」なんて方はぜひ実践してみてください。

【1】洗濯槽にお湯を溜める

はじめに、洗濯機のゴミ取りネットを外して洗濯槽にお湯を溜めます。酵素系漂白剤の働きを促進させるため、40℃～50℃（※）のお湯を使用するのがおすすめです。

※ 50℃以上のお湯は、プラスチック部品の変形に繋がる可能性があるため使用しないでください。

お湯を溜めたら、漂白剤を入れずに約5分洗濯機を回します。そうすることで、洗濯槽の汚れがふやけて落ちやすくなります。

【2】酵素系漂白剤を入れて洗濯機を回す

約5分間お湯だけで回したら、酵素系漂白剤を入れます。

商品によって異なる場合がありますが、酵素系漂白剤の量は10Lのお湯に対して100gくらいがおすすめです。漂白剤の量が多すぎると溶け残ってしまい、洗濯槽の汚れの原因になってしまうので要注意。

酵素系漂白剤を入れたら、洗濯機を約3分間回します。

【3】数時間浸け置きする

約3分間洗濯機を回したら、そのまま浸け置きして汚れを浮かせます。しばらく洗濯機を掃除していない場合は6時間以上放置しましょう。定期的に掃除している場合は3～4時間ほどで◎。

浸け置きしている間に、洗濯槽のフチの部分や、フタを拭き掃除しておきましょう。

【4】浮いてきた汚れをすくい、排水する

数時間浸け置きしたら再び3分間ほど洗濯機を回し、浮いてきた汚れをゴミ取りネットですくいます。

「洗濯機を回す→ゴミを取る」の作業をゴミが目立たなくなるまで繰り返したら、排水しましょう。排水後、洗濯機を満水にして洗いから脱水まで行ったら掃除は完了です。

掃除後はしばらくフタを開け、洗濯機の中をしっかりと乾燥させましょう。

洗濯機の汚れやカビを予防するには

せっかく洗濯機をクリーニングしたなら、なるべく長くきれいな状態を保ちたいところ。洗濯槽の細菌やカビの増殖をできるだけ抑えるために意識しておきたい3つのポイントをご紹介します。

洗濯後、フタは開けたままにする

洗濯後は、洗濯機のフタを3～4時間ほど開けたままにして中をしっかり乾燥させましょう。洗濯後は中の湿度が高くなっているので、フタを閉めたままにしているとカビや細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。

洗剤や柔軟剤を多く入れすぎない

洗剤や柔軟剤は、洗濯物の量に対しての規定量を必ず守るようにしましょう。規定量より多く入れてしまうと溶け残って洗濯槽の裏に溜まり、カビの栄養分になってしまいます。

洗濯物はすぐに干す

洗い終わった洗濯物を洗濯機の中にしばらく放置するのはNG。長時間入れっぱなしにしていると洗濯機の中の湿度が高まり、カビや細菌が増殖しやすくなってしまいます。

洗濯機クリーニングの料金に関するQ＆A

A．分解洗浄の場合は縦型で約10,000円～20,000円、ドラム式で約25,000円～30,000円です。

業者によって差はありますが、分解洗浄の場合は縦型で約10,000円～20,000円、ドラム式で約25,000円～30,000円くらいと考えておくと◎。除菌洗浄の場合は料金がもう少し安くなるので、予算に合わせて洗浄方法を選びましょう。

Q2. 洗濯機クリーニングをなるべく安く済ませるには？

A．個人の事業者に依頼するか、除菌洗浄を選ぶと費用を抑えることができます。

個人の事業者は比較的料金が安い傾向にあります。しかし、なかには損害保険に加入していないような事業者もあるため、口コミをしっかりと確認してから依頼しましょう。「くらしのマーケット」や「ユアマイスター」など、事業者をランキングで見られるサイトを利用するのがおすすめです。また、洗濯槽を取り外さない「除菌洗浄」という方法なら、費用を安く抑えることができます。

Q3. 洗濯機クリーニングはどのくらいの頻度で依頼すべき？

A．1～2年に1回が理想です。

洗濯機クリーニングの頻度は、洗濯機の使用頻度によって異なります。1日あたり1～2回洗濯機を回している方は、年に1～2回クリーニングをするのがベスト。1日3回以上洗濯機を回している方は、半年～1年に1回依頼するのがおすすめです。

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※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果（2022年12月）に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。