建築における犬走りとは?読み方や由来・家に作るメリット・デメリットを紹介

本記事では、「犬走り」とは何かについて紹介していきます。また、犬走りをつくるメリット・デメリットや、犬走りに使われる材質の種類についても紹介しているので、気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

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犬走りとは?

犬走り(いぬばしり)は、家の周りに作る細い道路のことを指しています。

家やコンビニなどといった建物を泥はねから守ったり、建物のまわりの土が雨で流されて土痩せするのを防いだりするのが主な目的です。また、犬走りを砂利にすることで防犯対策をしている家庭もあります。

読み方は「いぬばしり」「いぬはしり」

「犬走り」は、一般的には「いぬばしり」と言われています。

しかし、業者や人によっては「いぬはしり」と呼ぶこともあるでしょう。また、別名「犬行(いぬゆき)」と呼ぶこともあります。

家の外構に作る細い道路のことを指す

犬走りは、家やコンビニなどの建物のまわりに敷かれている幅60cm~100cmほどの細い通路のことを指します。

とくに建築基準法に定められた規定などはないため、必要な分の道幅で作ってOKです。

犬走りという名前の由来は?

名前の由来は「犬が通れるくらいの幅の道」からきています。

鉄道用語の犬走りとは別

鉄道用語の「犬走り」は、線路の周囲に設けた水平な部分を指すため、建設の犬走りとは異なります

犬走りを作るメリット

  • 雨の日に建物を泥はね・土痩せから守る
  • 雑草・害虫の発生を防ぐ
  • 色やデザインでおしゃれにできる
  • 砂利にすると防犯対策になる

雨の日に建物を泥はね・土痩せから守る

犬走りのメリットは、雨の日の泥はねや土痩せから家を守る役割を果たしてくれるところです。

雑草・害虫の発生を防ぐ

犬走りを作ると、その部分の雑草や害虫の発生を防ぐことができます。

ただし、犬走りを設けるだけではシロアリの対策にはならないということを把握しておきましょう。

色やデザインでおしゃれにできる

犬走りのコンクリートや砂利の色味、タイルやレンガのデザインをこだわることで、おしゃれに仕上げることも可能です。

砂利にすると防犯対策になる

犬走りが砂利である場合、家の周りに踏み込んだら砂利の音がするので、泥棒が嫌がるという一説があります。

そのため、砂利で作ることで防犯対策もできるところがメリットのひとつといえます。

犬走りを作るデメリット

  • DIYするには難しい
  • 施工不良だと逆に水はけが悪くなる
  • 専門的な知識と技術が必要で費用がかかる

DIYするには難しい

犬走りを作るときは、撥水加工や勾配(こうばい)の付け方が肝心であるため、初心者のDIYではしっかり完成させることが難しいのがデメリットです。

施工不良だと逆に水はけが悪くなる

施工不良がある犬走りだと、逆に撥水が悪くなり家に悪影響を与えるリスクが上がるため注意が必要。

初心者がDIYするのは控えるのがおすすめです。

専門的な知識と技術が必要で費用がかかる

犬走りは、専門的な知識と技術が必要なため、最初から専門業者に頼むのが適切です。

そのため、工事費用が必要になるということが人によってはデメリットに感じるでしょう。

犬走りの材質の種類4つ

犬走りの材質種類

メリット

デメリット

コンクリート

・雑草・害虫対策ができる ・掃除やメンテナンスがしやすい

・撥水加工をしていないと水はけが悪くなる

砂利

・比較的DIYでつくりやすい ・防犯対策ができる

・雑草や害虫対策はコンクリートに劣る ・子供や高齢者がつまづきやすい

タイル

・デザインを楽しめる ・コンクリートよりも撥水性があがる

・先にコンクリートを敷く手間がかかる

レンガ

・DIYする場合タイルより安く揃えられる ・デザイン性を上げることができる

・先に薄くコンクリートを敷く手間がかかる ・でこぼこした仕上がりになりやすい

犬走りに使われる材質は、主にコンクリート・砂利・タイル・レンガの4種類です。

ここでは、それぞれの材質のメリット・デメリットや特徴を紹介していきます。どんな犬走りにしようか検討中の方は、画像も参照しながら吟味してみてください! 

『コンクリート』の犬走り

犬走りをコンクリートでつくるメリットは、地面をしっかり埋め固めるため、雑草・害虫対策をしやすいところです。また、表面に凹凸がないため、日頃の掃除やメンテナンスがしやすい傾向にあります。

ただし、最初に固める時点で、きちんと撥水加工をしていないと逆に水はけが悪くなるというデメリットがあるため、工事は専門知識や技術を持っているプロの業者に依頼するか、DIYをするのであればDIY経験が豊富な方と一緒に行うのがおすすめです。

『砂利』の犬走り

犬走りを砂利でつくるメリットは、DIY初心者の方でも比較的施工しやすいところです。そのため、犬走りの工事費用をおさえたいという方におすすめです。また、砂利を撒くだけで簡易的に防犯対策をできるところも魅力のポイントです。

ただし、雑草や害虫対策の観点ではコンクリートに劣るところがデメリットです。また、子供や高齢者がいる家の場合は、つまづきや転倒などのリスクがあがるため注意が必要です。

『タイル』の犬走り

犬走りをタイルでつくるメリットは、タイルの色味やデザインを楽しめるところです。家が洋風である場合は犬走りをタイルにすることで、グッとおしゃれに仕上げることができるでしょう。

また、タイルはコンクリートの上から貼り付けていく形になるので、コンクリートの持つ雑草・害虫予防や撥水性といった機能をしっかり発揮するところも魅力です。

ただし、タイルを敷くまえにコンクリートを敷く必要があるので、手間暇や費用がかかるところがデメリットだといえます。

『レンガ』の犬走り

犬走りをレンガでつくるメリットは、デザイン性を楽しめるところです。また、タイルと同様、先にコンクリートを敷いておく必要があるためその分手間暇はかかりますが、タイルよりも安く工事ができるというメリットもあります。

ただし、先にコンクリートを敷いておく手間がかかる点と、ある程度レンガを扱った経験やスキルがないと、デコボコした仕上がりになりやすい点がデメリットです。

犬走りのDIY施工方法

ここでは、犬走りをDIYで施工する方法を紹介していきます。

犬走りの工事は専門的な知識や技術が必要な作業なので、基本的にはプロに依頼するのが吉ですが、DIY経験が豊富な方や、挑戦してみたいという方はぜひチャレンジしてみてください!

「コンクリート」の犬走りのDIY施工方法

▼必要なもの

  • シャベル
  • トンボ
  • 砂石・砂利
  • バケツ
  • コンクリート
  • コテ

▼施工手順

  1. 1.シャベルとトンボを使って地面の土を水平にならす
  2. 2.砂石・砂利を均等に撒いてトンボでならす
  3. 3.バケツに配合したコンクリートを端から流し込み、厚みを均等にし、勾配がつくようにコテでならす
  4. 4.全面埋め終わるまで3を繰り返す

「砂利」の犬走りのDIY施工方法

▼必要なもの

  • シャベル
  • トンボ
  • 防草シート
  • 砂利

▼施工手順

  1. 1.犬走りにする箇所の地面は石や雑草をしっかり取り除く
  2. 2.シャベルとトンボを使って地面の土を水平にならす
  3. 3.犬走りをつくる箇所に防草シートをピンと張りながら敷く
  4. 4.3の上から砂利を敷き詰めたら簡単に仕上げることが可能

犬走りをDIY施工する際の注意点

ここでは、犬走りを自分でDIY施工する際の注意点を紹介。あらかじめチェックしておくことで作業効率をあげることができるのでぜひ参考にしてみてください。

ひび割れが起きると害虫や湿気などの二次被害が起きやすくなる

犬走りのコンクリートにひび割れが起きると、害虫が入り込んだり、湿気がこもって余計にひび割れが広がったりするなどの二次被害に発展しやすくなります

コンクリートのひび割れ原因はコンクリートの収縮なので、気になる方は収縮低減剤を使って施工するのがおすすめです。

犬走りだけではではシロアリ対策にはならない

犬走りを設置すると害虫対策になるのは事実ですが、シロアリを防ぐことは難しいと言われています。

シロアリは、コンクリートの上を通って床下に入り込んだり、そもそも地面の中にある巣からあがってきて直接家の中に入り込むことができるからです。そのため、シロアリを予防したい場合は、犬走りを設置する以外の具体的な対策が必要となります。

犬走りの施工はプロに任せるのがおすすめ

犬走りの施工は、専門的な知識と技術を持っているプロに依頼するのがおすすめです。

見積もりが明瞭で、細かい質問にも丁寧に応じてくれる業者を3社~5社ほど比較しながら選定するようにしましょう。

リショップナビ

出典:リショップナビ

自宅に犬走りを設置したいという方は、リショップナビの無料一括見積もりサービスがおすすめです。

リショップナビは、応募フォームから相談内容を入れ込むだけで、最大5社のおすすめ業者を紹介してくれるサービスです。

リショップナビで取り扱われているリフォーム会社は、保証内容や過去実績など復数の審査項目をクリアした会社のみで提携企業は1,500社以上。実際に利用した方の口コミを見ながら選ぶことができるため、自分に合う業者に出会いやすいところが魅力のサービスです。

犬走りの費用相場

犬走りの材質種類

費用相場

コンクリート

5,000円~/㎡

砂利

2,500円~/㎡

レンガ

16,000円~/㎡

タイル

22,000円~/㎡

犬走りの費用の相場は上記の通り。コンクリートは砂利よりも費用がかかりますが、その分メンテナンスの手間がかかりにくいため長持ちさせることができます。

また、砂利やレンガ・タイルは石の品質によって値段が変わります。業者に依頼するときは、予算やデザインをしっかり相談したうえで決めるようにしましょう。

※ 記載している価格情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年2月)に基づいたものです。

犬走りに関するQ&A

Q1. 犬走りとは何のこと?

A. 建物のまわりにつくられた細い道のことです。

犬走り(いぬばしり)とは、建物のまわりにつくられた幅60cm~100cmほどの細い通路のことを指します。

Q2. 犬走りの目的は何?

A. 建物を雨や雑草・害虫などからの被害から守ることを目的としています。

・雨の日に建物を泥はね・土痩せから守る
・雑草・害虫の発生を防ぐ
・砂利にすると防犯対策になる
・色やデザインでおしゃれにできる

Q3. 犬走りを施工した場合の費用は?

A. コンクリートは5,000円/㎡ほど、砂利は2,500円~/㎡ほどが費用の相場となっています。

犬走りの材質種類

費用相場

コンクリート

5,000円~/㎡

砂利

2,500円~/㎡

レンガ

16,000円~/㎡

タイル

22,000円~/㎡

※ 記載している価格情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年2月)に基づいたものです。

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※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年2月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※ 一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
※ 製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。

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