瓦に塗装は必要?塗装費用や塗装できない種類も解説
瓦の塗装の必要性は種類によって異なります。セメント系や金属系の瓦屋根は塗装するのがおすすめです。反対に日本瓦(和瓦)には塗装はできません。瓦の塗装費用は、塗料や屋根の勾配、瓦の種類によって変動し、加えて足場代や工事費なども必要です。サビや色褪せなどの劣化が気になる場合には、専門業者に依頼して塗装してもらうようにしましょう。
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瓦の種類で塗装が必要かは異なる
- 【不要】粘土系の瓦
- 【必要】セメント系の瓦
- 【必要】金属系の瓦
粘土系の瓦|塗装は不要
粘土系の瓦は「日本瓦」「和瓦」とも呼ばれており、無釉瓦、いぶし瓦、陶器瓦などの種類が複数あります。他の瓦に比べて重さがあり、古い日本家屋や神社、お寺などの屋根に使われることの多い種類です。
基本的に和瓦の塗装はできないことが多く、もし塗装をすると塗膜が剥がれやすくなります。ただ、漆喰を吹き付けてある瓦には塗装が必要です。
セメント系の瓦|塗装が必要
塗装が必要な瓦の一種であるセメント瓦とモニエル瓦は、色褪せや苔が発生しやすい種類です。
防水性が低いため、塗装をすることで雨水から屋根を守ることができます。もし、塗装をしないと雨水が瓦に染み込み、強度が低くなり、脆くなります。
金属系の瓦|塗装が必要
金属製の瓦は主に、鉄や銅、アルミニウム、ステンレスなどが使われています。他の瓦に比べて軽いのが特徴です。
ただ、サビが発生しやすく、錆びた部分から脆くなり穴が開いたりして、雨漏りすることもあり、塗装してサビなどから屋根を守る必要があります。
瓦塗装の必要性とは?
- 劣化や破損を防ぎたいとき
- 瓦の色を変えるとき
劣化や破損を防ぎたいとき
瓦の種類によっては、色褪せやサビが発生して劣化することもあります。劣化したまま放置していると、破損して穴が開いたり、雨漏りしたりします。このような劣化や破損を防ぐためにも、瓦の塗装は必要です。
瓦の色を変えるとき
瓦には瓦専用の塗料を塗装することで色を変えることができます。例えば、色褪せた瓦屋根に塗装することで屋根がキレイになり、雰囲気も変えられます。
瓦塗装の費用目安
塗料の種類 | 耐用年数 | 塗料の単価(1㎡) |
ウレタン | 約5~10年 | 約1,400〜2,000円 |
シリコン | 約8~15年 | 約2,200〜3,500円 |
フッ素 | 約15~20年 | 約3,200〜4,700円 |
無機塗装 | 約20~25年 | 約4,200〜5,200円 |
瓦の塗装に使われる塗料の単価の目安は上記の通りです。
瓦の塗装費用は、塗料や屋根の広さ、屋根の勾配、瓦の種類によって変動します。
また、塗料の費用に加えて、足場代や工事代などもかかるので、見積もりの際によくチェックしておきましょう。
瓦の塗装は自分でDIYできる?
瓦の塗装は、高所での作業が必要になるため、とても危険です。また、塗料によって特性もあるので、知識がないと色ムラになったりする可能性もあります。自分でDIYせずに、専門業者に依頼するのがおすすめです。
瓦の塗装は専門業者に依頼しよう!
ここでは塗装業者を紹介してくれるおすすめのサービスを紹介します。
ヌリカエ
「ヌリカエ」は、自分の住んでいる地域の外壁や屋根塗装などの専門業者を調べて依頼したいときに役立つサービスです。簡単な質問に答えていくだけで、自分に合った専門業者を紹介してくれます。
外壁や屋根の塗装以外にもリフォームについても相談が可能です。電話相談時の通話料は無料で、受付時間は10:00〜19:00、土日祝日の問い合わせもできるので、気軽に相談してみましょう。
外壁塗装プランナー
※サイト全体での問い合わせ件数(2022年10月末時点)
瓦の塗装と一緒に外壁塗装をすると費用が抑えられることがあるので、検討してみましょう。
「外壁塗装プランナー」では、外壁塗装の専門業者を一括で見積もりできるサービスです。電話での相談は年中無休で受け付けているので、気軽に問い合わせできるのも魅力のひとつです。
※対応エリア、加盟店により対応できない場合もあり
瓦塗装に関するQ&A
Q1. 塗装が必要な瓦の種類は?
A. セメント系と金属系の瓦
セメント系や金属系の瓦にはサビや苔などの劣化を防ぐためにも塗装が必要です。また、日本瓦(和瓦)でも漆喰を吹き付けてある瓦は塗装が必要となります。
Q2. 瓦塗装の費用はどれくらい?
塗料の種類 | 耐用年数 | 塗料の単価(1㎡) |
ウレタン | 約5~10年 | 約1,400〜2,000円 |
シリコン | 約8~15年 | 約2,200〜3,500円 |
フッ素 | 約15~20年 | 約3,200〜4,700円 |
無機塗装 | 約20~25年 | 約4,200〜5,200円 |
A. 塗料や広さ、屋根の勾配、瓦の種類によって異なる
塗料の単価の目安は上記の通りです。塗料に加えて、広さや屋根の勾配、瓦の種類によって値段は変動します。また、足場代や高圧洗浄の費用などの工事代もかかります。
Q3. 瓦の塗装は自分でもできる?
A. 自分で瓦の塗装するのは危険
瓦の塗装は高所での作業が必要です。自分で瓦の塗装するのは、とても危険なので、専門業者に依頼するようにしましょう。
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年7月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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