洗面台の穴って掃除してる？オーバーフローの仕組み・臭いやカビのお手入れ方法を解説

洗面台の穴の正体はオーバーフロー

普段、見落としがちな洗面台のあの穴ですが、オーバーフローという名前が付いています。そして、洗面台にとって重要な役割をしています。まずは、オーバーフローの仕組みについて解説します。

オーバーフローの仕組み

洗面台に水をはる間にその場を離れ、うっかり蛇口を締め忘れてしまうなんてこともありますが、オーバーフロー穴に水が流れ込むことで、あふれ出ないようにしています。

流れ込んだ水は、オーバーフロー穴から排水管につながった管を通り、通常の排水と同じように流れていきます。

泡立ちがいいなどのハンドソープだと排水管の中で再度泡立つこともあり、空気の抜け道としてオーバーフロー穴に泡が上がってくることもあります。

また、洗面台の手前の排水管はU字になっていて、そこに水が溜まることで蓋の役割をし、下水からの悪臭や虫の侵入を防いでいます。

オーバーフロー穴の簡単掃除のやり方

オーバーフロー穴の汚れは見えにくいですが、水垢や石鹸カスが付着し、湿度があるのでカビの発生が起こりやすい場所です。

洗面台の排水に問題がなく、オーバーフローからイヤな臭いがしたら、オーバーフロー管に汚れが溜まっているので、掃除をおこないましょう。

手軽さ重視「泡タイプのキッチンハイター」で

歯ブラシなども入りにくいオーバーフロー穴には、泡タイプのキッチンハイターで掃除するのがおすすめです。

オーバーフロー穴と、穴の奥にまで洗浄剤をスプレーし行き渡らせて、30分程度放置します。その後は、十分な水ですすげば掃除は完了です。

面台の穴と排水管を一緒に洗浄するならコレ

「らくハピ マッハ泡バブルーン 洗面台の排水管」は、洗面台の排水管からオーバーフロー管まで、泡の威力で汚れを押し流します。塩素不使用なのでツンとした臭いが苦手な方にもおすすめです。

泡の力で排水管の洗浄や消臭、除菌まで！

泡の力で洗面台の排水管やオーバーフロー管の汚れやつまりを押し流す、新しい発想の排水管用洗浄剤です。排水管の消臭もおこない、臭いが気になっている方にもおすすめです。汚れが気になるときには、30分程度つけ置きすると、さらに洗浄や消臭効果が得られます。

濃度の高いパイプクリーナーもおすすめ

オーバーフロー穴は、パイプクリーナーでも掃除ができます。特に濃度の高い「パイプユニッシュ プロ」がおすすめで、オーバーフロー穴から液剤を流し込み、15分～30分置いたら十分な水で流します。

強い洗剤が苦手な方は酸素系漂白剤

強い洗剤を使うのに抵抗がある方は、酸素系漂白剤も掃除可能です。

30～50℃程度のコップ1～2杯のお湯に、酸素系漂白剤を100gほど溶かし、穴へ流し込みます。しばらく放置し、水またはぬるま湯で一気に流したら掃除完了です。

洗面台の穴から虫が出てきたら……

オーバーフロー穴から虫が出てきたら、不快に思う方も多いはずです。基本的に下水から虫が入ってくることはありませんが、オーバーフロー穴から入り込むことがあります。

そのため、虫が気になる方は定期的にオーバーフロー穴と管を掃除することをおすすめします。

また、オーバーフロー穴に侵入を防ぐためカバーするアイテムもあるので、虫が苦手という方は使ってみるのも手かもしれません。

▼ 「uxcell シンク盆地トリムオーバーフローカバー」

工具を使わず差し込むだけ！

「uxcell シンク盆地トリムオーバーフローカバー」は、プラスチック製で耐摩耗性や耐食性があります。また、工具を使わずに押し込むだけで簡単に装着できるのも魅力のひとつです。洗面台や台所の流し台などのオーバーフロー穴に装着できます。

オーバーフロー管から水漏れ？

通常、オーバーフロー管は柔らかく耐久性がいいビニール素材が多く使われていますが、経年劣化とともに伸縮し、固くなることもあります。また、排水するために、ある程度引っ張って傾斜をつけ接着をします。

そのため、オーバーフロー管の接着部分で水漏れすることもあるので、洗面台から水が漏れていると思ったら、ここも確認をしてみましょう。

洗面台の掃除を徹底的におこなうならプロに依頼

洗面台の穴の汚れの掃除なら「くらしのマーケット」がおすすめ！

洗面台の穴の汚れが気になるという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

洗面台の穴の掃除から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

洗面台の掃除や水漏れにお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

洗面台の穴（オーバーフロー）の掃除に関するQ＆A

Q1. 洗面台の穴は塞いでも大丈夫？

A. 塞ぐのはおすすめできません。

虫や臭いが気になり、塞ぎたいと思う方もいるはずですが、水が溢れ出さないように排水する穴のため、完全に塞ぐことはおすすめできません。虫や臭いの対策として、定期的な掃除が有効的です。

Q2. オーバーフローから臭いがするのはなぜ？

A. 石鹸カスや皮脂汚れなどが流れ込み溜まることで、臭いが発生している可能性があります。

オーバーフロー穴から臭いがしたら、下水からあがる臭いではなく、オーバーフロー管の中に汚れが溜まっている可能性が高いです。そのため、穴や管の中の掃除をする必要があります。この記事で紹介している掃除方法を試してみてください。

水回りに関する他の記事はこちら！

※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年1月）に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※本サイト上で表示されるコンテンツの一部は、アマゾンジャパン合同会社またはその関連会社により提供されたものです。これらのコンテンツは「現状有姿」で提供されており、随時変更または削除される場合があります。